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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025026093
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023131460
出願日
2023-08-10
発明の名称
オブジェクトを管理する管理システム、サーバ装置及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G06Q
10/10 20230101AFI20250214BHJP(計算;計数)
要約
【課題】画像に映っている管理対象のオブジェクトを特定するための作業負荷を低減する。
【解決手段】それぞれに第1無線デバイスが設けられた複数のオブジェクトを管理する管理システムのサーバ装置は、第1無線デバイスを読取デバイスが読み取った第1読取時刻を示す第1読取データと、所定位置に配置された第2無線デバイスを読取デバイスが読み取った第2読取時刻を示す第2読取データと、読取デバイスの移動量と、に基づき、読取デバイスのデバイス位置の時間履歴を判定し、第1無線デバイスの第1読取時刻における読取デバイスのデバイス位置に基づき、当該第1無線デバイスが設けられたオブジェクトのオブジェクト位置を判定し、読取デバイスに関連付けられた撮影デバイスによって撮影された撮影画像の撮影時刻におけるデバイス位置と撮影方向とに基づき撮影画像の撮影範囲を判定し、オブジェクト位置が撮影範囲に含まれるオブジェクトを判定する。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
それぞれに第1無線デバイスが設けられた複数のオブジェクトを管理する管理システムのサーバ装置であって、
前記第1無線デバイスを読取デバイスが読み取った第1読取時刻を示す第1読取データと、所定位置に配置された第2無線デバイスを前記読取デバイスが読み取った第2読取時刻を示す第2読取データと、を前記読取デバイスから取得する取得手段と、
前記読取デバイスの移動量を前記読取デバイスから繰り返し取得し、前記第2読取データが示す前記第2読取時刻における前記読取デバイスの前記移動量と、前記第2無線デバイスが配置された前記所定位置と、に基づき、前記読取デバイスのデバイス位置の時間履歴を判定する第1判定手段と、
前記第1読取データが示す前記第1無線デバイスの前記第1読取時刻における前記読取デバイスの前記デバイス位置に基づき、当該第1無線デバイスが設けられたオブジェクトのオブジェクト位置を判定する第2判定手段と、
前記読取デバイスに関連付けられた撮影デバイスによって撮影された撮影画像の撮影時刻における前記デバイス位置と、前記撮影デバイスによる前記撮影画像の撮影方向と、に基づき、前記撮影画像の撮影範囲を判定し、前記オブジェクト位置が前記撮影範囲に含まれる前記オブジェクトを判定する判定処理を実行する第3判定手段と、
前記オブジェクト位置が前記撮影範囲に含まれる前記オブジェクトの総て又は一部である候補オブジェクトを、前記判定処理の実行を要求したデバイスにおいて表示する処理を行う表示手段と、
を備えている、サーバ装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記判定処理の実行を要求したデバイスは、前記撮影デバイスであり、
前記撮影画像は、前記撮影デバイスが現在撮影している画像であり、
前記撮影時刻は、現在時刻であり、
前記第3判定手段は、前記撮影方向を前記撮影デバイスから取得する、請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項3】
前記判定処理の実行を要求したデバイスは、前記撮影デバイスであり、
前記撮影画像は、前記撮影デバイスが撮影して前記撮影デバイスに格納している画像データの画像であり、
前記第3判定手段は、前記撮影方向及び前記撮影時刻を前記撮影デバイスから取得する、請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項4】
前記判定処理の実行を要求したデバイスは、前記撮影デバイスとは異なるユーザデバイスであり、
前記撮影画像は、前記撮影デバイスが撮影して前記サーバ装置又は別のサーバ装置に格納された画像データが示す画像であり、
前記第3判定手段は、前記撮影方向及び前記撮影時刻を前記サーバ装置又は前記別のサーバ装置に格納されている前記画像データから取得する、請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項5】
前記表示手段は、
前記ユーザデバイスから指定された時間帯において前記読取デバイスによって読み取られた1つ以上の第1無線デバイスを前記ユーザデバイスに表示し、
前記ユーザデバイスによって前記1つ以上の第1無線デバイスの内の少なくとも1つの第1無線デバイスが選択されると、前記読取デバイスによって前記少なくとも1つの第1無線デバイスが読み取られた前記時間帯における前記第1読取時刻の画像を前記ユーザデバイスにおいて表示する表示処理を行う、請求項4に記載のサーバ装置。
【請求項6】
前記表示手段は、前記サーバ装置又は前記別のサーバ装置に格納されている前記時間帯の前記画像データを前記ユーザデバイスに送信する処理を行って、前記時間帯の前記画像データに基づき前記表示処理を行う、請求項5に記載のサーバ装置。
【請求項7】
前記サーバ装置又は前記別のサーバ装置に格納された画像データは撮影場所を示す情報に関連付けられ、
前記表示手段は、
前記ユーザデバイスから指定された時間帯及び場所において前記読取デバイスによって読み取られた1つ以上の第1無線デバイスを前記ユーザデバイスに表示し、
前記ユーザデバイスによって前記1つ以上の第1無線デバイスの内の少なくとも1つの第1無線デバイスが選択されると、前記読取デバイスによって前記少なくとも1つの第1無線デバイスが読み取られた前記時間帯における前記第1読取時刻の画像を前記ユーザデバイスにおいて表示する表示処理を行う、請求項4に記載のサーバ装置。
【請求項8】
前記表示手段は、前記サーバ装置又は前記別のサーバ装置に格納されている、前記場所に関連付けられた前記時間帯の前記画像データを前記ユーザデバイスに送信する処理を行って、前記場所に関連付けられた前記時間帯の前記画像データに基づき前記表示処理を行う、請求項7に記載のサーバ装置。
【請求項9】
前記第3判定手段は、前記判定処理の実行を要求した前記デバイスから判定距離を示す情報を取得し、前記オブジェクト位置が前記撮影範囲に含まれ、かつ、前記オブジェクト位置と前記判定距離との差が所定値以内の前記オブジェクトを、前記候補オブジェクトと判定する、請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項10】
前記第1読取データは、前記第1無線デバイスを前記読取デバイスが読み取った際の前記第1無線デバイスからの電波強度を示す情報を含み、
前記第3判定手段は、前記オブジェクト位置が前記撮影範囲に含まれる前記オブジェクトに設けられた前記第1無線デバイスからの前記電波強度の降順で所定個の前記オブジェクトを、前記候補オブジェクトと判定する、請求項1に記載のサーバ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、管理対象のオブジェクトを、当該オブジェクトを撮影した画像に関連づけて管理する管理システムにおける管理技術に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、情報通信技術の性能向上の結果、様々な場面で画像を記録として残すことが可能となっている。特許文献1は、日々進捗する工事の状況を記録するために、多数の写真を撮影して日付別、或いは、場所別に分類する構成を開示している。特許文献1によると、撮影した写真の管理上のミスを低減するために、工事現場の図面に写真の撮影位置を関連付けて画面に表示している。特許文献2は、作業者が360度カメラを装着して現場を巡回しながら画像を撮影し、画像認識技術により画像から作業状況を自動的に判別する構成を開示している。さらに、特許文献2は、撮影に並行して測位を行い、撮影した画像に位置データを関連付けることも開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-95749号公報
特開2019-148946号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、物品等のオブジェクトの管理のために当該オブジェクトを撮影した画像(映像)を、当該オブジェクトに関連付けて記録することを考える。なお、画像は、静止画像であっても動画像であっても良い。以下の説明においては、管理の対象とするオブジェクトを管理オブジェクトと表記する。管理オブジェクトの数が多い場合や、その配置位置が変更される場合、管理オブジェクトを個別に特定して撮影するための作業負荷は大きくなる。したがって、例えば、管理オブジェクトが存在する空間の様々な位置で撮影した画像から画像認識技術により管理オブジェクトを特定できれば、管理オブジェクトを画像と関連付ける作業負荷を低減させることができる。
【0005】
しかしながら、画像認識技術による管理オブジェクトの特定は、管理オブジェクトの形状及び外観が既知であり、かつ、形状及び外観の状態が経時的に変化しない場合にしか適用できない。つまり、管理オブジェクトの形状や外観等が既知ではない場合や、その状態が経時的に変化する場合には、画像認識技術により管理オブジェクトを特定することはできない。
【0006】
本発明は、上述した点に鑑み、画像に映っている管理対象のオブジェクトを特定するための作業負荷を低減する技術を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様によると、それぞれに第1無線デバイスが設けられた複数のオブジェクトを管理する管理システムのサーバ装置は、前記第1無線デバイスを読取デバイスが読み取った第1読取時刻を示す第1読取データと、所定位置に配置された第2無線デバイスを前記読取デバイスが読み取った第2読取時刻を示す第2読取データと、を前記読取デバイスから取得する取得手段と、前記読取デバイスの移動量を前記読取デバイスから繰り返し取得し、前記第2読取データが示す前記第2読取時刻における前記読取デバイスの前記移動量と、前記第2無線デバイスが配置された前記所定位置と、に基づき、前記読取デバイスのデバイス位置の時間履歴を判定する第1判定手段と、前記第1読取データが示す前記第1無線デバイスの前記第1読取時刻における前記読取デバイスの前記デバイス位置に基づき、当該第1無線デバイスが設けられたオブジェクトのオブジェクト位置を判定する第2判定手段と、前記読取デバイスに関連付けられた撮影デバイスによって撮影された撮影画像の撮影時刻における前記デバイス位置と、前記撮影デバイスによる前記撮影画像の撮影方向と、に基づき、前記撮影画像の撮影範囲を判定し、前記オブジェクト位置が前記撮影範囲に含まれる前記オブジェクトを判定する判定処理を実行する第3判定手段と、前記オブジェクト位置が前記撮影範囲に含まれる前記オブジェクトの総て又は一部である候補オブジェクトを、前記判定処理の実行を要求したデバイスにおいて表示する処理を行う表示手段と、を備えている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によると、画像に映っている管理対象のオブジェクトを特定するための作業負荷を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
幾つかの実施形態による、管理システムの構成の一例を示す図。
幾つかの実施形態による、管理システムの構成の一例を示す図。
幾つかの実施形態による、タグリーダの構成の一例を示すブロック図。
幾つかの実施形態による、画像サーバの構成の一例を示すブロック図。
幾つかの実施形態による、管理サーバの構成の一例を示すブロック図。
幾つかの実施形態による、フロアテーブル、地図テーブル及び位置テーブルの例を示す図。
幾つかの実施形態による、対象テーブル及びリーダ-カメラテーブルの例を示す図。
幾つかの実施形態による、移動量テーブル及びタグ検知テーブルの例を示す図。
幾つかの実施形態による、対象位置の判定例の説明図。
幾つかの実施形態による、絞り込み制御部が行う処理の説明図。
幾つかの実施形態による、絞り込み制御部が行う処理の説明図。
幾つかの実施形態による、レポート作成のための画面例を示す図。
幾つかの実施形態による、レポート作成処理のフローチャート。
幾つかの実施形態による、絞り込み処理のフローチャート。
幾つかの実施形態による、レポート作成のための他の画面例を示す図。
幾つかの実施形態による、レポート作成のためのさらに他の画面例を示す図。
幾つかの実施形態による、レポート作成処理のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられても良い。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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