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公開番号
2025030966
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023136870
出願日
2023-08-25
発明の名称
光通信システム、子局装置および光通信方法
出願人
住友電気工業株式会社
代理人
弁理士法人ワンディ-IPパ-トナ-ズ
主分類
H04B
10/2575 20130101AFI20250228BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】光通信システムにおけるRF信号の受信レンジを拡大する。
【解決手段】光通信システムは、アンテナを介して受信したRF信号を分岐する分岐部と、前記RF信号に基づく第1のアナログ信号を生成する第1の受信回路と、前記RF信号に基づく第2のアナログ信号を生成する第2の受信回路と、前記第1のアナログ信号および前記第2のアナログ信号を含む光信号を伝送する光信号生成回路と、前記光信号から前記第1のアナログ信号および前記第2のアナログ信号を取得するアナログ信号取得回路と、前記第1のアナログ信号をデジタル変換することにより第1のデジタル信号を生成する第1のADCと、前記第2のアナログ信号をデジタル変換することにより第2のデジタル信号を生成する第2のADCとを備え、前記第1の受信回路および前記第2の受信回路は、受信利得および雑音指数が互いに異なる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
移動体用通信に用いられる光通信システムであって、
アンテナを介して受信したRF信号を分岐する分岐部と、
前記分岐部により分岐された前記RF信号に基づく第1のアナログ信号を生成する第1の受信回路と、
前記分岐部により分岐された前記RF信号に基づく第2のアナログ信号を生成する第2の受信回路と、
前記第1の受信回路により生成された前記第1のアナログ信号および前記第2の受信回路により生成された前記第2のアナログ信号を含む光信号を生成し、生成した前記光信号を、光ファイバを介して伝送する光信号生成回路と、
前記光信号生成回路により伝送された前記光信号から前記第1のアナログ信号および前記第2のアナログ信号を取得するアナログ信号取得回路と、
前記アナログ信号取得回路により取得された前記第1のアナログ信号をデジタル変換することにより第1のデジタル信号を生成する第1のADC(Analog to Digital Converter)と、
前記アナログ信号取得回路により取得された前記第2のアナログ信号をデジタル変換することにより第2のデジタル信号を生成する第2のADCとを備え、
前記第1の受信回路および前記第2の受信回路は、受信利得および雑音指数が互いに異なる、光通信システム。
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【請求項2】
前記光通信システムは、さらに、
前記第1のADCにより生成された前記第1のデジタル信号を復調することにより、復調信号である第1の復調信号を生成する第1の復調部と、
前記第2のADCにより生成された前記第2のデジタル信号を復調することにより、復調信号である第2の復調信号を生成する第2の復調部と、
前記第1の復調部により生成された前記第1の復調信号、および前記第2の復調部により生成された前記第2の復調信号を含む複数の前記復調信号の品質に基づいて、前記複数の前記復調信号のうちのいずれか1つの選択に関する決定を行う選択部とを備える、請求項1に記載の光通信システム。
【請求項3】
前記第1の受信回路は、第1の周波数帯の前記第1のアナログ信号を生成し、
前記第2の受信回路は、前記第1の周波数帯と重複しない第2の周波数帯の前記第2のアナログ信号を生成し、
前記光信号生成回路は、前記第1のアナログ信号と前記第2のアナログ信号とが周波数多重された電気信号を含む前記光信号を生成して前記アナログ信号取得回路へ送信する、請求項1または請求項2に記載の光通信システム。
【請求項4】
前記第1の受信回路は、第1の周波数帯の前記第1のアナログ信号を生成し、
前記第2の受信回路は、前記第1の周波数帯と少なくとも一部が重複する第3の周波数帯の前記第2のアナログ信号を生成し、
前記光信号生成回路は、前記第1のアナログ信号を含む第1の光信号と、前記第2のアナログ信号を含む第2の光信号とが光波長多重された前記光信号を生成して前記アナログ信号取得回路へ送信する、請求項1または請求項2に記載の光通信システム。
【請求項5】
移動体用通信に用いられる子局装置であって、
アンテナを介して受信したRF信号を分岐する分岐部と、
前記分岐部により分岐された前記RF信号に基づく第1のアナログ信号を生成する第1の受信回路と、
前記分岐部により分岐された前記RF信号に基づく第2のアナログ信号を生成する第2の受信回路と、
前記第1の受信回路により生成された前記第1のアナログ信号および前記第2の受信回路により生成された前記第2のアナログ信号を含む光信号を生成する光信号生成回路とを備え、
前記第1の受信回路および前記第2の受信回路は、受信利得および雑音指数が互いに異なる、子局装置。
【請求項6】
移動体用通信に用いられる光通信システムにおける光通信方法であって、
アンテナを介して受信したRF信号を分岐するステップと、
分岐した前記RF信号に基づく第1のアナログ信号および第2のアナログ信号を生成するステップと、
生成した前記第1のアナログ信号および前記第2のアナログ信号を含む光信号を生成するステップと、
生成した前記光信号を、光ファイバを介して伝送するステップと、
伝送した前記光信号から前記第1のアナログ信号および前記第2のアナログ信号を取得するステップと、
取得した前記第1のアナログ信号をデジタル変換することにより第1のデジタル信号を生成するステップと、
取得した前記第2のアナログ信号をデジタル変換することにより第2のデジタル信号を生成するステップとを含み、
前記第1のアナログ信号および前記第2のアナログ信号を生成するステップにおいては、受信利得および雑音指数が互いに異なる第1の受信回路および第2の受信回路を用いて、前記第1のアナログ信号および前記第2のアナログ信号をそれぞれ生成する、光通信方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、光通信システム、子局装置および光通信方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、アナログ信号を光変調して伝送する技術が開発されている。たとえば、非特許文献1(今荘義弘、“RoFデバイスの基礎と使用の実際”、RFワールド、CQ出版株式会社、2011年10月29日、No.16、p.107-108)には、RoF(Radio over Fiber)技術を用いた光通信システムが開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
今荘義弘、“RoFデバイスの基礎と使用の実際”、RFワールド、CQ出版株式会社、2011年10月29日、No.16、p.107-108
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
非特許文献1に記載の技術を超えて、光通信システムにおけるRF(Radio Freqency)信号の受信レンジを拡大することが可能な技術が望まれる。
【0005】
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、光通信システムにおけるRF信号の受信レンジを拡大することが可能な光通信システム、子局装置および光通信方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の光通信システムは、移動体用通信に用いられる光通信システムであって、アンテナを介して受信したRF信号を分岐する分岐部と、前記分岐部により分岐された前記RF信号に基づく第1のアナログ信号を生成する第1の受信回路と、前記分岐部により分岐された前記RF信号に基づく第2のアナログ信号を生成する第2の受信回路と、前記第1の受信回路により生成された前記第1のアナログ信号および前記第2の受信回路により生成された前記第2のアナログ信号を含む光信号を生成し、生成した前記光信号を、光ファイバを介して伝送する光信号生成回路と、前記光信号生成回路により伝送された前記光信号から前記第1のアナログ信号および前記第2のアナログ信号を取得するアナログ信号取得回路と、前記アナログ信号取得回路により取得された前記第1のアナログ信号をデジタル変換することにより第1のデジタル信号を生成する第1のADC(Analog to Digital Converter)と、前記アナログ信号取得回路により取得された前記第2のアナログ信号をデジタル変換することにより第2のデジタル信号を生成する第2のADCとを備え、前記第1の受信回路および前記第2の受信回路は、受信利得および雑音指数が互いに異なる。
【0007】
本開示の一態様は、このような特徴的な処理部を備える親局装置として実現され得るだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとする光通信方法として実現され得たり、かかるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現され得る。また、本開示の一態様は、親局装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現され得る。
【0008】
本開示の一態様は、このような特徴的な処理部を備える子局装置として実現され得るだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとする光通信方法として実現され得たり、かかるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現され得る。また、本開示の一態様は、子局装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現され得る。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、光通信システムにおけるRF信号の受信レンジを拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本開示の第1の実施の形態に係る光通信システムの構成を示す図である。
図2は、比較例に係る通信システムの構成を示す図である。
図3は、比較例に係る通信システムにおけるRF信号の受信レンジを説明するための図である。
図4は、本開示の第1の実施の形態に係る子局装置および親局装置の構成を示す図である。
図5は、本開示の第1の実施の形態に係る基地局装置の構成を示す図である。
図6は、本開示の第1の実施の形態に係る子局装置における受信回路の構成を示す図である。
図7は、本開示の第1の実施の形態に係る光通信システムにおけるRF信号の受信レンジを説明するための図である。
図8は、本開示の第1の実施の形態に係る光通信システムにおけるRF信号の受信レンジを説明するための図である。
図9は、本開示の第1の実施の形態に係る光通信システムにおける通信のシーケンスの一例を示す図である。
図10は、本開示の第2の実施の形態に係る光通信システムの構成を示す図である。
図11は、本開示の第2の実施の形態に係る子局装置および親局装置の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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