TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025029259
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-06
出願番号
2023133785
出願日
2023-08-21
発明の名称
吸収性物品
出願人
日本製紙クレシア株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A61F
13/471 20060101AFI20250227BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】男性でも下着に対して容易に固定することができ、尿漏れを抑えることが可能な吸収性物品を提供する。
【解決手段】本開示は、着用時に肌側に位置する液透過性のトップシートと、着用時に非肌側に位置する液不透過性のバックシート12と、トップシートとバックシート12との間に配置される吸収体13と、を備える男性用のパッドタイプの吸収性物品10であって、吸収性物品10のうち着用時に上側となる長手方向の一側の端部の非肌側面10aに固定される一端側の固定部19を有し、吸収性物品10の非肌側面10aの上端縁20よりも内側に折り畳まれた折り畳み状態で設けられ、折り畳み状態から延ばして展開した展開状態で他端側が吸収性物品10の上端縁20よりも外側まで延出可能な帯状のテープ14と、展開状態のテープ14の他端側の非肌側面に設けられる中間付着強度粘着部(粘着部)15と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
着用時に肌側に位置する液透過性のトップシートと、着用時に非肌側に位置する液不透過性のバックシートと、前記トップシートと前記バックシートとの間に配置される吸収体と、を備える男性用のパッドタイプの吸収性物品であって、
前記吸収性物品のうち着用時に上側となる長手方向の一側の端部の非肌側面に固定される一端側の固定部を有し、前記吸収性物品の非肌側面の前記一側の一端縁よりも内側に折り畳まれた折り畳み状態で設けられ、前記折り畳み状態から延ばして展開した展開状態で他端側が前記吸収性物品の長手方向の前記一端縁よりも外側まで延出可能な帯状のテープと、
前記展開状態の前記テープの前記他端側の非肌側面に設けられる粘着部と、を備える
ことを特徴とする吸収性物品。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記テープは、前記吸収性物品の非肌側面の幅方向の両側に1対設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品。
【請求項3】
前記吸収性物品の長手方向の長さは、180mm以上330mm以下であり、
前記吸収性物品の幅方向の長さは、120mm以上220mm以下であり、
前記展開状態の前記テープの長手方向の長さは、100mm以上200mm以下である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の吸収性物品。
【請求項4】
前記テープの前記固定部は、前記吸収体と厚み方向に重なる位置に配置され、
前記テープの前記固定部の長手方向の長さは、40mm以上60mm以下である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の吸収性物品。
【請求項5】
前記テープは、ポリプロピレン樹脂で形成され、
前記粘着部は、合成ゴム系粘着剤で構成され、
前記テープの前記粘着部をカナキン3号へ、ローラーを2kgの荷重で1往復して加圧貼り付けし、養生条件23℃50%RH×2時間以上後に引張速度300mm/分で剥離した際の剥離強度は、120gf/15mm以上220gf/15mm以下である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の吸収性物品。
【請求項6】
前記吸収性物品の非肌側面に設けられるズレ止め粘着部を備え、
前記ズレ止め粘着部は、前記吸収性物品の非肌側面のうち着用時に下側となる長手方向の他側の端部から上側へ向かって延び、
前記ズレ止め粘着部の長手方向の長さは、前記吸収性物品の長手方向の長さを100%とした場合の40%以上60%以下である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の吸収性物品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、吸収性物品に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
昨今は労働人口の確保、社会全体の高齢化から雇用延長が進んでいる。60歳以上の就労人口が増える中、排尿後の微量な尿漏れ等による下着へのシミや、前立腺の疾病等による失禁症状に悩む男性労働者は増加している。このような悩みを解決するために、軽失禁パッドを下着へ装着することが考えられる。
【0003】
しかし、男性は、生理用品を使い慣れた女性とは異なり、軽失禁パッドの装着に不慣れであるので、軽失禁パッドを適切な装着位置へ固定できない場合がある。また、トランクスの着用に慣れた男性の場合は、トランクスが身体に対して緩い構造であり、トランクスにとりつけた軽失禁パッドが局部(排尿部)に密着し難いので、下着の外側の衣類(ズボン等)まで尿漏れが生じてしまうケースが発生している。
【0004】
特許文献1には、立体形状を有する男性用失禁パッドが開示されている。この男性用失禁パッドの上方の外面には、男性用失禁パッドを下着に固定するための2枚の固定テープが設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-136641号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
男性の局部は、その形状や位置変化によって排尿位置の変動が生じるので、尿漏れに対する軽失禁パッド等の吸収性物品による対処を、女性より難しくしている。このような尿漏れに関する不安は、就業や長時間の外出を諦めてしまうことに繋がりかねない。更に、男性高齢者の社会進出を促進するためにも、排尿に不安をかかえる男性に対応した、軽失禁パッドタイプの吸収性物品が求められている。
【0007】
特許文献1に記載の男性用失禁パッド(吸収性物品)は、着用中の密着性や使用後の後処理を考慮したものではない。
【0008】
そこで、本開示は、男性でも下着に対して容易に固定することができ、尿漏れを抑えることが可能な吸収性物品の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様は、着用時に肌側に位置する液透過性のトップシートと、着用時に非肌側に位置する液不透過性のバックシートと、前記トップシートと前記バックシートとの間に配置される吸収体と、を備える男性用のパッドタイプの吸収性物品であって、前記吸収性物品のうち着用時に上側となる長手方向の一側の端部の非肌側面に固定される一端側の固定部を有し、前記吸収性物品の非肌側面の前記一側の一端縁よりも内側に折り畳まれた折り畳み状態で設けられ、前記折り畳み状態から延ばして展開した展開状態で他端側が前記吸収性物品の長手方向の前記一端縁よりも外側まで延出可能な帯状のテープと、前記展開状態の前記テープの前記他端側の非肌側面に設けられる粘着部と、を備える。
【0010】
本発明の第2の態様は、上記第1の態様の吸収性物品であって、前記テープは、前記吸収性物品の非肌側面の幅方向の両側に1対設けられる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
健康器具
17日前
個人
鼾防止用具
13日前
個人
歯の掃除具
3か月前
個人
歯茎みが品
1か月前
個人
錠剤撒き器
6か月前
個人
脈波測定方法
13日前
個人
マッサージ機
28日前
個人
塗り薬塗り具
2か月前
個人
乗馬テラピー
4か月前
個人
導電香
1か月前
個人
身体牽引装置
4か月前
個人
脈波測定方法
20日前
個人
染毛方法
3か月前
個人
クリップ
1か月前
個人
健康器具
2か月前
個人
片足歩行支援具
1か月前
個人
発熱器具
3か月前
個人
収納容器
2か月前
個人
鼻腔拡張具
6か月前
株式会社コロナ
脱臭機
6か月前
個人
動体視力強化装置
4か月前
個人
眼科診療車
1か月前
個人
口内洗浄具
20日前
個人
挟圧手工爪矯正具
6か月前
個人
磁器治療器
4か月前
個人
血管硬化度算出方法
4か月前
東レ株式会社
下肢着用具
4か月前
株式会社ナカニシ
生検針
4か月前
株式会社 MTG
浴用剤
1か月前
東レ株式会社
吸収制御剤
3か月前
個人
除菌システム
1か月前
株式会社コーセー
美爪料
1か月前
株式会社コーセー
化粧料
1か月前
個人
口腔ケア用歯ブラシ
6か月前
個人
避難困難者救出台車
1か月前
個人
Dr.なかまつよい耳
3か月前
続きを見る
他の特許を見る