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公開番号2025019800
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-07
出願番号2023123625
出願日2023-07-28
発明の名称容器
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人
主分類B65D 85/34 20060101AFI20250131BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】振動や衝撃等によって影響をうけるおそれがある物品を好適に収容することができる容器を提案する。
【解決手段】樹脂シート材から成形される容器1であって、底壁2a及び下側周壁2bを有する容器本体2と、底壁2aに対向する天壁3aを有する蓋体3とを備え、天壁3aは、天壁3aを貫通するスリット3gを有していてスリット3gが開いた状態において物品Bを収容する空間S1が設けられる収容部3eを有し、収容部3eは、天壁3aが底壁2aに対向する状態において、底壁2a及び下側周壁2bとは非接触である。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
底壁及び下側周壁を有する容器本体と、
前記底壁に対向する天壁を有する蓋体と、を備え、
前記天壁は、該天壁を貫通するスリットを有していて該スリットが開いた状態において物品を収容する空間が設けられる収容部を有し、
前記収容部は、前記天壁が前記底壁に対向する状態において、該底壁及び前記下側周壁とは非接触である、容器。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記蓋体は、前記容器本体から取り外し可能である請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記収容部は、前記天壁を貫通する開口を有し、該開口の周囲に前記スリットを有する請求項1に記載の容器。
【請求項4】
前記スリットは、少なくとも、円弧状に且つ間欠状に延在する第一スリット部分と、該第一スリット部分と同心で該第一スリット部分よりも大になる半径で円弧状に且つ間欠状に延在する第二スリット部分とを有し、
間欠状に延在する前記第一スリット部分同士の間に位置する第一継ぎ目と、間欠状に延在する前記第二スリット部分同士の間に位置する第二継ぎ目は、周方向にずれた位置にある請求項1に記載の容器。
【請求項5】
頂壁及び上側周壁を有し、屈曲可能なヒンジ部を介して前記容器本体につながっていて、前記蓋体を前記容器本体に取り付けた状態において前記頂壁が前記天壁に対向する閉蓋姿勢に変位可能なカバーを備える請求項1に記載の容器。
【請求項6】
前記容器本体は、前記閉蓋姿勢の前記カバーに向けて突出する又は該カバーから離反する本体側係合部を有し、
前記カバーは、前記閉蓋姿勢で前記本体側係合部の外周面又は内周面に接触して該カバーを該閉蓋姿勢で保持するカバー側係合部を有する請求項5に記載の容器。
【請求項7】
前記カバーは、前記閉蓋姿勢において前記容器本体から外側に突出する持ち手部を有する請求項5に記載の容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物品(例えば果物、野菜、各種部品等)を収容する容器に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従前より、各種の物品を収容する容器として、特許文献1の如きものが使用されている。この種の容器に物品を収容するにあたっては、物品の種類等に応じて部材を追加して使用されることがある。例えば振動や衝撃等によって傷付きやすい果物や野菜を収容する際には、容器内にスポンジ等の緩衝材を敷いておき、その緩衝材の上に果物等を置く場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭62-113033号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで上記のような緩衝材を使用していても、輸送中の振動等によっては、収容した隣り合う物品同士がぶつかることがある。このため、菓子や料理の飾り付けに用いる果物や野菜のように少しの傷付き等によっても使用できないことがある物品を収容する場合には、緩衝材を追加した仕様では使えないことがある。
【0005】
このような点に鑑み、本発明は、振動や衝撃等によって影響をうけるおそれがある物品を好適に収容することができる容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、底壁及び下側周壁を有する容器本体と、
前記底壁に対向する天壁を有する蓋体と、を備え、
前記天壁は、該天壁を貫通するスリットを有していて該スリットが開いた状態において物品を収容する空間が設けられる収容部を有し、
前記収容部は、前記天壁が前記底壁に対向する状態において、該底壁及び前記下側周壁とは非接触である、容器である。
【0007】
前記蓋体は、前記容器本体から取り外し可能であることが好ましい。
【0008】
前記収容部は、前記天壁を貫通する開口を有し、該開口の周囲に前記スリットを有することが好ましい。
【0009】
前記スリットは、少なくとも、円弧状に且つ間欠状に延在する第一スリット部分と、該第一スリット部分と同心で該第一スリット部分よりも大になる半径で円弧状に且つ間欠状に延在する第二スリット部分とを有し、
間欠状に延在する前記第一スリット部分同士の間に位置する第一継ぎ目と、間欠状に延在する前記第二スリット部分同士の間に位置する第二継ぎ目は、周方向にずれた位置にあることが好ましい。
【0010】
頂壁及び上側周壁を有し、屈曲可能なヒンジ部を介して前記容器本体につながっていて、前記蓋体を前記容器本体に取り付けた状態において前記頂壁が前記天壁に対向する閉蓋姿勢に変位可能なカバーを備えることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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