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公開番号
2025025722
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130788
出願日
2023-08-10
発明の名称
遮熱積層体および着色部材
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B32B
15/08 20060101AFI20250214BHJP(積層体)
要約
【課題】金属層および着色層を有し、輻射熱による温度上昇を抑制可能な遮熱積層体を提供する。
【解決手段】金属層と、該金属層の一方の面側に配置された着色層とを有する遮熱積層体であって、遮熱積層体の着色層側の面は、200℃60分加熱処理後の反射率の変化率が、0%より大きく、20%以下である、遮熱積層体とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
金属層と、前記金属層の一方の面側に配置された着色層と、を有する遮熱積層体であって、
前記遮熱積層体の前記着色層側の面は、200℃60分加熱処理後の反射率の変化率が、0%より大きく、20%以下である、遮熱積層体。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記金属層は、アルミニウム箔若しくはアルミニウム合金箔、または、アルミニウム若しくはアルミニウム合金を含む蒸着膜である、請求項1に記載の遮熱積層体。
【請求項3】
前記着色層の厚さが、0.3μm以上、2.0μm以下である、請求項1に記載の遮熱積層体。
【請求項4】
前記着色層は、炭素成分を含み、前記炭素成分の含有量が、5%以上、60%以下である、請求項1に記載の遮熱積層体。
【請求項5】
前記遮熱積層体は、前記着色層の前記金属層側の面とは反対の面側に、透明保護膜を有する、請求項1に記載の遮熱積層体。
【請求項6】
前記遮熱積層体は、前記金属層の前記着色層側の面とは反対の面側に、密着層を有する、請求項1に記載の遮熱積層体。
【請求項7】
金属層と、前記金属層の一方の面側に配置された着色層と、を有する遮熱積層体であって、
前記遮熱積層体の前記着色層側の面は、反射率が75%以上であって、300℃60分加熱処理後の反射率の変化率が20%以下である、遮熱積層体。
【請求項8】
前記金属層は、アルミニウム箔若しくはアルミニウム合金箔、または、アルミニウム若しくはアルミニウム合金を含む蒸着膜である、請求項7に記載の遮熱積層体。
【請求項9】
前記着色層の厚さが、0.3μm以上、2.0μm以下である、請求項7に記載の遮熱積層体。
【請求項10】
前記着色層は、炭素成分を含み、前記炭素成分の含有量が、5%以上、60%以下である、請求項7に記載の遮熱積層体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、遮熱積層体およびそれを用いた着色部材に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
建造物等の省エネルギー化を目的として、断熱材が用いられている。断熱材としては、例えば、硬質ウレタンフォーム等の発泡断熱材が広く使用されている。そこで、発泡断熱材を含む発泡断熱ボードに関する技術が多く提案されている。
【0003】
従来、断熱材の表面には、アルミニウム箔等の金属箔や、金属蒸着膜を備えた蒸着フィルムが貼付されている場合がある。このように金属箔や蒸着フィルムを用いる目的としては、金属箔や金属蒸着膜の遮熱効果によって断熱材の燃焼を抑制することが挙げられる。
【0004】
一方、断熱材の表面に遮熱を目的として金属箔、金属蒸着膜を備えたフィルムを張り合わせた場合、表面が金属色となる。そのため、使用場所によっては反射光的、色彩的に適さない場合があった。近年、地震等に対する安全性を確保するために、天井や壁等の内装材に、軽量な不燃断熱ボードが使用される場合がある。このような不燃断熱ボードは、生活環境に露出して使用されるため、意匠性が求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-154694号公報
特開2021-160144号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記背景から、金属層と、着色層と、を有する遮熱積層体を、断熱ボードの表面材として使用することが考えられる。しかしながら、このような遮熱積層体は、火災等が生じた際に、着色層が黒色化し輻射熱の反射効果が低減し、遮熱積層体が有する遮熱効果が阻害される場合がある。遮熱積層体の遮熱効果が低減すると、輻射熱により遮熱積層体の温度が上昇し、断熱ボードの燃焼性が高くなる。
【0007】
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、金属層および着色層を有する遮熱積層体において、輻射熱による温度上昇を抑制可能な遮熱積層体を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一実施形態は、金属層と、上記金属層の一方の面側に配置された着色層と、を有する遮熱積層体であって、上記遮熱積層体の前記着色層側の面は、200℃60分加熱処理後の反射率の変化率が、0%より大きく、20%以下である、遮熱積層体である。
【0009】
本開示の一実施形態は、金属層と、上記金属層の一方の面側に配置された着色層と、を有する遮熱積層体であって、上記遮熱積層体の前記着色層側の面は、反射率が75%以上であって、300℃60分加熱処理後の反射率の変化率が20%以下である、遮熱積層体である。
【0010】
本開示の一実施形態は、基体と、上記基体の少なくとも一方の面に配置された、上述の遮熱積層体と、を備え、上記遮熱積層体は、上記金属層が上記基体側となるように配置されている、着色部材である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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