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公開番号2025027713
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-28
出願番号2023132770
出願日2023-08-17
発明の名称解決支援システム
出願人株式会社アイアイビー
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250220BHJP(計算;計数)
要約【課題】相談人が抱える相談事を対話型AIを利用して解決することを支援する好適なシステムを提供する。
【解決手段】相談人から相談を受けまたは相談内容に関連する情報の提供を得た回答人が作成した質問の入力を受け付ける第一入力受付部103と、受け付けた質問を対話型の人工知能を司るコンピュータに向けて送信する第一送信部104と、送信した質問に対する人工知能による返答を受信する第一受信部105と、受信した返答の情報を回答人に提示するべく出力する第一出力部106と、人工知能による返答を得た回答人が作成した質問の入力を受け付ける第二入力受付部107と、受け付けた質問を対話型の人工知能を司るコンピュータに向けて送信する第二送信部108と、送信した質問に対する人工知能による返答を受信する第二受信部109と、受信した返答の情報を回答人に提示するべく出力する第二出力部110とを具備する解決支援システムを構成した。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
相談人による相談に対して回答人が対話型の人工知能を利用して回答するためのシステムであって、
相談人から相談を受けまたは相談内容に関連する情報の提供を得た回答人が作成した質問の入力を受け付ける第一入力受付部と、
前記第一入力受付部で受け付けた質問を対話型の人工知能を司るコンピュータに向けて送信する第一送信部と、
前記第一送信部が送信した質問に対する前記人工知能による返答を前記コンピュータから受信する第一受信部と、
前記第一受信部で受信した返答の情報を回答人に提示するべく出力する第一出力部と、
前記人工知能による返答を得た回答人が作成した質問の入力を受け付ける第二入力受付部と、
前記第二入力受付部で受け付けた質問を対話型の人工知能を司るコンピュータに向けて送信する第二送信部と、
前記第二送信部が送信した質問に対する前記人工知能による返答を前記コンピュータから受信する第二受信部と、
前記第二受信部で受信した返答の情報を回答人に提示するべく出力する第二出力部と
を具備する解決支援システム。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
相談人による相談または相談内容に関連する情報を当該相談人が使用するコンピュータから受信する相談受信部と、
前記相談受信部で受信した相談または相談内容に関連する情報を回答人に提示するべく出力する相談出力部と、
相談人による相談または相談内容に関連する情報を基に前記人工知能に対して複数回の質問を行いその返答を得た回答人が作成した当該相談に対する回答の入力を受け付ける回答入力受付部と、
前記回答入力受付部で受け付けた回答を相談人が使用するコンピュータに向けて送信する回答送信部と
を具備する請求項1記載の解決支援システム。
【請求項3】
回答人が前記人工知能に対して質問しまたは相談人に対して回答する際に参照可能な情報を格納しているデータベースを検索するための検索キーの入力を受け付ける検索入力受付部と、
前記データベースに格納している情報のうち前記検索キーに適合する情報を回答人に提示するべく出力する情報出力部と
を具備する請求項1記載の解決支援システム。
【請求項4】
相談人から相談を受けまたは相談内容に関連する情報の提供を得た、あるいは前記人工知能による返答を得た回答人が作成した質問の入力を受け付ける第三入力受付部と、
前記第三入力受付部で受け付けた質問を外部の専門家が使用するコンピュータに向けて送信する第三送信部と、
前記第三送信部が送信した質問に対する外部の専門家による返答を前記コンピュータから受信する第三受信部と、
前記第三受信部で受信した返答の情報を回答人に提示するべく出力する第三出力部と
を具備する請求項1記載の解決支援システム。
【請求項5】
請求項1、2、3または4記載の解決支援システムを構築するために用いられるものであって、回答人が使用するコンピュータを、
相談人から相談を受けまたは相談内容に関連する情報の提供を得た回答人が作成した質問の入力を受け付ける第一入力受付部、
前記第一入力受付部で受け付けた質問を対話型の人工知能を司るコンピュータに向けて送信する第一送信部、
前記第一送信部が送信した質問に対する前記人工知能による返答を前記コンピュータから受信する第一受信部、
前記第一受信部で受信した返答の情報を回答人に提示するべく出力する第一出力部、
前記人工知能による返答を得た回答人が作成した質問の入力を受け付ける第二入力受付部、
前記第二入力受付部で受け付けた質問を対話型の人工知能を司るコンピュータに向けて送信する第二送信部、
前記第二送信部が送信した質問に対する前記人工知能による返答を前記コンピュータから受信する第二受信部、並びに、
前記第二受信部で受信した返答の情報を回答人に提示するべく出力する第二出力部
として機能させるプログラム。
【請求項6】
相談人による相談に対して回答人が対話型の人工知能を利用して回答するための方法であって、
回答人が使用するコンピュータにおいて、相談人から相談を受けまたは相談内容に関連する情報の提供を得た回答人が作成した質問の入力を受け付けるステップと、
回答人が使用するコンピュータが、受け付けた質問を対話型の人工知能を司るコンピュータに向けて送信するステップと、
回答人が使用するコンピュータが、送信した質問に対する前記人工知能による返答を当該人工知能を司るコンピュータから受信するステップと、
回答人が使用するコンピュータが、受信した返答の情報を回答人に提示するべく出力するステップと、
回答人が使用するコンピュータにおいて、前記人工知能による返答を得た回答人が作成した質問の入力を受け付けるステップと、
回答人が使用するコンピュータが、受け付けた質問を対話型の人工知能を司るコンピュータに向けて送信するステップと、
回答人が使用するコンピュータが、送信した質問に対する前記人工知能による返答を当該人工知能を司るコンピュータから受信するステップと、
回答人が使用するコンピュータが、受信した返答の情報を回答人に提示するべく出力するステップと
を具備する解決支援方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、対話型の人工知能(Artificial Intelligence)を利用して相談人の相談に応じるシステムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近時、人の求めに応じて文章、絵、音楽等を生成するAIが大きな注目を集めている。ChatGPT(国際登録商標)、Bard、ChatSonic等の対話型のAIは、大規模言語モデルを用い、莫大な量のデータを学習させて生成されたもので、人がする質問に対して高度な受け答えを行うことが可能となっている(例えば、下記先行技術文献を参照)。この種の対話型AIは既に、カスタマーサポートや法律相談等に活用されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
吉川和輝、今泉允聡(協力)、“特集 話すAI 描くAI”、日経サイエンス、日経サイエンス社、令和5年5月1日、第53巻、第5号、p.32-50
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
AI技術の進展は驚異的であり、将来的には医療相談、経営コンサルティング、財産(知的財産等の無体財産を含む)や資源(生物資源、微生物、遺伝子等を含む)の価値評価、事業性評価、投資判断等々、さらに幅広い分野に適用されてゆくものと思われる。
【0005】
一方で、何かの問題を解決したい、そのためのアドバイスを欲している相談人が、手ずから対話型AIにアクセスして質問を投げかけ、返答を得ようとする際には、幾つか注意が必要になる。まず、AIに対し、適切な質問、そしてそれに付随する必要な情報を入力することが要求される。さもなくば、的確な返答を得られないおそれがある。加えて、単一の質問だけでは十全な返答がもたらされるとは限られず、寧ろ質問を複数回行うことになるのが通常であり、前の質問に対するAIからの返答に応じて次の質問を選定する能力も必須となる。
【0006】
さらには、AIが生成した返答が常に正しいとは保証されていない。従って、質問の作成及び返答の精査の双方において、該当する分野における専門的な知見を有していなければならないが、全ての相談人にそのような能力を求めることは不可能であるし不合理でもある。
【0007】
以上に鑑みてなされた本発明は、相談人が抱える相談事をAIを利用して解決することを支援する好適なシステムを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明では、相談人による相談に対して回答人が対話型のAIを利用して回答するためのシステムであって、相談人から相談を受けまたは相談内容に関連する情報の提供を得た回答人が作成した質問の入力を受け付ける第一入力受付部と、前記第一入力受付部で受け付けた質問を対話型のAIを司るコンピュータに向けて送信する第一送信部と、前記第一送信部が送信した質問に対する前記AIによる返答を前記コンピュータから受信する第一受信部と、前記第一受信部で受信した返答の情報を回答人に提示するべく出力する第一出力部と、前記AIによる返答を得た回答人が作成した質問の入力を受け付ける第二入力受付部と、前記第二入力受付部で受け付けた質問を対話型のAIを司るコンピュータに向けて送信する第二送信部と、前記第二送信部が送信した質問に対する前記AIによる返答を前記コンピュータから受信する第二受信部と、前記第二受信部で受信した返答の情報を回答人に提示するべく出力する第二出力部とを具備する解決支援システムを構成した。
【0009】
本発明に係るシステムはさらに、相談人による相談または相談内容に関連する情報を当該相談人が使用するコンピュータから受信する相談受信部と、前記相談受信部で受信した相談または相談内容に関連する情報を回答人に提示するべく出力する相談出力部と、相談人による相談または相談内容に関連する情報を基に前記AIに対して複数回の質問を行いその返答を得た回答人が作成した当該相談に対する回答の入力を受け付ける回答入力受付部と、前記回答入力受付部で受け付けた回答を相談人が使用するコンピュータに向けて送信する回答送信部とを具備することがある。
【0010】
本発明に係るシステムはさらに、回答人が前記AIに対して質問しまたは相談人に対して回答する際に参照可能な情報を格納しているデータベースを検索するための検索キーの入力を受け付ける検索入力受付部と、前記データベースに格納している情報のうち前記検索キーに適合する情報を回答人に提示するべく出力する情報出力部とを具備することがある。
(【0011】以降は省略されています)

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