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公開番号2025028580
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-03
出願番号2023133487
出願日2023-08-18
発明の名称口腔内シート
出願人個人
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A61F 5/03 20060101AFI20250221BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】口腔内における舌の位置を簡便に矯正することができる口腔内シートを提供する。
【解決手段】使用者の口腔内において上顎11に貼り付けられる嗜好性風味を有するシート本体部2と、シート本体部2に形成された通気確保部3と、を有する構成とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
使用者の口腔内において上顎(11)に貼り付けられる嗜好性風味を有するシート本体部(2)と、
前記シート本体部(2)に形成された通気確保部(3)と、
を有する口腔内シート。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記通気確保部(3)が、呼吸に伴う空気圧によって前記シート本体部(2)を破断する易破断部(3b)である請求項1に記載の口腔内シート。
【請求項3】
前記通気確保部(3)が、前記シート本体部(2)を貫通する貫通孔部(3a)である請求項1に記載の口腔内シート。
【請求項4】
前記貫通孔部(3a)が、前記シート本体部(2)の前端部に形成されている請求項3に記載の口腔内シート。
【請求項5】
前記貫通孔部(3a)の内縁に、前記シート本体部(2)の肉厚を増すための肉盛り部(4)が形成されている請求項4に記載の口腔内シート。
【請求項6】
前記シート本体部(2)が多層構造をなしており、最も上顎(11)側の最上層(2a)が他の層と比較して高い粘着性を有し、最も舌(10)側の最下層(2b)に嗜好性風味が付与されており前記最下層(2b)の厚みが前記シート本体部(2)の厚み全体の50%以上99%以下の範囲内である請求項1から5のいずれか1項に記載の口腔内シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、口腔内における舌の位置を矯正することが可能な口腔内シートに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
図5および図6に示すように、舌10は、口腔内において上顎11全体に接触し、舌10の先端が上の前歯12のやや後ろの破線丸印で囲ったスポット13付近に位置しているのが正しい状態であるとされている。ところが、近年、舌10の筋力不足などによって舌10の位置が下がる低舌位の状態が多く見受けられる。この低舌位の状態においては、図7に示すように、舌の先端が特に下の前歯14の裏側に当たった状態となり、顔の歪みやたるみ、口呼吸による口臭やいびきの発生、歯並びが悪くなることによる虫歯や歯周病の発生、発音や滑舌の低下、咀嚼力の低下や咀嚼音の発生、集中力の低下、姿勢の悪化など種々の問題を引き起こすおそれがある。
【0003】
この問題を解決すべく、例えば下記特許文献1においては、舌の位置を正しい位置に矯正するために口腔内に装着される口腔器具が提案されている。この口腔器具には、装着状態における舌先の正しい位置を示すタブ部24が形成されている。舌先をタブ部24に接触させることにより器具の位置を安定させることができるとともに、タブ部24と舌キャッチ部34により舌43の先端が位置決めされる。これにより、舌43を上げるための筋肉が鍛えられ、舌43をふさわしい位置に置くためのトレーニングになることが期待されている(特許文献1の段落0041などを参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-48036号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に係る口腔器具は、口腔内に装着したときの違和感が大きいため長時間の使用に伴う負担が大きく、特に小さな子供への適用が難しい問題がある。
【0006】
そこで、この発明は、口腔内における舌の位置を簡便に矯正することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、この発明では、
使用者の口腔内において上顎に貼り付けられる嗜好性風味を有するシート本体部と、
前記シート本体部に形成された通気確保部と、
を有する口腔内シートを構成した。
【0008】
このようにすると、小さな子供でも口腔内に口腔内シートを容易に装着することができる。また、シート本体部に嗜好性風味を設けたので、舌先を積極的に上顎側に向かわせることができ、口腔内における舌の位置を矯正することができる。さらに、シート本体部に通気確保部を形成したので、この口腔内シートが上顎から脱落して気道に跨るように貼り付いたとしても呼吸の通り道を確保することができる。
【0009】
前記構成においては、
前記通気確保部が、呼吸に伴う空気圧によって前記シート本体部を破断する易破断部である構成とすることができる。このようにすると、口腔内シートが上顎から脱落して気道に跨るように貼り付いたとしても、シート本体部が易破断部によって破断されるため、呼吸の通り道を確保することができる。
【0010】
あるいは、前記構成において、
前記通気確保部が、前記シート本体部を貫通する貫通孔部である構成とすることもできる。このようにすると、口腔内シートが上顎から脱落して気道に跨るように貼り付いたとしても、貫通孔部によって呼吸の通り道を確保することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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