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公開番号
2025057829
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023167606
出願日
2023-09-28
発明の名称
浴槽
出願人
株式会社アルティス
代理人
個人
主分類
A47K
3/02 20060101AFI20250402BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】仰臥姿勢を採る際の恐怖感や不安感を低減し、且つ起き上がる際にも不安定感が伴うことがないようにする。
【解決手段】入浴者の背中を受け支える背凭れ部1と、臀部を受け支える座部2と、膝裏を受け支えるふくらはぎサポート部3と、浴槽の最深部となる足置き部4とを備え、 前記ふくらはぎサポート部3は折れ曲がった入浴者の膝裏の大腿部の膝寄りの部位を支える後下り傾斜面14と、ふくらはぎの膝寄りの部位を支える前下り傾斜面15と、足置き場4に繋がる立上り面16とで構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
入浴者の背中を受け支える背凭れ部と、臀部を受け支える座部と、膝裏を受け支えるふくらはぎサポート部と、浴槽の最深部となる足置き部とを備え、
前記ふくらはぎサポート部は折れ曲がった前記入浴者の膝裏の大腿部の膝寄りの部位を支える後下り傾斜面と、ふくらはぎの膝寄りの部位を支える前下り傾斜面と、前記足置き場に繋がる立上り面とで構成されていることを特徴とする浴槽。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記ふくらはぎサポート部と前記足置き場との間の高低差は、臀部を座部に収めてから両脚を自然に伸ばし、両踵部を足置き場に載置したときに、前記ふくらはぎサポート部で両膝の裏側を軽く支持してリラックスした入浴姿勢をとることができるものであることを特徴とする請求項1記載の浴槽。
【請求項3】
入浴者の背中を受け支える背凭れ部と、臀部を受け支える座部と、膝裏を受け支えるふくらはぎサポート部と、浴槽の最深部となる足置き部とを備え、
前記ふくらはぎサポート部は折れ曲がった前記入浴者の膝裏の大腿部の膝寄りの部位を支える後下り傾斜面と、ふくらはぎの膝寄りの部位を支える前下り傾斜面と、前記足置き場に繋がる立上り面とで構成され、
前記背凭れ部の背凭れ面の水平面に対する背凭れ角度θ
1
を135°以下とする一方、前記座部の座面の水平面に対する座面角度θ
3
を前記浴槽の前側に向けて前上がり斜面となる4°~14°とし、かつ前記座面と前記背凭れ面との背座角度θ
2
を121°~130°未満、さらには、前記ふくらはぎサポート部の前記前下り傾斜面と前記後下り傾斜面の間の角度θ
4
を125°~153°、前記ふくらはぎサポート部の前記前下り傾斜面と前記後下り傾斜面との境界部分と前記足置き場の床面との間の高低差を180~190mm、前記ふくらはぎサポート部の前記前下り傾斜面と前記立上り面との境界から前記足置き場までの間の高低差を130mm~140mmに設定したことを特徴とする浴槽。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、浴槽に関する。さらに詳述すると、本発明は、抑臥した状態で入浴を行なう浴槽に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、抑臥した状態で入浴を行なう浴槽としては、浴槽の内周壁面の一部に大きく傾斜した背凭れ面と、浴槽底部よりも一段高くなった座部とを備え、入浴者に対して寝椅子に座るような感覚で仰臥位の感覚(寝た感じ)を与える浴槽がある(特許文献1参照)。
【0003】
この浴槽は、具体的には、浴槽の一部が底壁面(換言すれば、水平面)に対して110°から150°の角度範囲内で設定された傾斜面によって形成された背凭れ面と、該背凭れ面の下端縁から浴槽前方へ向けて斜め上方に水平面に対して10°から20°の角度範囲で傾斜する座面部分と、座面部分の背凭れ面とは反対側の先端縁でほぼ鉛直方向に底壁面に向けて落ち込むように段差が形成されて膝を折り曲げた状態で下腿部を収容する浴槽底部とが設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-61502号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、この浴槽によれば、抑臥姿勢を採るために座部に座る際に、上り勾配であるために後ろに倒れる感覚が生じ、恐怖感や不安感を伴う。
【0006】
さらに、で上り勾配の座面を成す座部に座って寝姿勢を採る場合、大腿部の下部即ち膝寄りの部位が座部の支えを受けずに膝関節から折れ曲がった下腿部の踵部分が浴槽底部に着くこととなるので、座部の先端縁付近で支えられる大腿部や踵部分には体圧の集中が起こり、体圧分散が十分でなくリラックスして入浴することができないという問題がある。
【0007】
本発明は、仰臥姿勢を採る際の恐怖感や不安感を低減し、且つ起き上がる際にも不安定感が伴うことがない、抑臥した状態で入浴を行なう浴槽を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
かかる目的を達成するために請求項1記載の浴槽は、入浴者の背中を受け支える背凭れ部と、臀部を受け支える座部と、膝裏を受け支えるふくらはぎサポート部と、浴槽の最深部となる足置き部とを備え、前記ふくらはぎサポート部は前記入浴者の大腿部の膝寄りの部位を支える後下り傾斜面と、ふくらはぎの膝寄りの部位を支える前下り傾斜面と、前記足置き場に繋がる立上り面とで構成されている。
【0009】
また、請求項1記載の浴槽は、前記ふくらはぎサポート部と前記足置き場との間の高低差は、臀部を座部に収めてから両脚を自然に伸ばし、両踵部を足置き場に載置したときに、前記ふくらはぎサポート部で両膝の裏側を軽く支持してリラックスした入浴姿勢をとることができるものであることが好ましい。
【0010】
さらに、本発明の浴槽は、入浴者の背中を受け支える背凭れ部と、臀部を受け支える座部と、膝裏を受け支えるふくらはぎサポート部と、浴槽の最深部となる足置き部とを備え、前記ふくらはぎサポート部は折れ曲がった前記入浴者の膝裏の大腿部の膝寄りの部位を支える後下り傾斜面と、ふくらはぎの膝寄りの部位を支える前下り傾斜面と、前記足置き場に繋がる立上り面とで構成され、前記背凭れ部の背凭れ面の水平面に対する背凭れ角度θ
1
を135°以下とする一方、前記座部の座面の水平面に対する座面角度θ
3
を前記浴槽の前側に向けて前上がり斜面となる4°~14°とし、かつ前記座面と前記背凭れ面との背座角度θ
2
を121°~130°未満、さらには、前記ふくらはぎサポート部の前記前下り傾斜面と前記後下り傾斜面の間の角度θ
4
を125°~153°、前記ふくらはぎサポート部の前記前下り傾斜面と前記後下り傾斜面との境界部分と前記足置き場の床面との間の高低差を180~190mm、前記ふくらはぎサポート部の前記前下り傾斜面と前記立上り面との境界から前記足置き場までの間の高低差を130mm~140mmに設定したものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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