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公開番号
2025028739
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-03
出願番号
2023200639,2023133519
出願日
2023-11-28,2023-08-18
発明の名称
アシスト自転車
出願人
株式会社宝島社
代理人
個人
主分類
B62K
15/00 20060101AFI20250221BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【目的】折り畳み状態が極めてコンパクトで折り畳み作業を簡単にできるアシスト自転車とすること。
【構成】中央斜め支柱3と、前軸管部11とハンドル軸部12とからなる前支柱1と、フロントフォーク13と、前支柱挟持部21と中央斜め支柱3と常時連結する枢支連結部23と脱着する脱着連結部24とを有する連結支持具2と、ハンドル8と、リアフォーク34と、中央斜め支柱3に起立状態と倒れ状態の固定状態とされる後支柱5とが備えられ、折り畳み完了のときには、中央斜め支柱3に対して前方側に倒れ状態で固定された後支柱5の後軸部51が垂直状となるように上方に持ち上げられることにより、後軸部51と共に中央斜め支柱3が垂直状となった中央斜め支柱3と後支柱5とはV字状の折り畳み状態となり、中央斜め支柱3と前支柱1とは逆V字状に折り曲げられる折り畳み状態となること。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
アシスト電動機及び蓄電池が内装された中央斜め支柱と、前軸管部と該前軸管部に内装されるハンドル軸部とからなる前支柱と、前記ハンドル軸部の下端に設けられ且つ小型前輪を軸支するフロントフォークと、前記前支柱を挟持する前支柱挟持部と前記中央斜め支柱の前端側と常時連結する枢支連結部と脱着する脱着連結部と該脱着連結部と前記中央斜め支柱との脱着を行う脱着操作レバーとを有する連結支持具と、前記ハンドル軸部に装着されるハンドルと、前記中央斜め支柱の下端に設けられ小型後輪を軸支するリアフォークと、前記中央斜め支柱に起立状態と倒れ状態の位置にてそれぞれ固定状態に設定される後軸部を有し且つサドルを有する後支柱とが備えられ、
走行のとき又は走行直前のときには、前記中央斜め支柱は前方側から後方側に向かって下がる緩傾斜状で且つ前記前支柱と前記後支柱は直立状の構成とし、
折畳み完了のときには、前記中央斜め支柱と前記後支柱とは略V字状で且つ前記中央斜め支柱と前記前支柱とは略逆V字状の構成としてなることを特徴とするアシスト自転車。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のアシスト自転車において、前記アシスト電動機は前記中央斜め支柱の前後方向後方側寄りに形成された上下に膨出状となる楕円形状の後方筐体部内に内装され、前記後支柱は前記後方筐体部に設けられてなることを特徴とするアシスト自転車。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のアシスト自転車において、前記後支柱の下端には回動軸部が設けられ該回動軸部には二つの嵌合凹部を有する位置決めカムが設けられ、前記回動軸部は前記中央斜め支柱に回動自在となるように軸支されると共に、前記中央斜め支柱には前記位置決めカムの前記嵌合凹部に嵌合する嵌合突起を有する位置決めレバーが設けられ、該位置決めレバーにより、前記後支柱が直立状又は倒れ状に固定されてなることを特徴とするアシスト自転車。
【請求項4】
請求項1又は2に記載のアシスト自転車において、前記連結支持具と前記中央斜め支柱の前方側との脱着連結部箇所で且つ前記連結支持具と前記中央斜め支柱との間にシリンダとピストンロッドとを備え該ピストンロッドが前記シリンダに対して出没する緩衝具を備え、前記シリンダと前記ピストンロッドのそれぞれの軸方向外端が前記連結支持具と前記中央斜め支柱との間に亘って枢支連結されてなることを特徴とするアシスト自転車。
【請求項5】
請求項1又は2に記載のアシスト自転車において、前記前支柱の前軸管部の上端側寄りの任意の位置には、折畳み完了のときに前記連結支持具が前記前軸管部に沿って上方への移動を停止する上ストッパ部が設けられてなることを特徴とするアシスト自転車。
【請求項6】
請求項1又は2に記載のアシスト自転車において、前記脱着操作レバーの揺動自由端側の下面には、係止突起部が形成され、前記中央斜め支柱と前記前支柱の折畳み完了のときにおいて前記脱着操作レバーの係止突起部が前記中央斜め支柱の前端に係止し、折畳み完了のときを維持する構成としてなることを特徴とするアシスト自転車。
【請求項7】
請求項1又は2に記載のアシスト自転車において、前記後軸部の後方側に握手部が設けられてなることを特徴とするアシスト自転車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、折畳み完了のときが極めてコンパクトであり、且つ安定した状態で運転することができ、組立及び折畳み作業を簡単にすることができる電動によるアシスト自転車に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、折畳みができる自転車は種々存在する。その多くのものとして、前後方向の中間箇所に枢支部が存在し、該枢支部を介して水平方向に折り曲げするタイプが多い。その代表的なものとして特許文献1を上げた。また、前後方向の中間箇所に折り曲げ部が存在し、該折り曲げ部を介して垂直面上で折り曲げるタイプも存在する。その代表的なものとして特許文献2を上げた。特許文献1及び特許文献2を含めて、従来の折畳みタイプは、折畳み作業が面倒で、且つ折畳み完了のときも不安定なものが多い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-123913号公報
特開2016-159720号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
まず、特許文献1に示すような折畳み形式のものは、その構造を単純にすることができるものが多い。しかし、折畳み完了のときとしてもその体積は大きく、収納場所が大きくなる欠点があった。また、特許文献2に示すような折畳み形式のものは、その折畳み完了のときの体積を小さくすることができるが、折畳み構造が複雑となり、折畳み作業が面倒なものとなる。本発明の目的は、迅速な折畳みが可能で、折畳み完了のときをコンパクトな状態とし、収納場所を小さくして、省スペース化を実現できる電動によるアシスト自転車を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そこで、発明者は上記課題を解決すべく鋭意,研究を重ねた結果、請求項1の発明を、アシスト電動機及び蓄電池が内装された中央斜め支柱と、前軸管部と該前軸管部に内装されるハンドル軸部とからなる前支柱と、前記ハンドル軸部の下端に設けられ且つ小型前輪を軸支するフロントフォークと、前記前支柱を挟持する前支柱挟持部と前記中央斜め支柱の前端側と常時連結する枢支連結部と脱着する脱着連結部と該脱着連結部と前記中央斜め支柱との脱着を行う脱着操作レバーとを有する連結支持具と、前記ハンドル軸部に装着されるハンドルと、前記中央斜め支柱の下端に設けられ小型後輪を軸支するリアフォークと、前記中央斜め支柱に起立状態と倒れ状態の位置にてそれぞれ固定状態に設定される後軸部を有し且つサドルを有する後支柱とが備えられ、
走行のとき又は走行直前のときには、前記中央斜め支柱は前方側から後方側に向かって下がる緩傾斜状で且つ前記前支柱と前記後支柱は直立状の構成とし、
折畳み完了のときには、前記中央斜め支柱と前記後支柱とは略V字状で且つ前記中央斜め支柱と前記前支柱とは略逆V字状の構成としてなることを特徴とするアシスト自転車としたことにより、上記課題を解決した。
【0006】
請求項2の発明を、請求項1に記載のアシスト自転車において、前記アシスト電動機は前記中央斜め支柱の前後方向後方側寄りに形成された上下に膨出状となる楕円形状の後方筐体部内に内装され、前記後支柱は前記後方筐体部に設けられてなることを特徴とするアシスト自転車としたことにより、上記課題を解決した。
【0007】
請求項3の発明を、請求項1又は2に記載のアシスト自転車において、前記後支柱の下端には回動軸部が設けられ該回動軸部には二つの嵌合凹部を有する位置決めカムが設けられ、前記回動軸部は前記中央斜め支柱に回動自在となるように軸支されると共に、前記中央斜め支柱には前記位置決めカムの前記嵌合凹部に嵌合する嵌合突起を有する位置決めレバーが設けられ、該位置決めレバーにより、前記後支柱が直立状又は倒れ状に固定されてなることを特徴とするアシスト自転車としたことにより、上記課題を解決した。
【0008】
請求項4の発明を、請求項1又は2に記載のアシスト自転車において、前記連結支持具と前記中央斜め支柱の前方側との脱着連結部箇所で且つ前記連結支持具と前記中央斜め支柱との間にシリンダとピストンロッドとを備え該ピストンロッドが前記シリンダに対して出没する緩衝具を備え、前記シリンダと前記ピストンロッドのそれぞれの軸方向外端が前記連結支持具と前記中央斜め支柱との間に亘って枢支連結されてなることを特徴とするアシスト自転車としたことにより、上記課題を解決した。
【0009】
請求項5の発明を、請求項1又は2に記載のアシスト自転車において、前記前支柱の前軸管部の上端側寄りの任意の位置には、折畳み完了のときに前記連結支持具が前記前軸管部に沿って上方への移動を停止する上ストッパ部が設けられてなることを特徴とするアシスト自転車としたことにより、上記課題を解決した。
【0010】
請求項6の発明を、請求項1又は2に記載のアシスト自転車において、前記脱着操作レバーの揺動自由端側の下面には、係止突起部が形成され、前記中央斜め支柱と前記前支柱の折畳み完了のときにおいて前記脱着操作レバーの係止突起部が前記中央斜め支柱の前端に係止し、折畳み完了のときを維持する構成としてなることを特徴とするアシスト自転車としたことにより、上記課題を解決した。請求項7の発明では、請求項1又は2に記載のアシスト自転車において、前記後軸部の後方側に握手部が設けられてなることを特徴とするアシスト自転車としたことにより、上記課題を解決したものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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