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特許ウォッチ
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公開番号
2025029542
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-06
出願番号
2023134290
出願日
2023-08-21
発明の名称
物体認識タイマー
出願人
個人
代理人
主分類
G04F
3/00 20060101AFI20250227BHJP(時計)
要約
【課題】NFCリーダーでスマホの移動を検知することで、勉強時間中のスマホの使用時間や持ち上げ回数などの集中力を、手間をかけずに容易に反映可能とするタイマーを提供する。
【解決手段】タイマーとストップウォッチ両方の機能を兼ね備えた装置にNFCリーダーR2を搭載したシングルボードコンピュータR3を組み合わせることで、ICチップR1を搭載したスマートフォンやNFCタグが付いた物体のタッチやリリースを検出し、スマホの置き時間と持ち上げ回数を記録し、その情報をBlue Toothやインターネットを介して自動的に任意のデバイスR4に送信し、スマホをタイマーの上に戻すような通知を送信することで、勉強の集中力を高めつつもタイマーを操作する手間をほとんど省いて勉強時間を記録することが出来る。また、用途は勉強に限らず管理したい物体にNFCタグをつけることで物の管理にも利用できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
スマートフォン(11)やNFCタグによってICチップを搭載した物体を認識するためのNFCリーダー(1)を搭載し、ICチップがNFCリーダーに近づくことをトリガーとして作動し、リリースするとカウントが止まることを特徴とするタイマーもしくはストップウォッチ。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
NFCリーダーによって検出された、ICチップを搭載したデバイスの置き時間や持ち上げ回数などの情報をBlue Toothやインターネットを介して任意のデバイスに送信する請求項1に記載のタイマーもしくはストップウォッチ。
【請求項3】
ICチップを搭載したデバイスの持ち上げ時間が長いと任意のデバイスに通知を送信することで物体の管理ができる請求項1に記載のタイマーもしくはストップウォッチ。
【請求項4】
ICチップを搭載したデバイスを持ち上げると音、アラームが鳴るようにした請求項1に記載のタイマーもしくはストップウォッチ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ICチップが搭載された物体を認識して作動するタイマーに関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
タイマーの存在は至る所でその利便性を発揮している。料理や実験だけでなく陸上競技などその存在は場所や環境を問わず優れた性能を発揮し、人々の役に立っている。今では安価な値段で購入でき、購入しなくともスマートフォン(以下スマホと略す)やPCにはタイマーやストップウォッチ機能が付いている。
【0003】
本発明は、勉強時に用いるタイマーの使用法に焦点を当てている。タイマーやストップウォッチで時間を測りながら勉強に励む学生は多いだろう。時間を測りそれを記録し、自分がどれほど勉強したかを確認する。しかし、勉強中タイマーが動いているにもかかわらずスマホをいじってしまったりして、実際の勉強時間が測れていないこともしばしばある。さらに、スマホでタイマーを動かしている場合は時間を確認するためにスマホを手に取りそのまま休憩をしてしまうこともよくある。
【0004】
また、タイマー、ストップウォッチ専用のデバイスを使うとスマホに勉強時間を記録する際に毎回スマホに打ち込まなければならずそれが手間である。Blue Toothでタイマーデバイスとスマホを接続しても先述したようにスマホを手に取って休憩している間の時間を正確に計測できないという欠点がある。
【0005】
これらの改善策として、NFCリーダーを搭載したタイマーを使用することで、スマホやNFCタグを張り付けたデバイスがタイマーの上に載っている間だけカウントを進めるという方法がある。図1はこのタイマーとスマホがどのように連携するかを示した関係図である。R1はICチップを搭載した端末やNFCタグ(特許文献1)、R2はICチップを搭載した物体R1のタッチやリリースを検出するNFCリーダー、R3はシングルボードコンピュータで、NFCリーダーR2で読み込んだ情報を処理し、ディスプレイに画面を表示、スピーカーから音を流す、Blue Toothやインターネットを介してスマホに情報を送信、SDカードに情報を保存する。また、図2の2~6のボタンからの入力を処理する。R4はシングルボードコンピュータR3からBlue Toothやインターネットを経由して情報を受け取る任意のデバイスである。
【0006】
Blue Toothやインターネットを介して送信されるのは、タイマーのカウントが中断された回数、つまりタイマーから特定のデバイスを持ち上げた回数やデバイスを載せていた時間などの情報である。こうすることで、自分で記録をつけなくても勉強時間、勉強の集中度合いを後に確認することができる。
【0007】
図2はこの方法によるタイマーのおおよその設計図である。図2で1はNFCリーダーを搭載したシングルボードコンピュータ(図1のR1とR2)、2はmodeセレクトボタン、3はストップウォッチ(SW)とタイマー(TM)を切り替えるボタン、4はスタート、ストップボタン、5、6はタイマーの時間を設定するボタン、7、8,9はディスプレイでそれぞれmode、SWかTMか、時間を表示している。10はNFCリーダーから発される磁界でこの磁界にICチップが通ると磁界の変化が起こりこれをNFCリーダーが検出する。つまり、ICチップが近づくとき(タッチ)と離れるとき(リリース)にNFCリーダー1は磁界の変化を読み取るという仕組みである。
【0008】
modeは2種類あり、study、focusである。studyモードのときはICチップを搭載した物体が乗っている間だけカウントが進み、その物体をリリースするとカウントが止まる。また、focusモードはstudyモードと機能はほとんど変わらないが、ICチップを搭載した物体をリリースしている間は音が鳴るようになっていて、一定時間たつと任意のデバイスR4に物体をタイマーの上に戻すよう通知が行く。focusモードにすることで、スマホを手に取っている間は音が鳴るというペナルティを課し、さらに一定時間経過すると通知が行くことで勉強のパフォーマンスを上げる狙いである。
【0009】
図3は、studyモードのときの使用例である。1~10までは図2と同様である。11はICチップを搭載したスマホである。このようにスマホを乗せている間はICチップのタッチを検出して、リリースがまだ検出されていないのでタイマーのカウントは進み続ける。
【0010】
図4は、focusモードのときICチップ搭載デバイスをリリースしたときの使用例である。ICチップデバイスを、NFCリーダーを搭載しているデバイスからリリースすると磁界が変化し、それをリーダーが検出し音が鳴る。さらに一定時間たつとスマホに通知がいき、これにより、勉強のパフォーマンスが高まることが期待される。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)
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