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公開番号2024167139
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-02
出願番号2023083539
出願日2023-05-20
発明の名称消臭剤
出願人株式会社アルサ
代理人個人
主分類A61L 9/013 20060101AFI20241125BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】天然成分を主成分としつつ原料の供給能力への依存度を低くできる消臭剤を提供する。
【解決手段】本発明の消臭剤は、ギンバイカの抽出液と、エタノール製剤と、水とを含む。これにより、高い消臭機能を発揮する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ギンバイカの抽出液と、
エタノール製剤と、
水と、を含む消臭剤。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記ギンバイカの抽出液は、ギンバイカの花、葉および茎の少なくとも一つを水溶性抽出したものである、請求項1記載の消臭剤。
【請求項3】
前記水溶性抽出は、所定温度条件および所定時間条件に基づいて、ギンバイカの花、葉および茎の少なくとも一つが水に浸されるオートクレーブ抽出による、請求項2記載の消臭剤。
【請求項4】
前記ギンバイカの抽出液は、ギンバイカの花、葉および茎の少なくとも一つをアルコール抽出したものである、請求項1記載の消臭剤。
【請求項5】
前記ギンバイカの抽出液は、ギンバイカの花、葉および茎の少なくとも一つを熱水抽出したものである、請求項1記載の消臭剤。
【請求項6】
更に、ベチバーの根の抽出液を含む、請求項1記載の消臭剤。
【請求項7】
更に、乳酸およびクエン酸ナトリウムの少なくとも一方を含む、請求項1記載の消臭剤。
【請求項8】
前記水は、全体に対して略70体積%~77.5体積%であり、
前記エタノール製剤は、全体に対して、略22.5体積%~30体積%であり、
前記ギンバイカの抽出液は、残部である、請求項1記載の消臭剤。
【請求項9】
前記水は、水道水と精製水とを含む、請求項6記載の消臭剤。
【請求項10】
更に、精油を含む、請求項1記載の消臭剤。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、消臭機能を有する消臭剤であって、ギンバイカの抽出物を主成分とする消臭剤に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、体臭、ペットの臭い、タバコの臭い、ごみの臭い、飲食物の臭いなどに敏感に反応する人が増えている傾向がある。体臭であれば、自身から発せられる各人特有のにおいであったり、加齢臭であったりする。清潔感や衛生感を重視する傾向が強まるにつれ、自身から発せられる臭いを抑えたいという欲求が高まっている。この欲求は、日本社会の高齢化に伴って、ますます増加すると考えられる。
【0003】
また、都市型生活の進歩や清潔志向の高まりで、室内のペットの臭いやタバコの臭いを抑えたり、消したりしたいという欲求も高まっている。来客時に、即座に臭いを消したい場合はもちろんのこと、日常生活においても、臭いを抑えたくなることも多い。
【0004】
例えば、たばこやペットの臭いを室内で感じた場合に、これを早期に消したいという要望が生じることも多い。住宅、オフィスなどの室内に加えて、車内の臭いを消したいという要望が生じることもある。あるいは、衣服に着いた臭いを消したいという要望が生じることもある。
【0005】
更に、家庭での消臭欲求の延長として、家庭以外でも消臭をしたいとの欲求も高まっている。例えば、旅行先や出張先のホテルや旅館の室内を消臭したいとの欲求は年々高まっている。あるいは、旅行先や出張先で、衣服を消臭したいという要望も高まっている。これらの結果、ホテルや旅館の部屋に、消臭剤や芳香剤が設置されることも多くなっている。いわゆるスプレー方式の消臭ボトルなどが、ホテルや旅館の部屋に設置される。
【0006】
このように家庭はもちろんのことホテルの部屋などに設置される消臭剤は、化学的成分を主成分とするものが多い。化学合成された主成分を含む消臭剤は、不快な臭いと異なる臭いを生じさせて悪臭を気付きにくくしたり、悪臭の原因を分解したりする。化学合成された化学的成分が、これらの機能を生じさせるので、臭いに気付きにくくなったり、臭いが消えたりする点での効果を生じさせる。
【0007】
しかしながら、これらの化学合成された化学的成分を主成分とする消臭剤は、主成分が化学的成分であるために、副作用を生じさせることもある。例えば、化学的成分が、アレルギーを生じさせたり、臭い以外の不快感を生じさせたりすることがある。化学的成分を主成分とする消臭剤では、これらの副作用が全て事前確認されることは難しい。
【0008】
一方、自然志向の高まりに伴って、化学的成分を主成分とする消臭剤よりも、天然成分を主成分とする消臭剤が求められるようになってきている。化学的成分よりも天然成分を主成分とする消臭剤の方が、現代の価値観や嗜好に適するようになってきている。これは、我が国だけでなく、他国においても同様であり、特に先進国や新興国などの文化の成熟度が高い国において同様である。
【0009】
このような状況において、天然成分を主成分とする消臭剤が求められている。しかしながら、消臭に適した天然成分の原料となる動植物などを探すことは難しい問題がある。また、その精製や配合の難しさといった問題がある。加えて、天然由来の素材を主成分とすることでの、製造コストの高さや製造の難しさなども存在する。原料の安定調達の難しさもある。
【0010】
このように、天然成分を主成分とする消臭剤が求められているが、主たる技術が確立されてこなかったのが実情である。このため、家庭はもちろんのこと、ホテルや旅館などに設置される消臭剤は、まだまだこのような化学的成分を主成分とするものが多い。
(【0011】以降は省略されています)

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