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公開番号
2025025741
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130829
出願日
2023-08-10
発明の名称
電池端子の製造方法
出願人
トヨタバッテリー株式会社
,
トヨタ自動車株式会社
,
プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社
代理人
弁理士法人R&C
主分類
H01M
50/566 20210101AFI20250214BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】強度信頼性が向上した電池端子を製造できる方法を提供する。
【解決手段】第1金属材料からなる第1部材26と、第2金属材料からなる第2部材31とを接合して電池端子NSを製造する方法であって、加締め加工によって2つの加締め部28,29を形成して第1部材26と第2部材31とを固定する加締め工程と、加締め工程後に、第1部材26及び第2部材31を所定の加熱温度まで加熱する加熱工程と、加熱温度まで加熱した第1部材26及び第2部材31の一方の加締め部28における第1部材26と第2部材31との界面を超音波接合し、第1部材26と第2部材31とを接合する超音波接合工程とを含む。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
第1金属材料からなる第1部材と、第2金属材料からなる第2部材とを接合して電池端子を製造する方法であって、
加締め加工によって2つの加締め部を形成して前記第1部材と前記第2部材とを固定する加締め工程と、
前記加締め工程後に、前記第1部材及び前記第2部材を所定の加熱温度まで加熱する加熱工程と、
前記加熱温度まで加熱した前記第1部材及び前記第2部材の一方の前記加締め部における前記第1部材と前記第2部材との界面を超音波接合し、前記第1部材と前記第2部材とを接合する超音波接合工程とを含む、電池端子の製造方法。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記超音波接合工程では、一方の前記加締め部における前記第1部材と前記第2部材との界面を超音波接合した後、他方の前記加締め部における前記第1部材と前記第2部材との界面を超音波接合する、請求項1に記載の電池端子の製造方法。
【請求項3】
前記加熱温度は、前記第1金属材料の融点及び前記第2金属材料の融点のうち低い方の20%以上30%以下である、請求項1に記載の電池端子の製造方法。
【請求項4】
前記超音波接合工程では、前記第1部材及び前記第2部材を固定する治具を加熱した状態で用いる、請求項1に記載の電池端子の製造方法。
【請求項5】
前記第1金属材料は、アルミニウム又はアルミニウム合金であり、
前記第2金属材料は、銅又は銅合金である、請求項1~4のいずれか一項に記載の電池端子の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電池端子の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
電気自動車やハイブリッド自動車などの電動車両の電源として用いられる二次電池は、これらが複数電気的に接続され、充放電容量及び出力電力が高められた電池モジュールの形態で用いられる。そして、複数の二次電池は、例えば、隣接する二次電池の正負極端子を繋ぐように接合されるバスバに介して電気的に接続される。
【0003】
ここで、各端子にバスバを溶接によって接合する構造を採用する場合、バスバの溶接性を考慮すると、各端子のバスバが接続される部位(バスバ接合部)が同種の金属材料で構成されることが好ましい。
【0004】
そこで従来から、例えば特許文献1に記載されるような各端子のバスバ接合部が同種の金属材料で構成された二次電池が提案されている。
【0005】
特許文献1記載の二次電池は、発電体に接続される集電部材、ケースの外部に露出し、バスバ接合部にバスバが溶接接合される外部端子、及び集電部材と外部端子とを接続する接続部材で電池端子が構成されている。この二次電池では、接続部材の上端部は外部端子の加締め部に加締め固定されており、接続部の下端部は集電部材に加締め固定されている。また、この二次電池においては、正極側の集電部材、接続部材及び外部端子がアルミニウム製、負極側の集電部材及び接続部材が銅製、バスバがアルミニウム製である場合、例えば、負極外部端子をアルミニウム製の基材を主体として、加締め部の表面に銅製の平板を接合した部分クラッド材で作成している。
【0006】
そして、当該二次電池では、負極側における外部端子の加締め部において、接続部材と外部端子とを加締めにより一体化した後に、共に銅で構成される接続部材と銅製の平板とを溶接によって接合している。したがって、この二次電池は、電池端子を構成する部材間での導通が確保され、正負極外部端子のバスバ接合部が共にアルミニウム基材で構成されたものとなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2012-123946号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、特許文献1記載の二次電池のように、複数の部材を加締めにより一体化し、部材間を溶接により接合した電池端子を有する場合、以下のような問題が生じる虞がある。
【0009】
すなわち、複数の部材を2か所の加締め部で固定し、当該2か所の加締め部の少なくとも一方における部材間を超音波接合するような場合、超音波接合時の振動が他方の加締め部に影響を与える。そのため、当該振動によって加締め部の形状変化や破損が生じ、二次電池の強度信頼性が低下する虞がある。
【0010】
本発明は以上の実情に鑑みなされたものであり、強度信頼性が向上した電池端子を製造できる方法の提供を、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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