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公開番号
2025026125
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023131508
出願日
2023-08-10
発明の名称
建物管理システム及び建物管理方法
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人サンネクスト国際特許事務所
主分類
G06Q
50/10 20120101AFI20250214BHJP(計算;計数)
要約
【課題】建物のエリア状態を推定する。
【解決手段】建物管理システムは、建物における複数のエリアの各々についての人数の時系列を表すデータであって、当該エリアでの滞在人数の時系列を表すエリア人流データを入力する。建物管理システムは、当該複数のエリアの各々について、当該エリア人流データを基にエリア状態を推定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
建物における複数のエリアの各々についての人数の時系列を表すデータであって、当該エリアでの滞在人数の時系列を表すエリア人流データを入力する入力部と、
前記複数のエリアの各々について、当該エリア人流データを基にエリア状態を推定する処理部と
を備える建物管理システム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記エリア状態は、活動状態を含み、
前記処理部は、前記活動状態が一つ以上のイベント条件のうちのいずれかのイベント条件を満たしている場合、当該活動状態に対し、当該満たされたイベント条件に対応の活動イベントを関連付ける、
請求項1に記載の建物管理システム。
【請求項3】
前記エリア状態は、エリア特徴を含み、
前記処理部は、前記複数のエリアの各々について、
前記エリア人流データを基に当該エリアの人数の指標値である人数指標値を特定し、
当該特定された人数指標値に基づきエリア特徴を推定する
請求項1に記載の建物管理システム。
【請求項4】
前記処理部は、
前記活動状態を、それぞれ一つ以上の活動状態で構成された活動状態グループに分類し、
当該活動状態グループについて、一つ以上のイベント条件のうちのいずれかのイベント条件を満たしている場合、当該活動状態グループに対し、当該満たされたイベント条件に対応の活動イベントを関連付ける、
請求項2に記載の建物管理システム。
【請求項5】
前記活動状態は、前記エリア人流データから特定される複数の要素でそれぞれ構成された複数の活動状態であり、
活動状態を構成する前記複数の要素は、当該エリアへの入場人数と、当該エリアからの退場人数と、当該エリアでの滞在人数と、時刻とのうちの二つ以上の要素を含む、
請求項2に記載の建物管理システム。
【請求項6】
前記複数のイベント条件は、複数の気象属性の各々について用意されており、
前記複数のエリアの各々について、前記処理部は、活動状態の特徴が、前記特定されたエリア特徴と、前記エリア人流データに対応の日付の気象属性とに対応した複数のイベント条件のうちのいずれかのイベント条件を満たしている場合、当該活動状態に対し、当該満たされたイベント条件に対応の活動イベントを関連付ける、
請求項2に記載の建物管理システム。
【請求項7】
前記複数のイベント条件は、複数の日付属性の各々について用意されており、
前記複数のエリアの各々について、前記処理部は、活動状態の特徴が、前記特定されたエリア特徴と、前記エリア人流データに対応の日付の日付属性とに対応した複数のイベント条件のうちのいずれかのイベント条件を満たしている場合、当該活動状態に対し、当該満たされたイベント条件に対応の活動イベントを関連付ける、
請求項2に記載の建物管理システム。
【請求項8】
前記処理部は、前記複数のエリアの各々について、前記特定された人数指標値が所定の条件を満たす場合に、当該エリアのエリア属性に基づいて、当該エリアの特徴を推定する、
請求項3に記載の建物管理システム。
【請求項9】
前記処理部は、前記複数のエリアの各々について、前記特定された人数指標値の他に、前記エリア人流データに対応の日付の日付属性及び/又は気象属性を基に、当該エリアのエリア特徴を推定する、
請求項3に記載の建物管理システム。
【請求項10】
少なくとも一つのエリア特徴は、エリアに入居しているテナントのワークスタイルの特徴である、
請求項3に記載の建物管理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、概して、複数のテナントが入居可能な建物の管理に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
建物管理に関する技術として、例えば特許文献1及び2に開示の技術が知られている。特許文献1によれば、情報処理装置が、各領域内の人流を時間帯毎に予測した人流データを生成し、各領域内の空調熱負荷を時間帯毎に予測した空調熱負荷情報を生成する。特許文献2によれば、システムが、エレベーター稼動情報から人流量や在室人数や在室率を曜日や時間帯ごとなどでパターン化し、それに合わせた制御スケジュールを計画実行する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
WO2017/216833
特開2005-104635号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数のテナントが入居可能な建物として、例えば、オフィスビルがある。近年(特にコロナ禍後)、ビルのフロア毎に多様なワークスタイルが浸透している。例えば、フレックスタイム制が導入され社員によって出退勤の時刻が異なったり、リモートワークが導入され週や月といった期間において出社率が異なったりする。
【0005】
このような状況をビル管理者(例えばビルオーナ)が把握することは困難である。理由の一つとして、ビル管理者は、通常、入居しているテナントの名前や業種を知ることはできても、テナントにおけるワークスタイル等の詳細を知ることをできないことが挙げられる。
【0006】
このような課題は、複数のテナントが入居可能な建物が、オフィスビル以外の建物(例えば、複数のテナントが入居可能な複数のエリアを持つ1階建ての建物)についてもあり得る。
【課題を解決するための手段】
【0007】
建物管理システムは、建物における複数のエリアの各々についての人数の時系列を表すデータであって、当該エリアでの滞在人数の時系列を表すエリア人流データを入力する。建物管理システムは、当該複数のエリアの各々について、当該エリア人流データを基にエリア状態を推定する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、建物のエリア状態を推定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係るビル管理システムの機能構成例を示す。
実施形態に係るビル管理システムを含むシステム全体の構成例を示す。
実施形態において行われる処理全体の流れの例を示す。
フロア特徴推定部が行う処理(図3のS303)の流れの例を示す。
フロア特徴分類の例を示す。
図3のS3032において人流算出部が行う算出の例を模式的に示す。
イベント特定部が行う処理(図3のS304及びS305)の流れの例を示す。
活動状態グループの例を示す。
活動状態グループの例を示す。
イベント特定に用いられるデータの例を示す。
イベントDBの構成例を示す。
フロアテナントDBの構成例を示す。
日付DBの構成例を示す。
イベントモデルの或るフロアについての構成例を模式的に示す。
運用入力部により入力されるデータの例を示す。
運用入力部が行う処理の流れの例を示す。
S1602で入力されたデータの例を示す。
運用モデルの或るフロアについての構成例を模式的に示す。
運用モデルの別のフロアについての構成例を模式的に示す。
スケジュール作成部が行う処理(図3のS308)の流れの例を示す。
或るフロアについての運転スケジュールの例を示す。
別のフロアについての運転スケジュールの例を示す。
図21に例示の運転スケジュールのうち、空調設備についての運転スケジュールの例を示す。
図22に例示の運転スケジュールのうち、空調設備についての運転スケジュールの例を示す。
図21に例示の運転スケジュールのうち、照明設備の運転スケジュールの例を示す。
エレベーターの運転スケジュールの例を示す。
ロボットの運転スケジュールの例を示す。
フロア特徴分類や活動イベントセットが天気種類毎や日付属性毎に存在することを模式的に示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下の説明では、「インターフェース装置」は、一つ以上のインターフェースデバイスでよい。当該一つ以上のインターフェースデバイスは、下記のうちの少なくとも一つでよい。
・一つ以上のI/O(Input/Output)インターフェースデバイスであるI/Oインターフェース装置。I/O(Input/Output)インターフェースデバイスは、I/Oデバイスと遠隔の表示用計算機とのうちの少なくとも一つに対するインターフェースデバイスである。表示用計算機に対するI/Oインターフェースデバイスは、通信インターフェースデバイスでよい。少なくとも一つのI/Oデバイスは、ユーザインターフェースデバイス、例えば、キーボード及びポインティングデバイスのような入力デバイスと、表示デバイスのような出力デバイスとのうちのいずれでもよい。
・一つ以上の通信インターフェースデバイスである通信インターフェース装置。一つ以上の通信インターフェースデバイスは、一つ以上の同種の通信インターフェースデバイス(例えば一つ以上のNIC(Network Interface Card))であってもよいし二つ以上の異種の通信インターフェースデバイス(例えばNICとHBA(Host Bus Adapter))であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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