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公開番号
2025030971
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023136880
出願日
2023-08-25
発明の名称
移送デバイスおよび移送方法
出願人
テルモ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A61F
2/02 20060101AFI20250228BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】シート状留置物を、体内の目的の位置へ低侵襲で容易に移送して留置できる移送デバイスおよび移送方法を提供する。
【解決手段】体内へシート状留置物110を移送する移送デバイス10であって、長尺なシャフト30と、シャフト30の先端部に固定されて当該シャフト30の長軸を中心とする径方向に沿って縮径可能であり、かつ可撓性を備える支持体40と、を有する支持デバイス20と、支持デバイス20の少なくとも一部を収容可能な溝61が形成された保持デバイス60と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
体内へシート状留置物を移送する移送デバイスであって、
長尺なシャフトと、前記シャフトの先端部に固定されて当該シャフトの長軸を中心とする径方向に沿って縮径可能であり、かつ可撓性を備える支持体と、を有する支持デバイスと、
前記支持デバイスの少なくとも一部を収容可能な溝または貫通孔が形成された保持デバイスと、を有することを特徴とする移送デバイス。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記支持体は、前記シャフトから径方向の外側へ突出する複数のブラシ毛を有し、
前記ブラシ毛は、先端側へ傾いていることを特徴とする請求項1に記載の移送デバイス。
【請求項3】
前記支持体は、前記シャフトから径方向の外側へ突出する発泡体を有することを特徴とする請求項1に記載の移送デバイス。
【請求項4】
前記支持デバイスは、前記シャフトの前記支持体よりも基端側に固定されて径方向外側へ突出するフランジを有することを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の移送デバイス。
【請求項5】
前記シャフトは、前記支持体が固定される位置で湾曲していることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の移送デバイス。
【請求項6】
体内へシート状留置物を移送する移送方法であって、
長尺なシャフトと、前記シャフトの先端部に固定されて当該シャフトの長軸を中心とする径方向に沿って縮径可能であり、かつ可撓性を備える支持体と、を有する支持デバイスの前記支持体の周囲に、前記シート状留置物を巻き付けて保持し、
溝または貫通孔が形成された保持デバイスの前記溝または貫通孔に、前記支持デバイスの少なくとも一部を収容した状態で、前記保持デバイスおよび前記支持デバイスを、体内へ挿入された筒体を介して体内へ挿入し、
体内で前記支持体を前記保持デバイスから突出させて、前記支持体に巻き付いた前記シート状留置物を広げつつ目的の位置に留置することを特徴とする移送方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、移送デバイスおよび移送方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、培養した細胞をシート状に形成した移植物を、損傷した臓器に被せて移植する治療が行われている(例えば特許文献1を参照。)。シート状の移植物は、臓器の表面に移植されると、臓器の表面の血管を血管床として、長期の生存が可能である。
【0003】
また、培養した細胞を有する移植物以外にも、シート状の部材を体内に留置する場合がある。以下では、シート状の移植物やそれ以外の部材を、シート状留置物と称する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-198442号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
シート状の移植物等のシート状留置物は、ある程度の大きさを有することから、体内の臓器の表面への留置は、通常、外科的に生体を切り開き、臓器表面を露出させて行われる。しかしながら、外科的に生体を切り開くことは、患者にとって大きな負担である。
【0006】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、シート状留置物を、体内の目的の位置へ低侵襲で容易に移送して留置できる移送デバイスおよび移送方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的は、下記(1)に記載の発明により達成される。
(1) 本発明に係る移送デバイスは、体内へシート状留置物を移送する移送デバイスであって、長尺なシャフトと、前記シャフトの先端部に固定されて当該シャフトの長軸を中心とする径方向に沿って縮径可能であり、かつ可撓性を備える支持体と、を有する支持デバイスと、前記支持デバイスの少なくとも一部を収容可能な溝または貫通孔が形成された保持デバイスと、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
上記(1)に記載の移送デバイスは、支持体の周囲にシート状留置物を巻き付けた支持デバイスを保持デバイスの溝または貫通孔に収容して、体内へ挿入された筒体を介して、シート状留置物を体内へ移送できる。支持デバイスの支持体は、体内で保持デバイスの溝または貫通孔から突出でき、縮径しつつ撓むことで、巻き付いたシート状留置物を目的の位置で広げつつ容易に放出できる。このため、本移送デバイスは、シート状留置物を、体内の目的の位置へ低侵襲で容易に移送して留置できる。
【0009】
(2) 上記(1)に記載の移送デバイスにおいて、前記支持体は、前記シャフトから径方向の外側へ突出する複数のブラシ毛を有し、前記ブラシ毛は、先端側へ傾いてもよい。これにより、支持体は、径方向に沿って縮径可能であり、かつ可撓性を備えることができる。そして、ブラシ毛とシート状留置物との間の摩擦力が、ブラシ毛が先端方向へ移動する際には大きくなり、基端方向へ移動する際には小さくなる。このため、支持デバイスを先端方向へ移動させることで、ブラシ毛に支持されたシート状留置物を、先端方向へ良好に移送できるとともに、支持デバイスを基端方向へ移動させることで、シート状留置物を残してブラシ毛だけを基端方向へ移動させることが容易である。
【0010】
(3) 上記(1)に記載の移送デバイスにおいて、前記支持体は、前記シャフトから径方向の外側へ突出する発泡体を有してもよい。これにより、支持体は、径方向に沿って縮径可能であり、かつ可撓性を備えることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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