TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025030639
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023136122
出願日
2023-08-24
発明の名称
空気調和機用搬送台車
出願人
エヌパット株式会社
代理人
個人
主分類
B65D
19/44 20060101AFI20250228BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】チャンバを破損することがなく、空気調和機の搬送及び積み下ろしを安全且つ簡単に行えるようにする。
【解決手段】機器本体110にチャンバ120,130が接続された空気調和機100を積載して搬送するための空気調和機用搬送台車1は、横倒し姿勢と起立姿勢とに姿勢変化させることが可能であり、空気調和機100を支持する支持フレーム2と、支持フレーム2に取り付けられ、支持フレーム2が起立姿勢のときに接地する複数の車輪3と、を有する。支持フレーム2は、横倒し姿勢において機器本体110の底面を支持する第1支持部10と、横倒し姿勢から起立姿勢に姿勢変化することに伴い、機器本体110の側面を支持する第2支持部20と、を備える。台車1は、起立姿勢のとき、チャンバ120,130を機器本体110の上側又は下側に配置した状態で搬送可能である。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
機器本体にチャンバが接続された空気調和機を積載して搬送するための空気調和機用搬送台車であって、
横倒し姿勢と起立姿勢とに姿勢変化させることが可能であり、前記空気調和機を支持する支持フレームと、
前記支持フレームに取り付けられ、前記支持フレームが前記起立姿勢のときに接地する複数の車輪と、
を有し、
前記支持フレームは、
前記横倒し姿勢において前記機器本体の底面を支持する第1支持部と、
前記横倒し姿勢から前記起立姿勢に姿勢変化することに伴い、前記機器本体の側面を支持する第2支持部と、
を備え、
前記起立姿勢のとき、前記チャンバを前記機器本体の上側又は下側に配置した状態で搬送可能であることを特徴とする空気調和機用搬送台車。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記支持フレームは、前記横倒し姿勢のときに水平姿勢となる一対の背面側フレーム材を有し、
前記一対の背面側フレーム材は、前記支持フレームが横倒し姿勢のときに前記第1支持部を所定高さ位置に保持し、前記第1支持部が前記機器本体の底面を支持したとき、前記機器本体の底面を地面に接触させないことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機用搬送台車。
【請求項3】
前記第1支持部は、前記一対の背面側フレーム材の間に横架される一対の第1横架材に設けられ、
前記一対の第1横架材は、前記機器本体の長さに相当する間隔を隔てて互いに平行な状態で前記一対の背面側フレーム材に支持されることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機用搬送台車。
【請求項4】
前記支持フレームは、前記横倒し姿勢のときに地面から所定高さの位置で前記一対の背面側フレーム材と平行に延びる一対の前面側フレーム材を有し、
前記第2支持部は、前記背面側フレーム材と前記前面側フレーム材との間に横架される第2横架材に設けられることを特徴とする請求項2又は3に記載の空気調和機用搬送台車。
【請求項5】
前記第1支持部は、前記横倒し姿勢において前記機器本体の底面を支持する板状部材で形成され、
前記板状部材は、前記支持フレームが横倒し姿勢のときに前記機器本体の底面を地面に接触させないことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機用搬送台車。
【請求項6】
前記空気調和機が前記第1支持部又は前記第2支持部によって支持された状態で前記空気調和機と前記支持フレームとを拘束する拘束部材、
を更に備えることを特徴とする請求項1、2、3又は5に記載の空気調和機用搬送台車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気調和機を搬送するための空気調和機用搬送台車に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
建築物の天井空間などに設置される空気調和機として、機器本体に対して吹出チャンバなどのチャンバが接続された構成のものが知られている。近年、この種の空気調和機において、機器本体とチャンバとの組み付け作業が工場で行われることが主流となりつつある。この場合、機器本体に対してチャンバが接続された状態の空気調和機が台車などに載せられて工場から設置対象となる建築物へ搬送される。
【0003】
従来、上記のような空気調和機を搬送するための台車として、種々の台車が提案されている。例えば、従来のひとつの台車として、底部に対して回動可能な側部を備えた台車が提案されている(例えば特許文献1の図25,図26)。この従来の台車は、台車の底部に2台の空気調和機を縦置きした状態で載置し、側部を起立させることで空気調和機を側方から支持する。台車は、輸送用のトラックなどに積載され、建築現場まで搬送される。建築現場の設置場所付近に到着すると、底部に対して回動可能な側部を空気調和機と共に横倒し状態にすることで、空気調和機の上面が上を向いた状態となる。
【0004】
また、従来の別の台車として、空気調和機の左右両側面に取り付けられた支持部材に係合して空気調和機を保持する保持部を有し、空気調和機を保持した状態で移動可能な台車が提案されている(例えば特許文献2)。この従来の台車は、支持部材を回動可能に保持しており、空気調和機を水平姿勢と起立姿勢との間で姿勢変化させることが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-76367号公報
特許第7146199号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、機器本体に対してチャンバが組み付けられると、空気調和機の平面サイズが大きくなる。一方、建築現場に設置される資材搬入用の仮設エレベーターには、その幅が1メートル程度しかない狭いタイプのものがある。また、各フロアの通路の中にも、通路幅が1メートル程度しかない狭い通路が存在することもある。そのため、工場で機器本体にチャンバを組み付けてしまうと、上記のような狭小箇所を如何にして搬送するかが課題となる。
【0007】
この課題に対し、特許文献1では、機器本体にチャンバが組み付けられた空気調和機を、水平姿勢ではなく、左右の側面を上下に向けた縦置き姿勢で台車に載せることが提案されている。空気調和機を縦置き姿勢とすることにより、空気調和機が占有する平面サイズを小さくすることが可能である。それ故、上記のような狭小箇所であっても空気調和機を搬送することができるようになる。
【0008】
一方、空気調和機を工場から建築現場へ搬送する際に、空気調和機を縦置き姿勢で輸送車両に積載すると、搬送時の振動によって内部の冷媒配管や熱交換器等を破損してしまう可能性がある。これを防止するためには、工場から建築現場へ搬送する際に、空気調和機を水平姿勢のままで輸送車両に積載することが望まれる。
【0009】
特許文献1のような台車を用いて建築現場の狭小箇所を搬送しようとすると、水平姿勢で搬入される空気調和機を建築現場において台車に載せ替える作業を行わなければならない。この場合、空気調和機を台車に載せ替える作業には、少なくとも水平姿勢の空気調和機の平面サイズと台車の平面サイズとを合わせた作業スペースが必要となる。しかし、建築現場によっては、輸送車両の積み荷を仮置きしておくスペースの他に十分な作業スペースを確保することが困難なことがある。そのような場合、建築現場において、輸送車両から降ろされる水平姿勢の空気調和機を縦置き姿勢に変換して台車に載せ替える作業を行うことは極めて難しいという問題がある。
【0010】
これに対し、特許文献2の台車は、機器本体にチャンバが接続された空気調和機を保持している状態で、空気調和機を水平姿勢と起立姿勢との間で姿勢変化させることが可能である。そのため、空気調和機を水平姿勢にした状態で台車をトラックに積載すれば、工場から建築現場へ搬送可能である。また、建築現場に到着すると、台車をトラックから降ろし、空気調和機を起立姿勢に変化させることで狭小箇所を搬送することが可能である。つまり、特許文献2の台車は、空気調和機を保持した状態で空気調和機を水平姿勢と起立姿勢に変化させることができるため、空気調和機を積載した状態で工場から設置場所まで搬送することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
ゴミ収集器
9日前
個人
段ボール箱
7日前
個人
段ボール箱
17日前
個人
宅配システム
9日前
個人
土嚢運搬器具
1か月前
個人
コード類収納具
1か月前
個人
貯蔵サイロ
13日前
三甲株式会社
蓋体
1か月前
個人
袋入り即席麺
22日前
個人
搬送システム
1日前
個人
テープカッター
1か月前
株式会社トーモク
封筒
15日前
個人
蜂蜜の垂れを無くす容器
1か月前
株式会社吉野工業所
容器
2か月前
株式会社トーモク
トレー
1か月前
株式会社トーモク
包装箱
28日前
株式会社吉野工業所
容器
1か月前
三菱鉛筆株式会社
文房具包装体
28日前
株式会社吉野工業所
容器
2か月前
株式会社トーモク
包装箱
7日前
個人
嗜好品を内蔵した紙コップ
1か月前
個人
袋開口装置及び袋開口方法
2か月前
花王株式会社
容器
27日前
合同会社フレンズ
食材調理容器
2か月前
朝日印刷株式会社
包装用箱
1か月前
日特建設株式会社
搬送装置
27日前
ヒロホー株式会社
運搬容器
2か月前
株式会社友功社
脱気シール
28日前
日本製紙株式会社
箱
1日前
日本製紙株式会社
箱
1日前
豊田鉄工株式会社
収納容器
1か月前
朝日印刷株式会社
包装用箱
3日前
株式会社エフピコ
包装用容器
1か月前
積水化成品工業株式会社
容器
13日前
株式会社瑞光
連続体供給装置
23日前
岐阜プラスチック工業株式会社
容器
1か月前
続きを見る
他の特許を見る