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公開番号2025030163
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023135208
出願日2023-08-23
発明の名称載置台
出願人コクヨ株式会社
代理人個人
主分類A47B 96/02 20060101AFI20250228BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】物品を安定的に載置し得る載置台を提供する。
【解決手段】載置台Dは、物品Bが載置される載置面cを有した棚板Aと、棚板Aを支持する支持体Sと、支持体Sに配設され壁面Mに対して止着する磁石Tとを備えている。支持体Sは、上下方向に延びた起立板状部分11を有しその背面側に磁石Tが設けられたベース部1を備えたものである。支持体Sに、起立板状部分11よりも後方に位置するものであり後方に向かって漸次下方に位置するように傾斜した姿勢をなし後端部が壁面Mに対して当接する傾斜支持部22が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
構造物の被取付面に止着して使用される載置台であって、
物品が載置される載置面を有した棚板と、この棚板を支持する支持体と、この支持体に配設され前記被取付面に対して止着する止着手段とを備えてなり、
前記支持体が、上下方向に延びた起立板状部分を有しその背面側に前記止着手段が設けられたベース部を備えたものであり、
前記支持体に、前記起立板状部分よりも後方に位置するものであり後方に向かって漸次下方に位置するように傾斜した姿勢をなし後端部が前記被取付面に対して当接する傾斜支持部が設けられている載置台。
続きを表示（約 800 文字）【請求項２】
前記支持体が、前記ベース部の下部に連設され又は係合するものであり全体として後方に向かって漸次下方に位置するように配設された傾斜板部を備えたものである請求項１記載の載置台。
【請求項３】
前記傾斜板部が、平板状のものであり後方に向かって漸次下方に位置するように傾斜した姿勢をなしている請求項２記載の載置台。
【請求項４】
前記傾斜支持部が、前記ベース部及び前記傾斜板部の双方又は何れか一方に設けられている請求項２記載の載置台。
【請求項５】
前記止着手段が、前記ベース部の背面に対して取り付けられた磁石であり、
前記被取付面に対して着脱自在に構成されている請求項１記載の載置台。
【請求項６】
前記起立板状部分が、前記被取付面に対して略平行をなし当該被取付面から離間して配設されている請求項１記載の載置台。
【請求項７】
前記傾斜板部に、前記傾斜支持部が設けられている請求項４記載の載置台。
【請求項８】
前記傾斜支持部が、左右に対をなして設けられている請求項１記載の載置台。
【請求項９】
前記ベース部と前記傾斜板部が一体に連設されたものであって、
前記ベース部の下部に、少なくとも左右方向に延びる第一切欠縁部分及び上下方向に延びる第二切欠縁部分を含み構成された切欠部が形成されたものであり、
前記傾斜支持部が、前記切欠部の近傍において後方に向かって突設されている請求項７記載の載置台。
【請求項１０】
前記棚板が、前記ベース部よりも後方に延出した棚板延出部分を有するものであり、この棚板延出部分の延出端が前記被取付面に対して当接するように構成されている請求項１記載の載置台。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、壁面等に取り付けて使用される載置台に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、略水平な載置板を有し磁石を利用して壁面に取り付けて使用される物品載置体が知られている（例えば、特許文献１を参照）。
【０００３】
この種の物品載置体は、壁面板及び載置板を有する本体が壁面に対して直接的に当接しておらず、本体に取り付けられた磁石のみが壁面に対して当接する構成をなしていた。
【０００４】
このため、従来の構成のものでは、壁面板の下端部が上端部よりも壁面側に近づきやすいものとなり、載置板に物品を安定的に載置することができない場合があった。
【０００５】
また、特許文献１に開示された物品載置体は、鉛直方向に延びる壁面板と水平に延びる載置板が側面視においてＬ字状をなすように一体形成されているものであり、壁面に止着して使用される前の段階（例えば、市場に流通している段階等）においてコンパクトな形態が採り難く嵩張りやすいという不具合も有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００６】
特開２００４－４９３３６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
本発明は、以上のような事情に着目してなされたものであり、少なくとも、物品を安定的に載置し得る載置台を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
すなわち、本発明は次の構成をなしている。
【０００９】
請求項１に記載の発明は、構造物の被取付面に止着して使用される載置台であって、物品が載置される載置面を有した棚板と、この棚板を支持する支持体と、この支持体に配設され前記被取付面に対して止着する止着手段とを備えてなり、前記支持体が、上下方向に延びた起立板状部分を有しその背面側に前記止着手段が設けられたベース部を備えたものであり、前記支持体に、前記起立板状部分よりも後方に位置するものであり後方に向かって漸次下方に位置するように傾斜した姿勢をなし後端部が前記被取付面に対して当接する傾斜支持部が設けられている載置台である。
【００１０】
請求項２に記載の発明は、前記支持体が、前記ベース部の下部に連設され又は係合するものであり全体として後方に向かって漸次下方に位置するように配設された傾斜板部を備えたものである請求項１記載の載置台である。
（【００１１】以降は省略されています）

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