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公開番号
2025026994
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-26
出願番号
2024204108,2021559066
出願日
2024-11-22,2020-04-02
発明の名称
細胞培養システムおよびその使用
出願人
フラスクワークス, エルエルシー
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C12M
1/00 20060101AFI20250218BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】細胞培養システムおよびその使用の提供。
【解決手段】細胞培養を監視および制御するためのシステムは、コントローラと動作可能に関連付けられる、細胞培養装置を備える。コントローラは、コントローラに、培養されるべき細胞と関連付けられるデータを受信させ、細胞培養プロトコルデータを受信するために、1つ以上のデータベースに接続させ、培養されるべき細胞に関する細胞培養プロトコルを決定させるように、プロセッサによって実行可能な命令を含有する、メモリに結合される、ハードウェアプロセッサを備える。細胞培養プロトコルを決定する方法は、培養されるべき細胞と関連付けられるデータを受信するステップと、細胞培養プロトコルについてのデータを受信するために、1つ以上のデータベースに接続するステップと、培養されるべき細胞に関する細胞培養プロトコルを決定するステップとを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
本明細書に記載の発明。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本願は、そのそれぞれの内容が、参照することによって組み込まれる、2019年4月3日に出願された、米国仮特許出願第62/828,696号の利益および優先権を主張する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【0002】
本発明は、概して、細胞培養方法およびシステムに関する。
【背景技術】
【0003】
細胞培養は、生物学的研究における重要なツールであり、癌、ワクチン、およびタンパク質療法論に関連する研究において使用されている。細胞培養のプロセスは、精密な条件下でその元の身体の外で細胞を維持するステップを伴う。
【0004】
典型的には、実験室の技術者は、細胞培養手順を行うとき、特定の細胞タイプに関する既存のプロトコルに従う。しかしながら、既存の細胞培養手順は、実験室の技術者によって行われる多くの物理的ステップ、広範な監視を伴い、面倒であり、時間がかかる。自動化の欠如および実験室の技術者に起因するバイアス、すなわち、いかなる追加の入力も伴わない導入済みの細胞培養プロトコルの使用は、細胞培養手順の開発および最適化を妨げる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、調整された細胞培養手順を提供するために、細胞培養プロトコルを決定する方法およびシステムを提供する。本発明によるデバイスは、精密な細胞培養条件の監視および制御を可能にするために、センサおよびコントローラを装備する。また、本発明のシステムは、細胞培養手順に関連するデータを含有するデータベースと通信するように構成される。本発明のシステムおよび方法は、データベースから取得されたデータ、センサからのリアルタイムフィードバック、またはそれらの組み合わせを使用し、目下の細胞培養手順を決定し、随意に、最適化し、調整された細胞培養手順を提供する。また、調整された細胞培養手順からのデータは、順に、データベース内に記憶され、将来の細胞培養手順のために使用されてもよい。
【0006】
1つ以上のデータベースと通信することによって、データベースからの細胞培養手順データは、精査され、分析され、目下の細胞培養手順の調整のための入力としてのデータの使用に関して検討されることができる。例えば、データベースは、利用可能な無数の細胞培養プロトコルデータを有する公的に利用可能なデータベースであってもよい、またはデータベースは、代わりに、その細胞タイプに関してすでに行われた細胞培養手順に関する情報を含有するデータベース等の内部データベースであってもよい。いくつかの事例では、公的および内部データベースの組み合わせが、アクセスされ、情報が、両方のデータベースから引き出され、調整された細胞培養プロトコルを作成する。本発明のシステムおよび方法は、次いで、随意に、センサからのリアルタイムフィードバックデータとともに、その入力を使用し、細胞培養手順を作成し、実行し、随意に、最適化し、それによって、調整または個人化された細胞培養手順を実行する。とりわけ、本発明は、データベースからのデータを検討し、タイムリーな様式でカスタマイズされた細胞培養手順を提供する。実験室の技術者が、公的データベースから利用可能な無数の細胞培養プロトコルデータからのデータの一部分でも検討した場合、目下の細胞培養手順を決定する持続時間は、指数関数的に増加するであろう。
【0007】
ある実施形態では、プロセスは、実験室の技術者からのいかなる干渉または入力も伴わずに、完全に自動化される。他の実施形態では、実験室の技術者からの入力が、有用である、または要求され得る。そのような実施形態では、本発明のシステムは、アラート能力、監視能力、および/または意思決定能力を有するように設計されてもよい。そのような能力を本発明のシステムに提供することによって、ユーザ(例えば、実験室の技術者)入力は、最小限に保たれ、細胞培養手順を決定する際に、数え切れないほどの時間を節約し、過去の細胞培養実験から等のユーザが有し得るいかなるバイアスも省く。
【0008】
本発明のいくつかの実施形態では、細胞培養システム、デバイス、および方法は、アラート能力を有する。例えば、pH、溶解酸素、総バイオマス、細胞直径、または温度のレベルが、ユーザ規定またはシステム学習範囲外に該当する場合、本システムは、アラートをユーザに送信する。ある場合には、アラートは、電子メールアラート、音声アラート、テキストアラート、またはそれらの組み合わせの端末形態を有してもよい。
【0009】
本発明のいくつかの実施形態では、本システム、デバイス、および方法は、監視能力を有する。例えば、pH、溶解酸素、総バイオマス、細胞直径、および温度のプロファイルが、本システムから読み取られる。プロファイルは、クラウド等のネットワークに伝送されてもよく、そこで、プロファイルは、連続的読出フォーマットにおいて任意の互換性デバイス(例えば、スマートフォン)によって読み出されてもよい。
【0010】
本発明のある実施形態では、本システム、デバイス、および方法は、意思決定能力を有する。例えば、pH、溶解酸素、総バイオマス、細胞直径、または温度のレベルが、ユーザ規定またはシステム学習閾値外に該当する場合、本システムは、ある決定を行う。決定の実施例は、培養プロセスを終了すること、さらなる試薬の使用を停止すること、ユーザにアラートすること、および本システムをシャットダウンすることを決定するステップを含む。
(【0011】以降は省略されています)
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