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公開番号2025025852
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023131031
出願日2023-08-10
発明の名称鉄筋結束装置
出願人マックス株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E04G 21/12 20060101AFI20250214BHJP(建築物)
要約【課題】互いにピッチが異なる複数の鉄筋上を走行する場合であっても、走行の追従性を高めることができる鉄筋結束装置を提供する。
【解決手段】第1ピッチで配列される複数の鉄筋R10上を走行可能に構成され、かつ、第1ピッチよりも大きい第2ピッチで配列される複数の鉄筋R20A上を走行可能に構成される鉄筋結束装置であって、鉄筋R10上を回転し、第2ピッチと第1ピッチの差より大きく第2ピッチの1.5倍と第1ピッチの0.5倍との差分より小さい幅を有するローラ部122a,122cと、ローラ部122a,122cとは異なる鉄筋R10上を回転し、第2ピッチと第1ピッチの差より大きく第2ピッチの1.5倍と第1ピッチの0.5倍との差分より小さい幅を有するローラ部122b,122dと、ローラ部122a,122c及びローラ部122b,122dを回転駆動させる車輪駆動モータと、を備える。
【選択図】図13A
特許請求の範囲【請求項1】
第1ピッチで配列される複数の鉄筋上を走行可能に構成され、かつ、前記第1ピッチよりも大きい第2ピッチで配列される複数の鉄筋上を走行可能に構成される鉄筋結束装置であって、
前記鉄筋上を回転し、前記第2ピッチと前記第1ピッチの差より大きく前記第2ピッチの1.5倍と前記第1ピッチの0.5倍との差分より小さい幅を有する第1車輪と、
前記第1車輪とは異なる前記鉄筋上を回転し、前記第2ピッチと前記第1ピッチの差より大きく前記第2ピッチの1.5倍と前記第1ピッチの0.5倍との差分より小さい幅を有する第2車輪と、
前記第1車輪及び前記第2車輪を回転駆動させる駆動部と、
を備える、
鉄筋結束装置。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記第2ピッチは、前記第1ピッチの2.5倍未満である、
請求項1に記載の鉄筋結束装置。
【請求項3】
前記第1車輪と前記第2車輪との間隔は、前記第1ピッチより大きく前記第1ピッチの2倍より小さい、
請求項1に記載の鉄筋結束装置。
【請求項4】
前記第1車輪が接触する鉄筋と、前記第2車輪が接触する鉄筋との間に位置する鉄筋を検出可能に構成された検出部をさらに備える、
請求項1に記載の鉄筋結束装置。
【請求項5】
前記駆動部は、前記検出部により検出される鉄筋の位置に基づいて、前記第1車輪及び前記第2車輪を回転駆動させる、
請求項4に記載の鉄筋結束装置。
【請求項6】
前記駆動部は、前記検出部による検出される前記鉄筋の位置に基づいて、前記第1車輪及び前記第2車輪が幅方向に移動するように、前記第1車輪及び前記第2車輪を回転駆動させる、
請求項5に記載の鉄筋結束装置。
【請求項7】
前記鉄筋結束装置は、複数の鉄筋が前記第1ピッチで配列される第1走行エリアと、複数の鉄筋が前記第2ピッチで配列される第2走行エリアを連続して走行可能に構成されている、
請求項1に記載の鉄筋結束装置。
【請求項8】
前記第1車輪の幅及び前記第2車輪の幅は、90mmより大きく、265mmより小さい、
請求項1に記載の鉄筋結束装置。
【請求項9】
前記第1車輪の外側面と前記第2車輪の外側面との間隔が440mmより大きく、660mmより小さく、かつ、
前記第1車輪の内側面と前記第2車輪の内側面との間隔が130mmより大きく、260mmより小さい、
請求項1に記載の鉄筋結束装置。
【請求項10】
前記第1車輪及び前記第2車輪は、前記鉄筋結束装置の進行方向と交差する方向に延びる柱体状をなしている、
請求項1に記載の鉄筋結束装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鉄筋結束装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば、縦方向に延伸する鉄筋と、横方向に延伸する鉄筋とが交差する交差部をワイヤ等により結束する鉄筋結束作業を自動化する技術が検討されている。
例えば、特許文献1には、V字型テーパ付きの駆動車輪の谷の部分を縦方向に延伸する鉄筋に接触させることで、駆動車輪が鉄筋上を走行する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-39174号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の技術においては、鉄筋の延伸方向と交差する方向に斜めに走行することができず、施工する鉄筋のピッチに合わせて駆動車輪のトレッド幅を事前に調整する必要があるという課題があった。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、事前の調整を要することなく、互いにピッチが異なる複数の鉄筋上を走行することができる鉄筋結束装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、第1ピッチで配列される複数の鉄筋上を走行可能に構成され、かつ、第1ピッチよりも大きい第2ピッチで配列される複数の鉄筋上を走行可能に構成される鉄筋結束装置であって、鉄筋上を回転し、第2ピッチと第1ピッチの差より大きく第2ピッチの1.5倍と第1ピッチの0.5倍との差分より小さい幅を有する第1車輪と、第1車輪とは異なる鉄筋上を回転し、第2ピッチと第1ピッチの差より大きく第2ピッチの1.5倍と第1ピッチの0.5倍との差分より小さい幅を有する第2車輪と、第1車輪及び第2車輪を回転駆動させる駆動部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、互いにピッチが異なる鉄筋を走行する場合であっても、事前の調整を要することなく、互いにピッチが異なる複数の鉄筋上を走行することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の一実施例である鉄筋結束ロボット100の斜め上方向から見た全体斜視図である。
図2は、本開示の一実施例である鉄筋結束ロボットの斜め下方向から見た全体斜視図である。
図3は、鉄筋結束ロボット100を上方向(Z方向における上方)から見た平面図である。
図4は、鉄筋結束ロボット100を下方向(Z方向における下方)から見た平面図である。
図5は、鉄筋結束ロボット100の鉄筋結束ユニット110を外した状態を斜め上方向から見た斜視図である。
図6は、鉄筋結束ロボット100の鉄筋結束ユニット110を外した状態を斜め下方向から見た斜視図である。
図7は、鉄筋結束ロボット100の機能ブロック構成を説明する図である。
図8は、第1鉄筋R10に沿って走行中の鉄筋結束ロボット100をY方向から見た図である。
図9は、第1鉄筋R10に沿って走行中の鉄筋結束ロボット100をX方向から見た図である。
図10は、走行を停止し結束作業を実行する鉄筋結束ロボット100をY方向から見た図である。
図11は、結束作業を実行する鉄筋結束ロボット100をX方向から見た図である。
図12は、結束作業を実行する鉄筋結束ロボット100をZ方向下側から見た図である。
図13Aは、鉄筋結束ロボット100をY方向から見た正面図である。
図13Bは、鉄筋結束ロボット100をY方向から見た正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら本実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
【0010】
以下、本開示の実施形態に係る結束装置100の構成について説明する。なお、本実施形態においては、結束装置は、互いに交差して配置された複数の鉄筋を結束する鉄筋結束装置であり、例えば、鉄筋結束ロボットであってもよい。以下では、結束装置100として、鉄筋結束ロボットである場合を例に説明し、結束装置100は、鉄筋結束ロボット100とも称される。なお、各図面には、X軸、Y軸及びZ軸を示すことがある。X軸、Y軸及びZ軸は、右手系の3次元の直交座標を形成する。以下、X軸の矢印方向をX軸前方、+X方向、X方向の右側またはX軸右側、矢印とは逆方向をX軸後方、-X方向、X方向の左側またはX軸左側と呼ぶことがある。その他の軸についても同様である。なお、Z軸前方及びZ軸後方を、それぞれ「上側」乃至「上方」及び「下側」乃至「下方」と呼ぶこともある。また、X軸、Y軸又はZ軸にそれぞれ直交する面を、YZ面、ZX面又はXY面と呼ぶことがある。ただしこれら方向等は相対的位置関係を説明するために便宜的に用いられているものである。従ってこれら方向等は絶対的位置関係を規定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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