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公開番号
2025017406
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023120407
出願日
2023-07-25
発明の名称
運搬容器
出願人
ヒロホー株式会社
代理人
個人
主分類
B65D
77/26 20060101AFI20250130BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】単一の部材でプラ段と成形容器とを接続した運搬容器を提供すること。
【解決手段】締結具30は、等ピッチ間隔で多数のピン32とフック33とが一列に配列されて突出しており、かつこれに平行して、押さえ部35が突出している。プラスチック段ボール(プラ段)は、横列に並ぶ空洞部が露出した一辺を締結具30が取り付けられる取付辺とし、その取付辺の内側の箇所に締結具30のフック33の膨大部34が露出する開口を設けた取付基礎が、一対設けられている。成形容器30の平行な一対の辺部には、それぞれ被把持構造が成形されており、被把持構造は、締結具30の押さえ部35とプラ段との間に挟み込まれるフランジ部が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上下のライナーの間の空間をリブの柱で連結して横列に並ぶ空洞部が形成されたプラスチック段ボールと、
平面視において平行に対向する一対の辺部を有し、収容すべき製品に合わせて成形されている成形容器と、
前記プラスチック段ボールと成形容器とを締結する締結具とを具備し、
前記締結具は、帯状の基部の長辺に沿って等ピッチ間隔で多数のピンと前端に膨大部を有するフックとが一列に配列されて突出しており、かつ前記ピンとフックの配列に平行して、押さえ部が前記ピンとフックと同様方向に突出して設けられており、
前記プラスチック段ボールは、横列に並ぶ空洞部が露出した一辺を前記締結具が取り付けられる取付辺とし、その取付辺の内側の箇所に締結具のフックの膨大部が露出する開口を設けた取付基礎が、前記取付辺が平行になるように一対設けられており、
前記成形容器は、被把持構造が前記一対の辺部にそれぞれ成形されており、前記被把持構造は、前記締結具の押さえ部と前記プラスチック段ボールとの間に挟み込まれるフランジ部が設けられていることを特徴とする運搬容器。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の運搬容器において、前記被把持構造は、前記フランジ部の左右に当該フランジ部を挟んで邪魔壁が設けられていることを特徴とする運搬容器。
【請求項3】
請求項1に記載の運搬容器において、前記一対の取付基礎のうち少なくとも一方は、前記プラスチック段ボールの表面の途中箇所に開口が形成され、当該開口の一辺を前記取付辺としていることを特徴とする運搬容器。
【請求項4】
請求項3に記載の運搬容器において、前記開口には、前記取付辺の対辺は一方のライナーを残して切断された折り線となっており、前記開口を塞ぐ蓋部が形成されていることを特徴とする運搬容器。
【請求項5】
請求項1に記載の運搬容器において、前記プラスチック段ボールの横列並ぶ空洞部が露出した少なくとも一辺は、一方のライナーを残して切断された折り線となった箇所であることを特徴とする運搬容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂の受け材とプラスチック段ボール(以下、プラ段と称する)とを利用して組立てられる運搬容器に係るものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
工場間で例えば自動車部品などの製品を運搬する運搬容器では、主材となるプラ段に受け材を配置し、その上に搭載される製品が傷付き若しくは変形しないように構成されている。
【0003】
プラ段と受け材とを接続するには、接着テープを利用する方法、リベット等の固定具を利用する方法がある。接着テープを利用する場合、粘着固定しているため、使用後の運搬容器についてはリサイクルできず産廃処理になる。一方、使用後には分解されて、繰り返し利用可能なリサイクルを考慮した固定具が提案されている。例えば、特許文献1には、芯材と、スリーブとを備えて、一方を板材の表側、他方を板材の上側に配置して、芯材をスリーブに挿入することにより締結するリベットが開示されている。特許文献2には、開口部を夫々有する2枚の板材に対し、第1の部材を一方側の板材から、第2の部材を他方側の板材から、それぞれ開口部に挿入して、板材同士を締結する技術が開示されている。
【0004】
特許文献3には、間仕切りとして利用するプラ段を基板に固定する間仕切り構造が示され、その中でプラ段の中空部を利用して連結する連結具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-31422号公報
特許7007767号公報
特開2022-97136号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1、2の固定具は、芯材/スリーブ若しくは第1の部材/第2の部材を連結して締結する構造であるため、使用するにも、又リサイクルするにも、2種類の部材を別々に管理する必要がある。
【0007】
これらの従来の固定具を利用するためには、プラ段側と成形容器側の双方に比較的大きな接合面積を用意しなければならず、収納製品の入数・配置に制限が生じてしまう。また、これらを締結する所謂爪に相当する箇所が破損すると、固定部は分解し、芯材/スリーブ若しくは第1の部材/第2の部材の両方が脱落し、さらに締結しているプラ段と受け材も同時に脱落する恐れがある。
【0008】
さらに、これらの技術では、固定具を取り付ける為に、プラ段側に比較的大きな開口を設ける必要があり、穴開け加工が必要である。また、その際に、バリが発生する危惧もある。
【0009】
本発明は、このような従来の固定具の問題点に鑑みて成されたもので、単一の部材でプラ段と成形容器とを接続した運搬容器を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
すなわち、本発明の運搬容器は、上下のライナーの間の空間をリブの柱で連結して横列に並ぶ空洞部が形成されたプラスチック段ボールと、
平面視において平行に対向する一対の辺部を有し、収容すべき製品に合わせて成形されている成形容器と、
前記プラスチック段ボールと成形容器とを締結する締結具とを具備し、
前記締結具は、帯状の基部の長辺に沿って等ピッチ間隔で多数のピンと前端に膨大部を有するフックとが一列に配列されて突出しており、かつ前記ピンとフックの配列に平行して、押さえ部が前記ピンとフックと同様方向に突出して設けられており、
前記プラスチック段ボールは、横列に並ぶ空洞部が露出した一辺を前記締結具が取り付けられる取付辺とし、その取付辺の内側の箇所に締結具のフックの膨大部が露出する開口を設けた取付基礎が、前記取付辺が平行になるように一対設けられており、
前記成形容器は、被把持構造が前記一対の辺部にそれぞれ成形されており、前記被把持構造は、前記締結具の押さえ部と前記プラスチック段ボールとの間に挟み込まれるフランジ部が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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