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公開番号
2025031202
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023137259
出願日
2023-08-25
発明の名称
2部材の連結構造
出願人
第一工業株式会社
代理人
個人
主分類
F16B
12/16 20060101AFI20250228BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】2つの部材間での結合力を向上させることができる2部材の連結構造を提供する。
【解決手段】机100は、脚体110上に天板120が連結されている。天板120は、板状に形成されており、天板側取付部122a~122f,125を備えている。天板側取付部122a~122fは、棒体の先端部が針状に尖って形成されて脚体110の脚体側取付部115a~115d,115f~115iを貫通した取付貫通体119が嵌合する貫通体嵌合部123が密集して形成されている。この貫通体嵌合部123は、第1嵌合部123aと第2嵌合部123bとで構成されている。第1嵌合部123aは、取付貫通体119の外形よりも狭い溝状に形成されている。第2嵌合部123bは、第1嵌合部123aの最奥部に形成されて取付貫通体119の先端部が差し込まれる中実に形成されている。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1部材と第2部材とに棒体の先端部が針状に尖って形成された取付貫通体を差し込んで前記第1部材と前記第2部材とを連結する2部材の連結構造であって、
前記第2部材は、
前記第1部材を貫通した前記取付貫通体が嵌合する貫通体嵌合部を有し、
前記貫通体嵌合部は、
前記取付貫通体の外形よりも狭い穴状または溝状に形成された第1嵌合部と、
前記第1嵌合部の最奥部に形成されて前記取付貫通体の先端部が差し込まれる中実の第2嵌合部とを有することを特徴とする2部材の連結構造。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
請求項1に記載した2部材の連結構造において、
前記取付貫通体は、
前記第2嵌合部を貫通していることを特徴とする2部材の連結構造。
【請求項3】
請求項1に記載した2部材の連結構造において、
前記第1嵌合部は、
前記取付貫通体が差し込まれることで外側に変形する肉厚の板状に形成されていることを特徴とする2部材の連結構造。
【請求項4】
請求項1に記載した2部材の連結構造において、
前記第1嵌合部は、
深さ方向の長さが前記第2嵌合部よりも長く形成されていることを特徴とする2部材の連結構造。
【請求項5】
請求項1に記載した2部材の連結構造において、
前記第1嵌合部は、
蛇行する溝状に形成されていることを特徴とする2部材の連結構造。
【請求項6】
請求項1に記載した2部材の連結構造において、
前記第1嵌合部は、
断面形状が六角形状の穴状に形成されていることを特徴とする2部材の連結構造。
【請求項7】
請求項1に記載した2部材の連結構造において、
前記第2部材は、
複数の前記貫通体嵌合部が密集して形成されていることを特徴とする2部材の連結構造。
【請求項8】
請求項1に記載した2部材の連結構造において、
前記貫通体嵌合部は、
前記第2部材に一体的に成形されていることを特徴とする2部材の連結構造。
【請求項9】
請求項1に記載した2部材の連結構造において、
前記貫通体嵌合部における前記第1嵌合部は、
開口部側よりも最奥部側の方が小さな大きさに形成されていることを特徴とする机用天板。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、第1部材と第2部材とに棒体の先端部が針状に尖って形成された取付貫通体を貫通させて第1部材と第2部材とを互いに連結する2部材の連結構造に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、第1部材と第2部材とを互いに連結する2部材の連結構造がある。例えば、下記特許文献1には、略U字状に形成された溝の溝幅をタッピングねじの呼び寸法の65~95%の範囲の寸法に形成した押出し材のねじ用溝形状が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-76431号公報
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載したねじ用溝形状においては、タッピングねじは略U字状の溝を形成する2つの壁部分にのみねじ嵌合する構成であるため、溝内に雌ねじを形成する負担を軽減できる利点がある一方でタッピングねじと溝との結合力が弱いという問題がある。
【0005】
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、2つの部材間での結合力を向上させることができる2部材の連結構造を提供することにある。
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の特徴は、第1部材と第2部材とに棒体の先端部が針状に尖って形成された取付貫通体を差し込んで第1部材と第2部材とを連結する2部材の連結構造であって、第2部材は、第1部材を貫通した取付貫通体が嵌合する貫通体嵌合部を有し、貫通体嵌合部は、取付貫通体の外形よりも狭い穴状または溝状に形成された第1嵌合部と、第1嵌合部の最奥部に形成されて取付貫通体の先端部が差し込まれる中実の第2嵌合部とを有することにある。
【0007】
このように構成した本発明の特徴によれば、2部材の連結構造は、穴状または溝状に形成された第1嵌合部の最奥部に取付貫通体の先端部が差し込まれる中実の第2嵌合部を有しているため、取付貫通体の先端部側の部分の全周がねじ嵌合することで結合力を向上させることができる。
【0008】
また、本発明の他の特徴は、前記2部材の連結構造において、取付貫通体は、第2嵌合部を貫通していることにある。
【0009】
これによれば、2部材の連結構造は、取付貫通体が第2嵌合部を貫通しているため、第1部材と第2部材との結合力を向上させることができる。また、2部材の連結構造は、取付貫通体が第2嵌合部を貫通しているため、第2嵌合部に対する取付貫通体の嵌合量不足を確認することもできる。
【0010】
また、本発明の他の特徴は、前記2部材の連結構造において、第1嵌合部は、取付貫通体が差し込まれることで外側に変形する肉厚の板状に形成されていることにある。
(【0011】以降は省略されています)
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