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公開番号
2025027911
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2023133175
出願日
2023-08-17
発明の名称
入出場管理システムおよび入出場管理プログラム
出願人
ETCマネジメントサービス株式会社
代理人
主分類
G08G
1/14 20060101AFI20250220BHJP(信号)
要約
【課題】駐車場における駐車料金のキャッシュレス精算処理および入出場管理を簡易かつ確実に実行するための入出場管理システムを提供する。
【解決手段】入出場管理システムは、検知部、取得部、および管理部を有する。検知部は、管理区域の入出場口および当該管理区域を含む範囲を撮影した画像に基づいて、入出場口を通過する車両を検知する。取得部は、検知された車両に設置された車載器の固有情報、車載器に挿入されたETCカードの固有情報、および車両番号のうちの少なくとも一つを含む識別情報を取得する。管理部は、検知された車両の特徴を示す車両特徴情報と、当該車両の識別情報とを関連付けて記憶する。検知部は、カメラによって撮影された画像に基づいて、当該車両が入場した管理区域内の駐車エリアの駐車エリア情報を特定する。管理部は、特定された駐車エリア情報を、当該車両の車両特徴情報および識別情報にさらに関連付けて記憶する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
管理区域の入出場口および当該管理区域を含む範囲をカメラによって撮影した画像に基づいて、当該管理区域の入出場口を通過する車両を検知する検知部と、
前記検知部によって検知された前記車両に設置された車載器の固有情報、前記車載器に挿入されたETCカードの固有情報、および車両番号のうちの少なくとも一つを含む識別情報を取得する取得部と、
前記検知部によって検知された前記車両の特徴を示す車両特徴情報と、当該車両から取得された前記識別情報とを関連付けて記憶する管理部と、を有し、
前記検知部は、前記車両が前記管理区域に入場する方向に前記入出場口を通過したことを検知した場合、前記カメラによって撮影された画像に基づいて、当該車両が前記管理区域内の駐車エリアに入場することを検知して、当該駐車エリアを識別するための駐車エリア情報を特定し、
前記管理部は、前記検知部によって特定された前記駐車エリア情報を、使用中の駐車エリアを示す駐車エリア情報として当該車両の前記車両特徴情報および前記識別情報にさらに関連付けて記憶する入出場管理システム。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記車両のユーザーから、当該ユーザーが利用した前記駐車エリアの前記駐車エリア情報の入力を受け付ける受付部をさらに有し、
前記受付部は、受け付けられた前記駐車エリア情報と前記管理部に記憶されている使用中の駐車エリアを示す前記駐車エリア情報とが一致する場合、前記ユーザーから、前記車両または前記車両のユーザーに課される代金の負担者によって選択された支払手段を識別するための支払手段情報の入力を受け付け、
前記管理部は、前記受付部によって受け付けられた前記支払手段情報を用いて、前記駐車エリアの使用に関する前記代金の精算処理を実行し、精算処理が実行されたことを当該駐車エリア情報と関連付けられている前記識別情報と関連付けて記憶する請求項1に記載の入出場管理システム。
【請求項3】
前記検知部によって前記車両が前記管理区域から出場する方向に前記入出場口を通過することが検知された場合、前記管理部は、前記取得部によって取得された前記識別情報について、前記精算処理が実行されているか否かを判断し、実行されている場合には、前記車両が正常に出場したことを記録し、実行されていない場合には、当該車両の前記識別情報と関連付けて当該車両が不正に出場したこと示す不正車両情報を記録する請求項2に記載の入出場管理システム。
【請求項4】
前記車両が不正に出場したことが記録される場合、前記管理部は、前記カメラによって撮影された画像から、前記車両が前記駐車エリアから前記入出場口を通過するまでの画像を抽出して、抽出された画像を示す情報を、前記車両特徴情報および前記識別情報と関連付けて記憶する請求項3に記載の入出場管理システム。
【請求項5】
前記検知部によって前記車両が前記管理区域に入場する方向に前記入出場口を通過することが検知された場合、前記管理部は、当該車両から取得された前記車両特徴情報および前記識別情報のうちの少なくとも一方が、前記不正車両情報として記憶された前記車両特徴情報および前記識別情報のうちの少なくとも一方と一致するか否かを判断し、一致する場合は、管理者に対して警告を出力する請求項3に記載の入出場管理システム。
【請求項6】
前記受付部は、前記ユーザーから、前記支払手段情報の入力を受け付けるとともに、前記代金を自動的に支払う旨の指示をさらに受け付け可能であり、当該指示を受け付けた場合には、管理部は、自動支払登録情報および前記支払手段情報を前記識別情報と関連付けて記憶する請求項2に記載の入出場管理システム。
【請求項7】
前記検知部によって前記車両が前記管理区域に入場する方向に前記入出場口を通過することが検知された場合、前記管理部は、当該車両から取得された前記識別情報に関連付けて前記自動支払登録情報および前記支払手段情報が記憶されているか否かを判断し、記憶されている場合は、前記検知部によって前記車両が前記管理区域から出場する方向に前記入出場口を通過することが検知された際に、前記車両が正常に出場したことを記録するとともに、前記支払手段情報を用いて前記代金の精算処理を実行する請求項6に記載の入出場管理システム。
【請求項8】
管理区域の入出場口および当該管理区域を含む範囲をカメラによって撮影した画像に基づいて、当該管理区域の入出場口を通過する車両を検知する検知ステップと、
前記検知ステップにおいて検知された前記車両に設置された車載器の固有情報、前記車載器に挿入されたETCカードの固有情報、および車両番号のうちの少なくとも一つを含む識別情報を取得する取得ステップと、
前記検知ステップにおいて検知された前記車両の特徴を示す車両特徴情報と、当該車両から取得された前記識別情報とを関連付けて記憶する管理ステップと、を含み、
前記検知ステップは、前記車両が前記管理区域に入場する方向に前記入出場口を通過したことを検知した場合、前記カメラによって撮影された画像に基づいて、当該車両が前記管理区域内の駐車エリアに入場することを検知して、当該駐車エリアを識別するための駐車エリア情報を特定し、
前記管理ステップは、前記検知ステップにおいて特定された前記駐車エリア情報を、当該車両の前記車両特徴情報および前記識別情報にさらに関連付けて記憶する処理をコンピューターに実行させるための入出場管理プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、入出場管理システムおよび入出場管理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、駐車場の利用料金をキャッシュレスで精算するための様々な方法が提案されている。たとえば特許文献1には、車両の入庫時刻データと出庫時刻データに基づいて駐車料金を算出してWebサイトサーバーに送信し、Webサイトにおいて駐車料金の精算を受け付ける技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-256995号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の技術では、駐車料金を精算する際に、ユーザーが使用した駐車ブースを確認してWebサイトに入力し、決済処理を実行するものである。これでは、駐車料金を精算する度にブース番号を確認してWebサイトに入力する手間がかかり、ユーザーにとって不便である。また、夜間や悪天候等によってユーザーがブース番号を確認できない場合には、車両を適切に出庫させることができずに問題となる。さらに、ユーザーがブース番号の確認や入力を誤ってしまった場合には、車両を出庫させることができないうえに、誤請求等といったさらなる問題も生じてしまう。
【0005】
上記のような問題に関連して、近年では、カメラによって撮影された画像から車両のナンバー情報を認識して、ナンバー情報によって車両を識別して精算処理や入出場管理を行う技術も提案されている。
【0006】
しかし、たとえば駐車場に多い屋外の環境において上記のような技術を用いた場合、夜間や悪天候等によってナンバーを明瞭に撮影できない場合には、ナンバー情報の認識精度が低下し、適切に車両を識別することができないという問題が生じてしまう。また、昼間や晴天時であっても、時間帯や季節によって太陽の位置が変わるため、反射や影等の影響によってナンバーを明瞭に撮影できず、ナンバー情報の認識精度が低下してしまうという問題も生じている。さらに、車両が所定の進入方向からずれて斜めに進入してきた場合にも、ナンバーを明瞭に撮影できず、ナンバー情報の認識精度が低下してしまい、精算処理や入出場管理を適切に行うことができないという問題が生じてしまう。
【0007】
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものである。したがって、本発明の目的は、駐車場における駐車料金のキャッシュレス精算処理および入出場管理を簡易かつ確実に実行するための入出場管理システムおよび入出場管理プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的は、下記の手段によって達成される。
【0009】
入出場管理システムは、検知部、取得部、および管理部を有する。検知部は、管理区域の入出場口および当該管理区域を含む範囲をカメラによって撮影した画像に基づいて、当該管理区域の入出場口を通過する車両を検知する。取得部は、検知部によって検知された車両に設置された車載器の固有情報、車載器に挿入されたETCカードの固有情報、および車両番号のうちの少なくとも一つを含む識別情報を取得する。管理部は、検知部によって検知された車両の特徴を示す車両特徴情報と、当該車両から取得された識別情報とを関連付けて記憶する。検知部は、車両が管理区域に入場する方向に入出場口を通過したことを検知した場合、カメラによって撮影された画像に基づいて、当該車両が管理区域内の駐車エリアに入場することを検知して、当該駐車エリアを識別するための駐車エリア情報を特定する。管理部は、検知部によって特定された駐車エリア情報を、当該車両の車両特徴情報および識別情報にさらに関連付けて記憶する。
【0010】
入出場管理プログラムは、検知ステップ、取得ステップ、および管理ステップを含む処理をコンピューターに実行させるように構成される。検知ステップは、管理区域の入出場口および当該管理区域を含む範囲をカメラによって撮影した画像に基づいて、当該管理区域の入出場口を通過する車両を検知する。取得ステップは、検知部において検知された車両に設置された車載器の固有情報、車載器に挿入されたETCカードの固有情報、および車両番号のうちの少なくとも一つを含む識別情報を取得する。管理部は、検知部において検知された車両の特徴を示す車両特徴情報と、当該車両から取得された識別情報とを関連付けて記憶する。検知ステップは、車両が管理区域に入場する方向に入出場口を通過したことを検知した場合、カメラによって撮影された画像に基づいて、当該車両が管理区域内の駐車エリアに入場することを検知して、当該駐車エリアを識別するための駐車エリア情報を特定する。管理ステップは、検知ステップにおいて特定された駐車エリア情報を、当該車両の車両特徴情報および識別情報にさらに関連付けて記憶する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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