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公開番号
2025026704
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2024217257,2024002426
出願日
2024-12-12,2020-07-16
発明の名称
超音波システムおよび超音波システムの制御方法
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61B
8/00 20060101AFI20250214BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】遠隔地において超音波画像が撮影される場合であっても、適切な超音波画像が得られ且つ超音波診断の精度を向上することができる超音波システムおよび超音波システムの制御方法を提供する。
【解決手段】超音波システム(1)は、超音波プローブ(2)と携帯情報端末(3)と外部装置(4A)を備え、携帯情報端末(3)は、視野画像を取得するカメラ部(33)と、第1の情報が入力される第1の入力装置と、第1の情報伝達部と、視野画像、超音波画像および第1の情報を無線送信する端末側無線通信部(31)とを含み、外部装置(4A)は、外部モニタ(45)と、第2の情報が入力される第2の入力装置と、第2の情報伝達部と、超音波画像と視野画像を外部モニタ(45)に表示する表示制御部(44)と、第2の情報を無線送信する外部無線通信部(46A)とを含み、第1の情報と第2の情報に基づいて超音波プローブ(2)および携帯情報端末(3)が制御される。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
超音波プローブと携帯情報端末と外部装置とを備える超音波システムであって、
前記超音波プローブは、
振動子アレイと、
前記振動子アレイから超音波を送信し且つ前記振動子アレイにより取得された受信信号に基づいて音線信号を生成する送受信回路と、
前記送受信回路により生成された前記音線信号に基づいて超音波画像を生成する超音波画像生成部と、
前記超音波画像を前記携帯情報端末のみに無線送信するプローブ側無線通信部と
を含み、
前記携帯情報端末は、
被検体における前記超音波プローブの走査箇所を撮像した視野画像を取得するカメラ部と、
前記携帯情報端末の操作者により第1の情報が入力される第1の入力装置と、
前記外部装置と双方向に無線通信を行い、且つ、前記カメラ部により取得された前記視野画像、前記超音波プローブから受信した前記超音波画像および前記第1の入力装置に入力された前記第1の情報を前記外部装置に無線送信する端末側無線通信部と
を含み、
前記外部装置は、
外部モニタと、
前記外部モニタの観察者により第2の情報が入力される第2の入力装置と、
前記超音波画像と前記視野画像とを前記外部モニタに一緒に表示する表示制御部と、
前記携帯情報端末と双方向に無線通信を行い、且つ、前記第2の入力装置に入力された前記第2の情報を前記携帯情報端末に無線送信する外部無線通信部と
を含み、
前記第1の入力装置を介して前記操作者により入力された前記第1の情報と、前記第2の入力装置を介して前記観察者により入力された前記第2の情報に基づいて、前記超音波プローブおよび前記携帯情報端末が制御される超音波システム。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記携帯情報端末は、端末モニタを含み、
前記超音波画像と前記視野画像とが前記端末モニタに表示される請求項1に記載の超音波システム。
【請求項3】
前記携帯情報端末は、前記超音波画像と前記視野画像とを互いに同期させる画像同期部を含む請求項2に記載の超音波システム。
【請求項4】
前記外部無線通信部は、前記第2の入力装置を介して入力された前記第2の情報を前記端末側無線通信部に無線送信し、
前記第2の情報が前記端末モニタに表示される請求項2または3に記載の超音波システム。
【請求項5】
前記携帯情報端末は、前記超音波プローブおよび前記携帯情報端末を操作する操作者の頭部に装着可能である請求項1~4のいずれか一項に記載の超音波システム。
【請求項6】
超音波プローブと携帯情報端末と外部装置とを備える超音波システムの制御方法であって、
前記超音波プローブにおいて、
前記超音波プローブの振動子アレイから超音波を送信し且つ前記振動子アレイにより取得された受信信号に基づいて音線信号を生成し、
生成された前記音線信号に基づいて超音波画像を生成し、
前記超音波画像を前記携帯情報端末に無線送信し、
前記携帯情報端末において、
被検体における前記超音波プローブの走査箇所を撮像した視野画像を取得し、
前記携帯情報端末の操作者による第1の情報の入力を受け付け、
取得された前記視野画像、前記超音波プローブから無線送信された前記超音波画像および入力が受け付けられた前記第1の情報を前記外部装置に無線送信し、
前記外部装置において、
前記超音波画像と前記視野画像とを一緒に外部モニタに表示し、
前記外部モニタの観察者による第2の情報の入力を受け付け、
前記操作者により入力された前記第1の情報と、前記観察者により入力された前記第2の情報に基づいて、前記超音波プローブおよび前記携帯情報端末が制御される
超音波システムの制御方法。
【請求項7】
超音波プローブと携帯情報端末と外部装置とを備える超音波システムであって、
前記超音波プローブは、
振動子アレイと、
前記振動子アレイから超音波を送信し且つ前記振動子アレイにより取得された受信信号に基づいて音線信号を生成する送受信回路と、
前記送受信回路により生成された前記音線信号に信号処理を施すことにより画像化前の受信データを生成する受信データ生成部と、
前記受信データを前記携帯情報端末のみに無線送信するプローブ側無線通信部と
を含み、
前記携帯情報端末は、
被検体における前記超音波プローブの走査箇所を撮像した視野画像を取得するカメラ部と、
前記携帯情報端末の操作者により第1の情報が入力される第1の入力装置と、
前記外部装置と双方向に無線通信を行い、且つ、少なくとも前記カメラ部により取得された前記視野画像および前記第1の入力装置に入力された前記第1の情報を前記外部装置に無線送信する端末側無線通信部と
を含み、
前記外部装置は、
外部モニタと、
前記外部モニタの観察者により第2の情報が入力される第2の入力装置と、
前記受信データに基づいて生成された超音波画像と前記視野画像とを前記外部モニタに一緒に表示する表示制御部と、
前記携帯情報端末と双方向に無線通信を行い、且つ、前記第2の入力装置に入力された前記第2の情報を前記携帯情報端末に無線送信する外部無線通信部と
を含み、
前記第1の入力装置を介して前記操作者により入力された前記第1の情報と、前記第2の入力装置を介して前記観察者により入力された前記第2の情報に基づいて、前記超音波プローブおよび前記携帯情報端末が制御される超音波システム。
【請求項8】
前記外部装置は、前記プローブ側無線通信部から無線送信された前記受信データに基づいて超音波画像を生成する画像処理部を含む請求項7に記載の超音波システム。
【請求項9】
前記プローブ側無線通信部は、前記受信データを前記携帯情報端末に無線送信し、
前記携帯情報端末は、前記プローブ側無線通信部から無線送信された前記受信データに基づいて超音波画像を生成する画像処理部を含み、
前記端末側無線通信部は、前記画像処理部により生成された前記超音波画像と前記カメラ部により取得された前記視野画像とを前記外部装置に無線送信する請求項7に記載の超音波システム。
【請求項10】
前記携帯情報端末は、端末モニタを含み、
前記超音波画像と前記視野画像とが前記端末モニタに表示される請求項9に記載の超音波システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、超音波システムおよび超音波システムの制御方法に係り、特に、携帯情報端末に超音波画像を表示する超音波システムおよび超音波システムの制御方法に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、医療分野において、超音波画像を利用した超音波診断装置が実用化されている。一般に、この種の超音波診断装置は、振動子アレイを内蔵した超音波プローブと、この超音波プローブに接続された装置本体とを有しており、超音波プローブから被検体に向けて超音波を送信し、被検体からの超音波エコーを超音波プローブで受信し、その受信信号を装置本体で電気的に処理することにより超音波画像が生成される。
【0003】
近年、例えば、特許文献1に開示されているように、超音波プローブを用いて取得された超音波画像を、ユーザから離れた位置に配置された外部モニタに表示し、超音波プローブおよび外部モニタの入力操作を行うための携帯情報端末を備えることにより、超音波診断における利便性を向上させようとする超音波診断装置が開発されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-86360号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一般的に、特許文献1に開示されるような超音波診断装置を用いた超音波診断において、超音波画像を確認することにより超音波画像に描出されている被検体内の部位を正確に把握するためには、一定以上の熟練度が必要であることが知られている。また、生成される超音波画像の画質は、操作者の手技に大きく左右されることが知られている。
【0006】
ここで、例えば、在宅看護等、病院外の遠隔地において超音波画像が撮影される場合には、超音波プローブを操作して超音波画像を撮影する操作者と、撮影された超音波画像を観察して診断を行う医師等の観察者が異なることがある。
この際に、操作者は、通常、得られた超音波画像を自分で確認しながら超音波プローブを操作して、目的とする被検体内の部位の超音波画像を撮影する必要があるため、特に、操作者の熟練度が低い場合には、操作者は、目的とする被検体の部位を正確に観察できているか否かを判断することが困難なことがあった。また、熟練度の低い操作者は、適切な手技を用いて超音波プローブを操作できない場合があり、画質の低い超音波画像が得られてしまうことがあった。また、観察者は、超音波診断装置の操作者が撮影した超音波画像を確認して診断を行うことになるが、操作者が超音波画像を撮影する様子を把握できないため、特に、熟練度の低い操作者により超音波画像が撮影された場合に、撮影された超音波画像が適切な手技により撮影されたものであるか否かを正確に判断することが困難なことがあった。
【0007】
本発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたものであり、遠隔地において超音波画像が撮影される場合であっても、適切な超音波画像が得られ且つ超音波診断の精度を向上することができる超音波システムおよび超音波システムの制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明に係る第1の超音波システムは、超音波プローブと携帯情報端末と外部装置とを備える超音波システムであって、超音波プローブは、振動子アレイと、振動子アレイから超音波を送信し且つ振動子アレイにより取得された受信信号に基づいて音線信号を生成する送受信回路と、送受信回路により生成された音線信号に基づいて超音波画像を生成する超音波画像生成部と、超音波画像を携帯情報端末のみに無線送信するプローブ側無線通信部とを含み、携帯情報端末は、端末モニタと、被検体における超音波プローブの走査箇所を撮像した視野画像を取得するカメラ部と、携帯情報端末の操作者により第1の情報が入力される第1の入力装置と、外部装置と双方向に無線通信を行い、且つ、カメラ部により取得された視野画像、超音波プローブから受信した超音波画像および第1の入力装置に入力された第1の情報を外部装置に無線送信する端末側無線通信部とを含み、外部装置は、外部モニタと、外部モニタの観察者により第2の情報が入力される第2の入力装置と、超音波画像と視野画像とを外部モニタに一緒に表示する表示制御部と、携帯情報端末と双方向に無線通信を行い、且つ、第2の入力装置に入力された第2の情報を携帯情報端末に無線送信する外部無線通信部とを含み、第1の入力装置を介して操作者により入力された第1の情報と、第2の入力装置を介して観察者により入力された第2の情報に基づいて、超音波プローブおよび携帯情報端末が制御されることを特徴とする。
【0009】
携帯情報端末は、端末モニタを含み、超音波画像と視野画像とが端末モニタに表示され得る。
携帯情報端末は、超音波画像と視野画像とを互いに同期させる画像同期部を含むことができる。
外部無線通信部は、第2の入力装置を介して入力された第2の情報を端末側無線通信部に無線送信し、第2の情報が端末モニタに表示され得る。
携帯情報端末は、超音波プローブおよび携帯情報端末を操作する操作者の頭部に装着可能であってもよい。
【0010】
超音波プローブと携帯情報端末と外部装置とを備える超音波システムの制御方法であって、超音波プローブにおいて、超音波プローブの振動子アレイから超音波を送信し且つ振動子アレイにより取得された受信信号に基づいて音線信号を生成し、生成された音線信号に基づいて超音波画像を生成し、超音波画像を携帯情報端末に無線送信し、携帯情報端末において、被検体における超音波プローブの走査箇所を撮像した視野画像を取得し、携帯情報端末の操作者による第1の情報の入力を受け付け、取得された視野画像、超音波プローブから無線送信された超音波画像および入力が受け付けられた第1の情報を外部装置に無線送信し、外部装置において、超音波画像と視野画像とを一緒に外部モニタに表示し、外部モニタの観察者による第2の情報の入力を受け付け、操作者により入力された第1の情報と、観察者により入力された第2の情報に基づいて、超音波プローブおよび携帯情報端末が制御されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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