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公開番号
2025025885
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023131097
出願日
2023-08-10
発明の名称
結束装置
出願人
マックス株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04G
21/12 20060101AFI20250214BHJP(建築物)
要約
【課題】簡易な構成によりワイヤを引き出すことが可能な交差する鉄筋同士の結束作業の効率化を図ることができる鉄筋結束ロボット結束装置を提供する。
【解決手段】結束装置は、ワイヤを鉄筋の周囲に送り、鉄筋の周囲に送ったワイヤを捩じり結束する結束機構と、結束機構を鉄筋の結束を行う結束位置と鉄筋から離れた退避位置との間で移動させる結束機構移動部と、リールに巻かれたワイヤを引き出すワイヤ引き出し部と、を備え、ワイヤ引き出し部は、結束機構移動部による結束機構の移動と連動して、結束機構の移動方向にワイヤを引き出し、結束機構移動部の動作で移動する結束機構の移動量に対し、ワイヤ引き出し部により引き出されるワイヤの量が多い。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ワイヤを鉄筋の周囲に送り、鉄筋の周囲に送ったワイヤを捩じり結束する結束機構と、
前記結束機構を鉄筋の結束を行う結束位置と鉄筋から離れた退避位置との間で移動させる結束機構移動部と、
リールに巻かれたワイヤを引き出すワイヤ引き出し部と、を備え、
前記ワイヤ引き出し部は、前記結束機構移動部による前記結束機構の移動と連動して、前記結束機構の移動方向に前記ワイヤを引き出し、
前記結束機構移動部の動作で移動する前記結束機構の移動量に対し、前記ワイヤ引き出し部により引き出される前記ワイヤの量が多い、
結束装置。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記ワイヤ引き出し部は、前記結束機構の移動を前記ワイヤ引き出し部に伝達する中継部を含む、
請求項1に記載の結束装置。
【請求項3】
前記ワイヤ引き出し部は、
前記ワイヤが係合可能に構成され、前記中継部に設けられることにより、前記結束機構の移動に伴い移動する第1引き出し部と、
前記ワイヤが係合可能に構成され、前記第1引き出し部が前記結束機構の移動に伴い移動する際に、前記第1引き出し部に対して相対的に移動する第2引き出し部と、
を含み、
前記ワイヤは、前記第1引き出し部に前記ワイヤの一部が係合され、前記第2引き出し部に前記ワイヤの他の一部が係合された状態で、前記結束機構の移動に伴い前記第1引き出し部が前記第2引き出し部に対して移動することにより、前記リールから引き出される、
請求項2に記載の結束装置。
【請求項4】
前記ワイヤ引き出し部により引き出される前記ワイヤの量は、前記結束機構移動部の動作で移動する前記結束機構の移動量の2倍以上5倍以下である、
請求項1に記載の結束装置。
【請求項5】
前記第2引き出し部は、前記結束装置の本体部である結束装置本体部に設けられる、
請求項3に記載の結束装置。
【請求項6】
前記第1引き出し部は、第1円筒面を有し、
前記第2引き出し部は、第2円筒面を有し、
前記第1円筒面の曲率半径は、前記第2円筒面の曲率半径より大きい、
請求項3に記載の結束装置。
【請求項7】
前記結束機構の一端に、前記中継部が設けられ、
前記結束機構の他端に、前記鉄筋の周囲に送られたワイヤを捩るワイヤ捩り部が設けられ、
前記結束機構が前記退避位置に存在する時、
前記第1引き出し部と前記第2引き出し部との距離は、前記第1引き出し部と前記ワイヤ捩り部との距離より大きい、
請求項3に記載の結束装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本実施形態は、結束装置に関する。
続きを表示(約 3,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、例えば、縦方向に延伸する鉄筋と、横方向に延伸する鉄筋とが交差する交差部をワイヤ等により結束する鉄筋結束作業を自動化する技術が検討されている。例えば、特許文献1には、鉄筋工事に使用できる自走型の作業用ロボットが開示されている。
【0003】
また、特許文献2には、縦方向に延伸する複数の鉄筋(縦筋)と、縦筋を横切るように横方向に延伸する複数の鉄筋(横筋)との各交差部を結束機により結束して形成される平面状の鉄筋網を製作する鉄筋網の製造方法及び鉄筋網の製造装置が開示されている。特許文献2に記載の鉄筋網の製造装置においては、リールから結束機にワイヤを引き出す構成として、ワイヤ引き出し用のローラが設けられている。特許文献2に記載の鉄筋網の製造装置に設けられたワイヤ引き出し用のローラは、上方の退避位置から下方の引き出し位置に下降され、直ちに退避位置に戻すことにより、リールからワイヤの所定長さを繰り出す。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019―039174号公報
特開2013―035052号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献2に開示された技術により、結束機による結束動作においてワイヤが消費されると、ワイヤ引き出し用のローラを下降及び上昇させてリールから次の結束動作で使用されるワイヤを引き出して貯留し、次回の結束動作に備えることができるので、結束動作を円滑に遂行することができる。しかしながら、特許文献2に記載の鉄筋網の製造装置においては、ワイヤ引き出し用のローラを駆動する駆動源が別途必要となる。別途の駆動源を搭載すると、コストの増大及び/または重量の増大となり得る。また、駆動源を設けることにより、部品点数が増加する可能性もある。従って、結束装置のワイヤを引き出す構成には改善の余地があると考えられる。
【0006】
本開示は、上記課題に鑑みてなされたものであり、簡易な構成によりワイヤを引き出すことが可能な結束装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様は、ワイヤを鉄筋の周囲に送り、鉄筋の周囲に送ったワイヤを捩じり結束する結束機構と、結束機構を鉄筋の結束を行う結束位置と鉄筋から離れた退避位置との間で移動させる結束機構移動部と、リールに巻かれたワイヤを引き出すワイヤ引き出し部と、を備え、ワイヤ引き出し部は、結束機構移動部による結束機構の移動と連動して、結束機構の移動方向にワイヤを引き出し、結束機構移動部の動作で移動する結束機構の移動量に対し、ワイヤ引き出し部により引き出されるワイヤの量が多い結束装置を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本開示により簡易な構成によりワイヤを引き出すことが可能な結束装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の一実施例である鉄筋結束ロボット100の斜め上方向から見た全体斜視図である。
図2は、本開示の一実施例である鉄筋結束ロボットの斜め下方向から見た全体斜視図である。
図3は、鉄筋結束ロボット100を上方向(Z方向における上方)から見た平面図である。
図4は、鉄筋結束ロボット100を下方向(Z方向における下方)から見た平面図である。
図5は、鉄筋結束ロボット100の鉄筋結束ユニット110を外した状態を斜め上方向から見た斜視図である。
図6は、鉄筋結束ロボット100の鉄筋結束ユニット110を外した状態を斜め上方向から見た斜視図である。
図7は、鉄筋結束ロボット100の機能ブロック構成を説明する図である。
図8は、第1鉄筋R10に沿って走行中の鉄筋結束ロボット100をY方向から見た図である。
図9は、第1鉄筋R10に沿って走行中の鉄筋結束ロボット100をX方向から見た図である。
図10は、走行を停止し結束作業を実行する鉄筋結束ロボット100をY方向から見た図である。
図11は、結束作業を実行する鉄筋結束ロボット100をX方向から見た図である。
図12は、結束作業を実行する鉄筋結束ロボット100をZ方向下側から見た図である。
図13Aは3D距離カメラにより撮影された第1鉄筋R10及び第2鉄筋R20の交差箇所付近の画像を示す。
図13Bは、第1鉄筋R10及び第2鉄筋R20の交差箇所付近の画像を模式的に示す。
図14Aは、鉄筋結束ロボット100を水平方向(X方向)から見た模式的な側面図である。
図14Bは、鉄筋結束ロボット100を上方向(Z方向上側)から見た模式的な上面図である。
図15は、第1センサ130aによる撮像画像を模式的に示す図である。
図16は、テンプレートマッチングを説明するための模式的な図である。
図17は、交差箇所の推定方法を説明するための、鉄筋結束ロボット100を模式的に示す図である。
図18は、本開示の実施形態における交差箇所c12の推定方法のフローチャートである。
図19は、鉄筋結束ロボット100の横移動に関するフローチャートである。
図20Aは、横移動中の鉄筋結束ロボット100を背面から見た図である。
図20Bは、横移動中の鉄筋結束ロボット100を斜め上方向から見た図である。
図21Aは、横移動中の鉄筋結束ロボット100を背面から見た図である。
図21Bは、横移動中の鉄筋結束ロボット100を斜め上方向から見た図である。
図22Aは、横移動中の鉄筋結束ロボット100を背面から見た図である。
図22Bは、横移動中の鉄筋結束ロボット100を斜め上方向から見た図である。
図23Aは、横移動中の鉄筋結束ロボット100を背面から見た図である。
図23Bは、横移動中の鉄筋結束ロボット100を斜め上方向から見た図である。
図24Aは、横移動中の鉄筋結束ロボット100を背面から見た図である。
図24Bは、横移動中の鉄筋結束ロボット100を斜め上方向から見た図である。
図25Aは、横移動中の鉄筋結束ロボット100を背面から見た図である。
図25Bは、横移動中の鉄筋結束ロボット100を斜め上方向から見た図である。
図26は、本開示の他の実施形態に係る鉄筋結束ロボット200のZ方向下方から見た模式的な図である。
図27Aは、本開示の実施形態に係る結束装置100を斜め上方向から見た図である。
図27Bは、結束装置100を斜め前方から見た図である。
図28Aは、本開示の実施形態に係る結束装置100を斜め上方向から見た図である。
図28Bは、結束装置100を斜め前方から見た図である。
図29Aは、ワイヤを引き出す構成を説明するための本開示の実施形態に係る結束装置100を斜め上方向から見た図。
図29Bは、結束装置100を斜め前方から見た図である。
図30Aは、本開示の実施形態に係る結束装置100の上面図である。
図30Bは、結束装置100を斜め上から見た図である。
図31Aは、リール180a及びリール180bと、第1ワイヤ引き出し部112と、第2ワイヤ引き出し部148等を取り出して-Y方向から見た図である。
図31Bは、リール180a及びリール180bと、第1ワイヤ引き出し部112と、第2ワイヤ引き出し部148等を斜め上方向から見た図である。
図32は、本開示の実施形態に係る結束装置100の第2ワイヤ引き出し部148付近を拡大して示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しながら本実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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