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公開番号
2025030140
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023135169
出願日
2023-08-23
発明の名称
飴及びその製造方法
出願人
株式会社Safrie
代理人
個人
,
個人
主分類
A23G
3/48 20060101AFI20250228BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】清涼感と良好な風味を兼ね備えた飴を製造する。
【解決手段】本発明の飴の製造方法は、糖類に適量の水分を加えて煮詰める煮詰工程P1と、煮詰工程P1の後に粉末状のセイヨウイラクサを混合する混合工程P2と、混合工程P2の後に適量の水分を蒸発させて飴の生地を作製する蒸発工程P3と、飴の生地を緩やかに所定の温度まで冷却する第1の冷却工程P4と、所定の温度まで冷却した飴の生地をロープ状に引き伸ばし、1つずつ型抜きして成型する成型工程P5と、成型工程P5で成型された飴をさらに常温まで冷却する第2の冷却工程P6と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
糖類に粉末状のセイヨウイラクサを混合してなることを特徴とする飴。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記糖類が砂糖及び水飴を有し、前記砂糖が37~77重量%、前記水飴が13~53重量%、前記セイヨウイラクサが10~15重量%の割合で含有することを特徴とする請求項1に記載の飴。
【請求項3】
前記砂糖が57重量%、前記水飴が33重量%、前記セイヨウイラクサが10重量%の割合で含有することを特徴とする請求項2に記載の飴。
【請求項4】
糖類に適量の水分を加えて煮詰める煮詰工程と、
前記煮詰工程の後に粉末状のセイヨウイラクサを混合する混合工程と、
前記混合工程の後に前記適量の水分を蒸発させて飴の生地を作製する蒸発工程と、
前記飴の生地を緩やかに所定の温度まで冷却する第1の冷却工程と、
前記所定の温度まで冷却した前記飴の生地をロープ状に引き伸ばし、1つずつ型抜きして成型する成型工程と、
前記成型工程で成型された飴をさらに常温まで冷却する第2の冷却工程と、
を有することを特徴とする飴の製造方法。
【請求項5】
前記煮詰工程における糖類が砂糖及び水飴を有し、前記砂糖が57重量%、前記水飴が33重量%含有し、前記混合工程における前記粉末状のセイヨウイラクサが10重量%含有することを特徴とする請求項4に記載の飴の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、粉末状のセイヨウイラクサを混合した飴及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、抗アレルギー機能を有する甜茶入りキャンデーには、例えば特許文献1に記載されたものがある。この甜茶入りキャンデーは、甜茶エキスにBSA(Bacterial saccharifying α-amylase)とデキストリンを混合し一晩反応させたものを配合し、甜茶の主成分であるタンニンによる渋みや収斂味をなくしたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3104126号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載の甜茶入りキャンデーでは、タンニンによる渋みや収斂味をある程度なくすことができるものの、より清涼感と良好な風味を備えた飴が求められていた。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、清涼感と良好な風味を兼ね備えた飴及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、糖類に粉末状のセイヨウイラクサを混合してなることを特徴とする。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の構成に加えて、前記糖類が砂糖及び水飴を有し、前記砂糖が37~77重量%、前記水飴が13~53重量%、前記セイヨウイラクサが10~15重量%の割合で含有することを特徴とする。
前記外部カメラで撮影した画像データ信号が入力される画像データ信号入力端子と、
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の構成に加えて、前記砂糖が57重量%、前記水飴が33重量%、前記セイヨウイラクサが10重量%の割合で含有することを特徴とする。
【0008】
請求項4に係る発明は、糖類に適量の水分を加えて煮詰める煮詰工程と、前記煮詰工程の後に粉末状のセイヨウイラクサを混合する混合工程と、前記混合工程の後に前記適量の水分を蒸発させて飴の生地を作製する蒸発工程と、前記飴の生地を緩やかに所定の温度まで冷却する第1の冷却工程と、前記所定の温度まで冷却した前記飴の生地をロープ状に引き伸ばし、1つずつ型抜きして成型する成型工程と、前記成型工程で成型された飴をさらに常温まで冷却する第2の冷却工程と、を有することを特徴とする。
【0009】
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の構成に加えて、前記煮詰工程における糖類が砂糖及び水飴を有し、前記砂糖が57重量%、前記水飴が33重量%含有し、前記混合工程における前記粉末状のセイヨウイラクサが10重量%含有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1の発明によれば、糖類に粉末状のセイヨウイラクサを混合してなることから、清涼感と良好な風味を兼ね備えた飴を提供することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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