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公開番号2025033030
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023138494
出願日2023-08-29
発明の名称椅子
出願人株式会社内田洋行
代理人個人
主分類A47C 3/03 20060101AFI20250306BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】背もたれを前後左右に動かすことのできる椅子を少ない部品点数で実現する。
【解決手段】背もたれ7と、背もたれを支持する背支柱5と、背もたれを背支柱に前後左右に移動可能に連結する部材6とを備える。部材6は、基部62と、背もたれの取付部61と、挟持部67とを備え、基部と取付部を側面から見た形状はU字状であり、基部と挟持部を側面から見た形状はコの字状である。コの字状の基部と挟持部で前記背支柱の端を挟み込むようになっている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
背もたれと、前記背もたれを支持する背支柱と、前記背もたれを前記背支柱に前後左右に移動可能に連結する部材とを備える椅子であって、
前記部材は、基部と、前記基部の下部に結合されて上方へ延在する取付部と、前記基部の上部に結合され下方へ延在する挟持部とを備え、
前記基部と前記取付部の側面形状はU字状をなし、前記背もたれは前記取付部の上部に取り付けられ、
前記基部と前記挟持部の側面形状はコの字状をなし、
前記背支柱の少なくとも端部は板状であり、連結状態において、前記基部と前記挟持部で前記背支柱の前記端部を挟んでいることを特徴とする椅子。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記基部の下部に結合されて前方へ延び、前記背もたれの前方向への移動を制限する第1突部と、
前記基部の上部に結合されて前方へ延び、前記背もたれの後方向への移動を制限する第2突部とを備えることを特徴とする請求項1記載の椅子。
【請求項3】
前記第1突部と前記背もたれの間の空間を塞ぎつつ前記背もたれの前記背支柱に対する前後左右の移動を妨げないように前記背もたれ背面に取り付けられる第1カバー、
又は、前記第2突部と前記背もたれの間の空間を塞ぎつつ前記背もたれの前記背支柱に対する前後左右の移動を妨げないように前記背もたれ背面に取り付けられる第2カバーの少なくともいずれか一方を備えることを特徴とする請求項2記載の椅子。
【請求項4】
前記基部と前記挟持部によるコの字状の空間の中間に設けられ、前記背支柱の端部に設けられた凹部に嵌入する嵌合凸部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれかに記載の椅子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、椅子、特にオフィス等において使用される椅子に関するものである。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
椅子の背もたれをフレームに連結するための構造、特に背もたれを揺動可能に連結するものを開示する先行技術は、例えばつぎの特許公報がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-54430公報「背凭れチルト機構」 背凭れの下端部をシンクロフレームに固定する一方、上部を背フレームに引っ掛けて支持する構造において、背フレームと背凭れとの上部での連結は、背フレームの前面に備えられているT形係止部材と、背凭れの背面に形成されたポケット部との嵌合によって行われる。
特許第3961283号公報「椅子」 座の下方に配置した支持体と、この支持体に起立姿勢と後傾姿勢との間で傾動可能に基端 部を支持させたバックフレームと、このバックフレームの先端部から揺動可能に吊り下げた揺動体とを具備してなり、座の前側を前記支持体に回転可能に連結するとともにその連結点よりも後方において当該座の後端部を前記揺動体にのみ回転可能に連結する一方、前記揺動体に背もたれを一体化し又は取り付けて、支持体、バックフレーム、揺動体及び座を互いに回転可能に連結して四辺リンク機構を形成し、その作用により背もたれと座とをシンクロチルトさせて、前記背もたれの傾動動作 に座を連動させるようにした。
特許第3993356号「椅子」 背凭れの背面側に一部に開口窓を有するカバーを設け、前記開口窓を介してカバー内に挿 入した背支桿に背凭れをチルト動作可能に支持させてなるものにおいて、前記カバーの開口窓の内縁と前記背支桿との隙間を塞ぐ位置に、背凭れのチルト動作を妨げないようにして遮蔽部材を配置しているとともに、遮蔽部材が、背支桿の周囲に鍔状に張り出して開口窓と重合し、この遮蔽部材が、背支桿を通過させる孔と、この孔の一部を開放する開閉部とを形成する板状のものであり、その開閉部を押し広げた状態で孔内に背支桿を挿入し、開閉部を閉じた状態で背支桿の周囲を取り囲むように配置され、背支桿が、カバーの開口窓近傍に凹部を有し、この凹部に遮蔽部材の一部を係わり合わせて取り付けるようにし、さらに、前記遮蔽部材が、前記背支桿の凹部に係り合わせてなる掛け止め部を有し、この掛け止め部を前記凹部に係り合わせて遮蔽部材を密接にカバーの外面に重合させて固定することができる。
特許第5358821号「椅子」 弾性変形可能な背シェルを有する背凭れと、当該背シェルのうち着座者の腰部を支持するランバーサポート部よりも上方の部位を支持 する傾動フレームと、前記背シェルの下端部又は下端部近傍部位を支持する支持体とを備え、前記傾動フレームと支持体とを枢着し、当該枢着点を前記背シェルの下端部側における後方に設定し、当該枢着点を中心に前記傾動フレームが前記支持体に対して後傾する動作に 伴って、前記背シェルが前記ランバーサポート部を相対的に前方へ突出させるように全体 的に湾曲変形する椅子であって、前記傾動フレームが前記枢着点から下方に延出し背凭れが起立姿勢をとる通常状態におい て前記支持体の上部と側面視異なる方向に伸びるオーバーハング部を備えたものであり、当該オーバーハング部と前記支持体の上部との間に、前記傾動フレームの後傾動作に伴って前記オーバーハング部に押圧され反発力を蓄積するコイルバネを利用した 弾性体を配している。
特許第6900478号「椅子」 着座荷重を受けた状態で動く可動部分が支持部分に対して前後左右に動作可能な椅子において、前記可動部分または前記支持部分の板材の縦面にフランジ部が設けられ、当該フランジ部は横方向に延びて長手方向に転動体を移動させるガイド面を有し、そのガイド面の横方向寸法は前記板材の厚みよりも大きく、前記フランジ部およびその周辺の前記縦面 をなす板材部は金属により一体に形成されて、前記フランジ部は前記縦面に開口するガイド孔の周辺を1周する形状をなし、ガイド面に沿って転動体を左右独立して転動可能に設けた。
特許第7091214号「椅子のばね支持構造」 第1のばねマウントと第2のばねマウントとそれらの間に配置される圧縮コイルばねとから成り、1つの軸で相互に揺動可能に連結された2部材のそれぞれのばねマウント受部の間に掛け渡されて前記2部材の間にばね力を付与するばね機構において、前記ばねマウントとばねマウント受部のうち少なくとも一方は、ばね力が作用する方向と直交する面と、前記ばね力の作用方向に沿う2つの平面とを有するフレーム材の平板部分を利用した第1のばねマウント受部と、前記第1のばねマウント受部の前記平面を挟み込む一対のフランジと、該フランジの間で前記第1のばねマウント受部と当接してばねにかかる力を受け止める受圧面とを有し、かつ前記一対のフランジの間の間隔が前記平面間の間隔よりも広いスリットを備える第1のばねマウントとである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
椅子の背もたれを移動可能にフレームに連結するための従来の構造は、複雑であったり、部品点数が多いものであった。
【0005】
特許文献1及び特許文献6は、背フレームにより背もたれをフレームに連結しているが、当該背フレームはT形係止部やポケット部などの複数の部品を含み大きくかつ複雑な構造をしている。
【0006】
特許文献2は、背もたれの連結構造として、バックフレームと、このバックフレームの先端部から揺動可能に吊り下げた揺動体とを備えるが、それは複数の部品を含むものであり、その大きさは椅子の大きさと同程度の大きなものである。
【0007】
特許文献3は、背凭れの背面側の開口窓のカバーを開示する。背支桿が前後に動くので背もたれも前後に動かすことができるが、左右に動かすことはできない。
【0008】
特許文献4は、背もたれの連結構造として、背もたれの上下2点で連結される傾動フレームと、傾動フレームの後傾動作に伴ってオーバーハング部に押圧され反発力を蓄積するコイルばねとを備えるが、それは複数の部品を含むものであり、しかも背もたれの大きさと同程度の大きなものである。また、背もたれを前後に動かすことができるが、左右に動かすことはできない。
【0009】
特許文献5は、背フレームに動作機構6Mを介して背凭れを支持させている。動作機構6Mは、弾性部材65を配置したベース部64と、このベース部64に隣接する位置に配置されて背面側にテーパ状に凹むガイド部65aと、その中央が前後方向に開口したチルト部65と、前面側に前記ガイド部65aに対応する凸状のガイド部66aを有しそのガイド部66aが前記ガイド部65aに嵌め込まれた状態で前記チルト部65の開口を介して前記ベース部64に固定される押え具66とを備えるものであり、複数の部品を含む。また、背フレーム側にも同様に複数の部品を含む背支持部61aが必要である。かかる構成は複数の部品からなる複雑なものである。
【0010】
上記特許文献1乃至6の椅子は、背もたれとフレームの連結構造にバネなどの弾性体やカバーを備えることになるので部品点数が多くなるとともに、当該構造はかさばるためにボリューム感が出てしまいスッキリとしたデザインができない。他の連結構造としてゴムを挟み込むことも考えられるが、同様にボリューム感が出てしまう。
(【0011】以降は省略されています)

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