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公開番号2025031296
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023137432
出願日2023-08-25
発明の名称コンピュータプログラム、回路設計支援装置及び回路設計支援方法
出願人テルモ株式会社
代理人個人,個人
主分類A61M 1/36 20060101AFI20250228BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】コンピュータプログラム、回路設計支援装置及び回路設計支援方法の提供。
【解決手段】体外循環回路を表す回路図を取得し、取得した回路図を評価し、取得した回路図と共に評価結果を出力する処理をコンピュータに実行させる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
体外循環回路を表す回路図を取得し、
取得した回路図を評価し、
取得した回路図と共に評価結果を出力する
処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記回路図に含まれる複数の回路要素の関係性を評価する
処理を前記コンピュータに実行させるための請求項1記載のコンピュータプログラム。
【請求項3】
前記回路図に含まれる複数の回路要素の夫々について充填量に係る情報を取得し、
前記回路要素を接続する流路の流路長及び流路径に係る情報を取得し、
取得した流路長及び流路径に係る情報に基づき、流路部分の充填量を算出し、
取得した前記回路要素の夫々の充填量の情報と、算出した前記流路部分の充填量とに基づき、前記回路図が示す体外循環回路の総充填量を算出し、
患者の循環血液量を推定し、
算出した前記体外循環回路の総充填量と、推定した前記患者の循環血液量とに基づき、前記体外循環回路における血液希釈率を評価する
処理を前記コンピュータに実行させるための請求項1記載のコンピュータプログラム。
【請求項4】
前記回路図に含まれる指定された種類の回路要素について血栓発生指数に係る情報を取得し、
前記回路要素の数をカウントし、
取得した血栓発生指数に係る情報と、カウントした前記回路要素の数とに基づき、前記回路図が示す体外循環回路における血栓発生リスクを評価する
処理を前記コンピュータに実行させるための請求項1記載のコンピュータプログラム。
【請求項5】
前記体外循環回路に関する情報を取得し、
取得した情報に基づき、評価対象の回路図を生成する
処理を前記コンピュータに実行させるための請求項1から請求項4の何れか1つに記載のコンピュータプログラム。
【請求項6】
前記体外循環回路に関する情報として、前記体外循環回路を模式的に表す模式図を取得し、
取得した模式図から前記体外循環回路を構成する複数の回路要素と、該複数の回路要素を接続する流路とを特定し、
特定した流路に基づいて前記複数の回路要素を接続することにより前記回路図を生成する
処理を前記コンピュータに実行させるための請求項5記載のコンピュータプログラム。
【請求項7】
前記体外循環回路に関する情報として、前記体外循環回路の用途を表す情報を取得し、
取得した用途の情報に基づき前記回路図を生成する
処理を前記コンピュータに実行させるための請求項5記載のコンピュータプログラム。
【請求項8】
事前に生成された1又は複数の回路図の中から、評価対象の回路図を取得する
処理を前記コンピュータに実行させるための請求項1から請求項4の何れか1つに記載のコンピュータプログラム。
【請求項9】
前記回路図に基づき前記体外循環回路の動作をシミュレートし、
前記動作のシミュレート結果に基づき、前記回路図を評価する
処理を前記コンピュータに実行させるための請求項1から請求項4の何れか1つに記載のコンピュータプログラム。
【請求項10】
前記回路図に対する修正を受付け、
修正された回路図を評価し、
評価結果を出力する
処理を前記コンピュータに実行させるための請求項1から請求項4の何れか1つに記載のコンピュータプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コンピュータプログラム、回路設計支援装置及び回路設計支援方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、心臓疾患の開心術時や、急激に進行する循環不全または心肺停止状態に対して一時的に生命を維持するために、患者の血液の循環を補助する体外循環回路が使用されている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-299729号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
体外循環回路の回路構成は、病院毎若しくは臨床工学技士毎の要求に応じて個別に設計される。体外循環回路を製造・販売するメーカは、病院毎若しくは臨床工学技士毎の要求に応じて、体外循環回路の回路構成を設計しなければならず、大きな負担となっている。
【0005】
一つの側面では、体外循環回路の回路構成を設計する際の作業負担を軽減できるコンピュータプログラム、回路設計支援装置及び回路設計支援方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本開示のコンピュータプログラムは、体外循環回路を表す回路図を取得し、取得した回路図を評価し、取得した回路図と共に評価結果を出力する処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムである。
【0007】
(2)上記(1)のコンピュータプログラムにおいて、前記回路図に含まれる複数の回路要素の関係性を評価する処理を前記コンピュータに実行させることが好ましい。
【0008】
(3)上記(1)又は(2)のコンピュータプログラムにおいて、前記回路図に含まれる複数の回路要素の夫々について充填量に係る情報を取得し、前記回路要素を接続する流路の流路長及び流路径に係る情報を取得し、取得した流路長及び流路径に係る情報に基づき、流路部分の充填量を算出し、取得した前記回路要素の夫々の充填量の情報と、算出した前記流路部分の充填量とに基づき、前記回路図が示す体外循環回路の総充填量を算出し、患者の循環血液量を推定し、算出した前記体外循環回路の総充填量と、推定した前記患者の循環血液量とに基づき、前記体外循環回路における血液希釈率を評価する処理を前記コンピュータに実行させることが好ましい。
【0009】
(4)上記(1)から(3)の何れか1つに記載のコンピュータプログラムにおいて、前記回路図に含まれる指定された種類の回路要素について血栓発生指数に係る情報を取得し、前記回路要素の数をカウントし、取得した血栓発生指数に係る情報と、カウントした前記回路要素の数とに基づき、前記回路図が示す体外循環回路における血栓発生リスクを評価する処理を前記コンピュータに実行させることが好ましい。
【0010】
(5)上記(1)から(4)の何れか1つに記載のコンピュータプログラムにおいて、前記体外循環回路に関する情報を取得し、取得した情報に基づき、評価対象の回路図を生成する処理を前記コンピュータに実行させることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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