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公開番号
2025042812
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-28
出願番号
2023149959
出願日
2023-09-15
発明の名称
容器
出願人
積水化成品工業株式会社
代理人
個人
主分類
B65D
1/26 20060101AFI20250321BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】容器に熱を加える場合に、容器が変形することを抑制できる容器を提供する。
【解決手段】容器は、熱可塑性樹脂製の容器1であって、熱可塑性樹脂発泡層を含む容器本体11を備える。容器本体11は、外縁14Aを有する底部14と、外縁14Aから上方に拡径しながら延びる側壁部15と、を有する。側壁部15は、側壁部15に沿って外縁14Aから上方に延びる少なくとも1つの第1リブ21と、側壁部15に沿って外縁14Aから上方に延びる少なくとも1つの第2リブ22と、を有する。少なくとも1つの第1リブ21と少なくとも1つの第2リブ22とは、容器本体11の内側から外側に向かって突出または外側から内側に向かって突出し、かつ、互いに交差する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
熱可塑性樹脂製の容器であって、
熱可塑性樹脂発泡層を含む容器本体を備え、
前記容器本体は、外縁を有する底部と、前記外縁から上方に拡径しながら延びる側壁部と、を有し、
前記側壁部は、前記側壁部に沿って前記外縁から上方に延びる少なくとも1つの第1リブと、前記側壁部に沿って前記外縁から上方に延びる少なくとも1つの第2リブと、を有し、
前記少なくとも1つの第1リブと前記少なくとも1つの第2リブとは、前記容器本体の内側から外側に向かって突出または外側から内側に向かって突出し、かつ、互いに交差する、
容器。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記外縁に対して、前記少なくとも1つの第1リブのうちの1つが成す第1角度は、鋭角であり、
前記外縁に対して、前記少なくとも1つの第2リブのうちの1つが成す第2角度は、鈍角である、
請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記少なくとも1つの第1リブは、複数の第1リブを含み、
前記少なくとも1つの第2リブは、複数の第2リブを含み、
前記複数の第1リブのそれぞれは、所定間隔をあけて互いに交差しないように前記側壁部に配置され、かつ、前記複数の第2リブのうちのいずれか1つと1か所で交差し、
前記複数の第2リブのそれぞれは、前記所定間隔をあけて互いに交差しないように前記側壁部に配置され、かつ、前記複数の第1リブのうちのいずれか1つと1か所で交差する、
請求項1に記載の容器。
【請求項4】
前記側壁部は、前記外縁に沿って設けられる第3リブおよび前記第3リブよりも前記容器の上方に設けられる第4リブをさらに有し、
前記第3リブは、前記少なくとも1つの第1リブおよび前記少なくとも1つの第2リブの下端部と連結し、
前記第4リブは、前記少なくとも1つの第1リブおよび前記少なくとも1つの第2リブの上端部と連結する、
請求項1に記載の容器。
【請求項5】
前記少なくとも1つの第1リブは、前記第3リブにおいて、前記少なくとも1つの第2リブと接触または重なる、
請求項4に記載の容器。
【請求項6】
前記少なくとも1つの第1リブは、前記第4リブにおいて、前記少なくとも1つの第2リブと接触または重なる、
請求項4に記載の容器。
【請求項7】
前記少なくとも1つの第1リブは、側面視において、湾曲し、
前記少なくとも1つの第2リブは、側面視において、湾曲する、
請求項4に記載の容器。
【請求項8】
前記少なくとも1つの第1リブは、側面視において、前記第4リブに向かって凸になるように湾曲し、
前記少なくとも1つの第2リブは、側面視において、前記第4リブに向かって凸になるように湾曲する、
請求項7に記載の容器。
【請求項9】
前記側壁部は、前記少なくとも1つの第1リブおよび前記少なくとも1つの第2リブが互いに交差する連結部を有し、
前記連結部は、前記容器の高さ方向において、前記容器本体の中央よりも低い位置に配置される、
請求項1に記載の容器。
【請求項10】
前記容器本体は、熱可塑性樹脂フィルム層をさらに含み、
前記熱可塑性樹脂フィルム層は、前記容器本体の外周面および内周面の少なくとも1つに設けられる、
請求項1から9のいずれか一項に記載の容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は容器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の容器は、例えば、容器の側壁に、容器の外側に突出する縦リブを有する。特許文献2に記載の容器は、例えば、容器の側壁に、強度を維持するためのサックが設けられる。特許文献3に記載の容器は、例えば、容器の側壁に、容器の内側に突出する縦リブを有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭64-9139号公報
特開2000-247377号公報
特開2017-193668号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の容器では、容器に熱を加える場合、内容物の容量が大きいと、内容物の容量に耐え切れずに、変形するおそれがある。このため、容器に熱を加える場合の容器の強度には改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)上記課題を解決する容器は、熱可塑性樹脂製の容器であって、熱可塑性樹脂発泡層を含む容器本体を備え、前記容器本体は、外縁を有する底部と、前記外縁から上方に拡径しながら延びる側壁部と、を有し、前記側壁部は、前記側壁部に沿って前記外縁から上方に延びる少なくとも1つの第1リブと、前記側壁部に沿って前記外縁から上方に延びる少なくとも1つの第2リブと、を有し、前記少なくとも1つの第1リブと前記少なくとも1つの第2リブとは、前記容器本体の内側から外側に向かって突出または外側から内側に向かって突出し、かつ、互いに交差する。
【0006】
この構成によれば、少なくとも1つの第1リブと少なくとも1つの第2リブとが互いに交差する構造によって、容器の強度を好適に向上できる。これにより、容器に熱を加える場合に、容器が変形してしまうことを抑制できる。
【0007】
(2)上記(1)の容器において、前記外縁に対して、前記少なくとも1つの第1リブのうちの1つが成す第1角度は、鋭角であり、前記外縁に対して、前記少なくとも1つの第2リブのうちの1つが成す第2角度は、鈍角である。
【0008】
この構成によれば、少なくとも1つの第1リブのうちの1つと少なくとも1つの第2リブのうちの1つとが、互いに好適に交差するため、容器の強度を好適に向上できる。
【0009】
(3)上記(1)または(2)の容器において、前記少なくとも1つの第1リブは、複数の第1リブを含み、前記少なくとも1つの第2リブは、複数の第2リブを含み、前記複数の第1リブのそれぞれは、所定間隔をあけて互いに交差しないように前記側壁部に配置され、かつ、前記複数の第2リブのうちのいずれか1つと1か所で交差し、前記複数の第2リブのそれぞれは、前記所定間隔をあけて互いに交差しないように前記側壁部に配置され、かつ、前記複数の第1リブのうちのいずれか1つと1か所で交差する。
【0010】
この構成によれば、複数の第1リブのうちの1つに対して、複数の第2リブのうちの1つが1か所で交差する構造によって、容器の強度を好適に向上できる。
(【0011】以降は省略されています)
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