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公開番号
2025030442
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023135734
出願日
2023-08-23
発明の名称
清掃用部材、清掃用具
出願人
株式会社ニトムズ
,
日東電工株式会社
代理人
弁理士法人藤本パートナーズ
主分類
A47L
13/20 20060101AFI20250228BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】変形させやすく且つ折れにくく、また、変形しても元に戻る清掃用部材、及び清掃用具を提供する。
【解決手段】使用時に塵埃を付着させて清掃を行う清掃シートを取り付け且つ幅方向x及び該幅方向xに交差する長さ方向yを含む面を形成する清掃用部材3であって、前記幅方向xに対して傾斜する方向に延びる複数の傾斜線部300と前記傾斜線部に交差する交差方向に延びる複数の交差線部301とが交差することにより構成される構成面部30aを備え、前記面に直交する厚みの方向から前記被清掃面に当接した状態で、前記厚みの方向に変形することが可能で、且つ変形形状から元の形状への復元力を有する材料により構成される、清掃用部材3である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
使用時に塵埃を付着させて清掃を行う清掃シートを取り付け且つ幅方向及び該幅方向に交差する長さ方向を含む面を形成する清掃用部材であって、
前記幅方向に対して傾斜する方向に延びる複数の傾斜線部と該傾斜線部に交差する方向に延びる複数の交差線部とが交差することにより、複数の交差部に囲まれた構成面部を備え、
前記面に直交する厚みの方向から被清掃面に当接した状態で、前記厚みの方向に変形することが可能で、且つ変形形状から元の形状への復元力を有する材料により構成される、清掃用部材。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記傾斜線部及び前記交差線部の少なくとも一方が湾曲している、請求項1に記載の清掃用部材。
【請求項3】
前記複数の傾斜線部は、略平行に配置され、
前記複数の交差線部は、略平行に配置される、請求項1又は2に記載の清掃用部材。
【請求項4】
前記幅方向の端部が前記長さ方向で非連続に構成される、請求項1に記載の清掃用部材。
【請求項5】
前記構成面部は隣り合う辺の長さが同一に構成される四角形状であり、且つ前記四角形状における一方の対角線上に位置する第一角部と、他方の対角線上に位置する第二角部とを有し、
前記第一角部の角度が前記第二角部の角度よりも大きい、請求項1又は4に記載の清掃用部材。
【請求項6】
前記第二角部の角度は90度未満である、請求項5に記載の清掃用部材。
【請求項7】
前記第一角部及び前記第二角部の少なくとも一方が丸みを有している、請求項5に記載の清掃用部材。
【請求項8】
前記構成面部は四角形状であり、且つ前記四角形状における一方の対角線上に位置する第一角部と、他方の対角線上に位置する第二角部とを有し、
少なくとも前記第二角部には、円形孔部が形成されている、請求項1又は4に記載の清掃用部材。
【請求項9】
前記厚みが0.5~5.0mmの範囲である、請求項1又は4に記載の清掃用部材。
【請求項10】
前記材料にプラスチック又はエラストマーを含む、請求項1又は4に記載の清掃用部材。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、清掃用部材、及び清掃用具に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来技術として、例えば、特許文献1に記載の洗浄具本体が存在している。この洗浄具本体は、洗浄布を外面に沿って縦巻にして配置可能で、且つ先端側へ行くにしたがって徐々に肉厚を薄くした略矩形の平板状の保持部と、前記保持部の基端部に直接連結される棒状の把持部とを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4438783号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、前記洗浄具本体を用いた洗浄の際には、前記保持部に対して前記洗浄布を取り付けた状態で前記洗浄布を被洗浄面に当て付ける。このとき、面全体でごみを捉えるべく、前記保持部を曲げる必要がある。しかし、前記保持部は略矩形の平板状であるために曲げにくく、また、無理に曲げると負荷で前記保持部が折れてしまうおそれがある。さらに、前記保持部を曲げた状態で保管すると、前記保持部が変形してしまい、元の形状に戻らないおそれがある。
【0005】
よって、本発明は、変形させやすく且つ折れにくく、また、変形しても元に戻る清掃用部材、及び清掃用具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、使用時に塵埃を付着させて清掃を行う清掃シートを取り付け且つ幅方向及び該幅方向に交差する長さ方向を含む面を形成する清掃用部材であって、前記幅方向に対して傾斜する方向に延びる複数の傾斜線部と該傾斜線部に交差する方向に延びる複数の交差線部とが交差することにより、複数の交差部に囲まれた構成面部を備え、前記面に直交する厚みの方向から被清掃面に当接した状態で、前記厚みの方向に変形することが可能で、且つ変形形状から元の形状への復元力を有する材料により構成される、清掃用部材である。
【0007】
前記構成によれば、例えば前記清掃用部材に取り付けた前記清掃シートに前記塵埃を付着させるべく、前記清掃用シートを取り付けた前記清掃用部材を前記厚みの方向から前記被清掃面に当接させて且つ前記厚みの方向に変形させた際には、前記構成面部によって変形の力を前記清掃用部材内で分散することにより、前記清掃用部材を変形させやすく且つ折れにくくでき、また、例えば前記清掃用部材を変形形状で保管したとしても、前記復元力により前記清掃用部材を元の形状に戻すことができる。
【0008】
また、本発明では、前記傾斜線部及び前記交差線部の少なくとも一方が湾曲していてもよい。
【0009】
前記構成によれば、前記構成面部の形状パターンに多くのバリエーションを持たせることができる。
【0010】
また、本発明では、前記複数の傾斜線部は、略平行に配置され、前記複数の交差線部は、略平行に配置されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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