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公開番号
2025029450
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-06
出願番号
2023134115
出願日
2023-08-21
発明の名称
温超純水の製造装置
出願人
栗田工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F24H
4/02 20220101AFI20250227BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】ヒートポンプで加熱された加熱水で超純水を加熱する温超純水の製造装置において、効率的に省エネルギーを図ることができる温超純水の製造装置を提供する。
【解決手段】サブシステム4からの二次純水を熱交換器6、熱交換器10、温超純水タンク31、熱交換器33及びUF膜装置40を介してユースポイント50へ送る。熱交換器6の熱源媒体水を加熱するためにヒートポンプ20が設置されている。ユースポイント50からの戻り温超純水が熱交換器52を経て温超純水タンク31に流入する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
超純水製造装置からの超純水を加熱するための熱交換器(A)と、
該熱交換器(A)で加熱された超純水とユースポイントからの未使用の戻り温超純水とを貯留する温超純水貯留槽と、
該温超純水貯留槽からの超純水をユースポイントで必要な温度まで加熱する最終熱交換器と、
該最終熱交換器で加熱された温超純水をユースポイントに供給する温超純水供給路と、
該熱交換器(A)の熱源流体流路に熱源媒体としての媒体水を流通させる循環流路と、
該循環流路を流れる媒体水を加熱するヒートポンプと
を備える温超純水製造装置。
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【請求項2】
前記ヒートポンプの熱源水が冷凍機循環水の戻り水であることを特徴とする請求項1の温超純水の製造装置。
【請求項3】
前記最終熱交換器で加熱された温超純水をユースポイントに供給する温超純水供給路にUF膜装置が設けられている請求項1又は2の温超純水の製造装置。
【請求項4】
前記ユースポイントから前記温超純水貯留槽に流れる戻り温超純水と前記UF膜装置からの濃縮水とを熱交換する熱交換器(C)が設けられている請求項3の温超純水の製造装置。
【請求項5】
前記超純水製造装置と前記熱交換器(A)との間に熱交換器(D)が設けられており、
前記熱交換器(C)を通った前記濃縮水が該熱交換器(D)を通って該超純水製造装置の前段側に返送される請求項4の温超純水の製造装置。
【請求項6】
前記最終熱交換器の熱源流体流路に熱源媒体としての媒体水を流通させる最終熱交換器用循環流路と、
該最終熱交換器用循環流路を流れる媒体水を加熱する最終熱交換器用ヒートポンプと
を備え、
該最終熱交換器用ヒートポンプの熱源水が冷凍機循環水の戻り水であることを特徴とする請求項1の温超純水の製造装置。
【請求項7】
超純水製造装置からの超純水を加熱するための熱交換器(A)と、
該熱交換器(A)で加熱された超純水を加熱する熱交換器(B)と、
該熱交換器(B)で加熱された超純水をユースポイントで必要な温度まで加熱する最終熱交換器と、
該最終熱交換器で加熱された温超純水をユースポイントに供給する温超純水供給路と、
該熱交換器(A)の熱源流体流路に熱源媒体としての媒体水を流通させる循環流路と、循環流路を流れる媒体水を加熱するヒートポンプと、
ユースポイントで使用されなかった未使用の戻り温超純水を該熱交換器(B)の熱源媒体として流通させた後に超純水製造設備のサブタンク又はその上流に返送する返送路と
を有する温超純水製造装置。
【請求項8】
前記最終熱交換器で加熱された温超純水をユースポイントに供給する温超純水供給路にUF膜装置が設けられている請求項7の温超純水の製造装置。
【請求項9】
前記熱交換器(B)の熱源媒体として、前記戻り温超純水と、前記UF膜装置の濃縮水との混合水を流通させる請求項8の温超純水の製造装置。
【請求項10】
前記超純水製造装置と前記熱交換器(A)との間に熱交換器(D)が設けられており、
前記熱交換器(B)を通った前記混合水が該熱交換器(D)を通って該超純水製造装置の前段側に返送される請求項7~9のいずれかの温超純水の製造装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は温超純水の製造装置に係り、詳しくは、サブシステムからの超純水を熱交換器で加熱して温超純水としてユースポイントへ供給するように構成された温超純水の製造装置に関する。
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【背景技術】
【0002】
半導体洗浄用水として用いられている超純水は、一次純水製造装置及びサブシステム(二次純水製造装置)等から構成される超純水製造装置で製造される。
【0003】
サブシステムでは、低圧紫外線ランプより出される紫外線によりTOCを有機酸、さらにはCO
2
まで分解する。分解により生成した有機物及びCO
2
をイオン交換装置で除去し、限外濾過膜分離装置により微粒子が除去され、超純水となる。
【0004】
この超純水を熱交換器で加熱して温超純水とし、ユースポイントに送水することがある。この熱交換器の熱源流体として、ヒートポンプで加熱した加熱水を用いることがある(特許文献1)。
【0005】
図4は従来のヒートポンプ式加熱装置を有した温超純水の製造装置の一例を示す系統図である。
【0006】
一次純水は、サブタンク1から冷却器2を通り、約23℃に降温した後、配管3を介してサブシステム4に導入され、超純水が製造される。製造された約25℃の超純水は、配管5、第1熱交換器6、配管9及び第2熱交換器10の順に流れ、第1熱交換器6によって約45~70℃に加熱され、第2熱交換器10によって約75℃に加熱され、温超純水として配管11によりユースポイントへ送水される。配管11にはUF膜装置12が設置されている。
【0007】
第1熱交換器6の熱源流体流路へは、配管7を介してユースポイントからの70℃程度の戻り温超純水が導入される。この戻り温超純水は、熱交換器6でサブシステム4からの超純水と熱交換して降温した後、配管8によって、サブタンク1に送られる。
【0008】
第2熱交換器10の熱源流体流路には、ヒートポンプ20及び蒸気式加熱器15によって加熱された第1媒体水(伝熱媒体としての水)が循環流通される。即ち、熱交換器10の熱源流体流路を通った第1媒体水を配管13からヒートポンプ20の凝縮器23に通して加熱した後、配管14から蒸気式加熱器15に通してさらに加熱する。そして、配管16を介して第2熱交換器10に流入させる。
【0009】
蒸気式加熱器15の熱源流体流路には、ボイラ等からの蒸気(水蒸気)が流通される。
【0010】
ヒートポンプ20は、蒸発器21からの代替フロン等の熱媒体をポンプ22で圧縮して凝縮器23に導入し、凝縮器23からの熱媒体を膨張弁24を介して蒸発器21に導入するように構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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