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公開番号2025031424
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023147979
出願日2023-08-25
発明の名称根菜類の皮むき洗浄装置
出願人株式会社タガミ
代理人個人
主分類A23N 12/02 20060101AFI20250228BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】大量の根菜類を同時に効率良く洗浄・皮むき処理することができるとともに、栄養価が高い薄皮が残った状態で皮を剥くことができる根菜類の皮むき洗浄装置を提供する。
【解決手段】
内部に根菜類を入れる空間が形成された処理槽2と、前記処理槽2の内部に水を供給する給水手段3と、横方向に長く設けられた芯部の周囲に放射状に多数の毛を突設したブラシ毛を有し該芯部の回転軸周りに回転する回転ブラシ4であって、前記処理槽の内部に略U字状又は略J字状に互いに近接して円弧状配列された複数の回転ブラシ4と、前記回転ブラシ4を軸回り回転駆動させる駆動手段5と、を備え、前記複数の回転ブラシ4の回転速度を210回転/分以上に設定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
内部に根菜類を入れる空間が形成された処理槽と、
前記処理槽の内部に水を供給する給水手段と、
横方向に長く設けられた芯部の周囲に放射状に多数の毛を突設したブラシ毛を有し該芯部の中心軸周りに回転する回転ブラシであって、前記処理槽の内部に略U字状又は略J字状に互いに近接して円弧状配列された複数の回転ブラシと、
前記回転ブラシを軸回り回転駆動させる駆動手段と、を備え、
前記複数の回転ブラシの回転速度を210回転/分以上に設定したことを特徴とする根菜類の皮むき洗浄装置。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
前記回転ブラシのブラシ毛はナイロン製であり、各ブラシ毛の直径が0.45mm以上0.55mm以下に設定されたことを特徴とする請求項1記載の根菜類の皮むき洗浄装置。
【請求項3】
前記回転ブラシのブラシ毛はナイロン製であり、各ブラシ毛の芯部からの突出長さが74mm以上78mm以下に設定されたことを特徴とする請求項1又は2記載の根菜類の皮むき洗浄装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、里芋等の根菜類を洗浄しながら薄皮を残した状態で皮むきする根菜類の皮むき洗浄装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
里芋等の根菜類は、土中から掘り起こして収穫されることから、周囲に泥が付着しており、出荷等する前に泥をきれいに落として清潔にし扱いやすくするために洗浄処理が行われる場合も多い。
【0003】
多数の根菜類を洗浄するのに手作業で行うのは時間、労力がかかることから、従来、例えば、多数の根菜類を連続して洗浄する連続洗浄機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
特許文献1の根菜類の連続洗浄機は、互いに近接し、しかも平行となってフレームに軸支されて、被洗浄物の移送方向に駆動回転される複数本のブラシロールと、該複数本のブラシロールの上方にこれらと相対向して配置されて、前記フレームに支持された上ブラシと、前記複数本のブラシロールの下方に配設されて、内部に収容された洗浄水の中に該ブラシロールの下半部が浸された状態を維持するための水槽とを備え、駆動回転している複数のブラシロールと上ブラシとの間を通過させながら被洗浄物を連続的に洗浄し、排出側にシャワー装置を配設したものであった。
【0005】
洗浄された根菜類は、そのまま商品として出荷されるものもあるが、近年では、購入後の調理の手間を省略したり家庭ごみを減らすことができるように、皮を剥いた状態で真空パック等を施したり、冷凍状態としたりして販売する商品も流通している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平8-38136号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1のような根菜類の連続洗浄機では、例えば、里芋のように独特で大小様々なサイズ・形状の根菜類の場合には、その表面を確実に洗浄することが困難な場合があった。
【0008】
また、根菜類の皮を剥いた商品とする場合には、特許文献1のような洗浄機での洗浄後に、皮を剥く作業が必要であるが、手作業では時間・労力がかかり、人手不足となっている等の問題があった。
【0009】
さらに、里芋等の根菜類は、皮部分に近い薄皮部分が可食部よりも栄養や旨味成分が多いことが知られているが、従来の手作業等での皮むきでは、大量の根菜類を薄皮を残した状態での皮むきは極めて困難であり、皮に近い可食部も一緒にカットされたり削り取られたりして、多くの廃棄ロスが生じている。
【0010】
よって、食べられる根菜類の可食部のロスが比較的多く、歩留まりが悪いとともに、産業廃棄物の量も多くなり環境負荷が大きい問題があった。
(【0011】以降は省略されています)

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