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公開番号2025025070
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023129520
出願日2023-08-08
発明の名称プロテクタ及びワイヤハーネス
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H02G 3/04 20060101AFI20250214BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】結束部材の取り付け時における作業性を向上させることができるプロテクタ及びワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】プロテクタ10は、本体部11と、本体部から引き出される配索材Wを支持する支持部12と、を備え、支持部は、バンド部21とヘッド部22とを有する結束部材20を取付可能な取付部13を有し、取付部は、配索材及び支持部に対して巻き回されたバンド部を配索材の延在方向に挟むように配置された一対のガイド部13aと、一対のガイド部の間に形成され、バンド部が挿通される開口部13bと、一対のガイド部を延在方向に繋ぎ、一対のガイド部と共に開口部を囲むように配置された規制部13cと、を有し、規制部は、バンド部の巻き回し方向とは逆方向に向けたヘッド部の回転を規制し、取付部において、開口部におけるバンド部の挿通方向は、ヘッド部におけるバンド部の挿通方向に沿う。
【選択図】図3


特許請求の範囲【請求項1】
配索材を収容する本体部と、
前記本体部から突出し、前記本体部から引き出される前記配索材を支持する支持部と、
を備え、
前記支持部は、バンド部と前記バンド部が挿通されるヘッド部とを有する結束部材を取付可能な取付部を有し、
前記取付部は、前記配索材及び前記支持部に対して巻き回された前記バンド部の一部を前記配索材の延在方向に挟むように配置された一対のガイド部と、前記一対のガイド部の間の一部分に形成され、前記配索材及び前記支持部に巻き回された前記バンド部が挿通される開口部と、前記一対のガイド部を前記延在方向に繋ぎ、前記一対のガイド部と共に前記開口部を囲むように配置された規制部と、を有し、
前記バンド部が前記開口部を介して前記ヘッド部に挿通されて前記結束部材で前記配索材と前記支持部とを結束固定した状態において、前記規制部は、前記バンド部の巻き回し方向とは逆方向に向けた前記ヘッド部の回転を規制し、
前記取付部において、前記開口部における前記バンド部の挿通方向は、前記ヘッド部における前記バンド部の挿通方向に沿う、
ことを特徴とするプロテクタ。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記結束部材が前記配索材と前記取付部とに巻き付けられて前記配索材と前記支持部とを結束固定した状態において、前記延在方向における前記開口部の幅は、前記延在方向における前記バンド部の幅よりも大きく、前記延在方向における前記ヘッド部の幅よりも小さい、
請求項1に記載のプロテクタ。
【請求項3】
前記取付部は、前記一対のガイド部の少なくとも一方から前記延在方向に沿って突出する突出部を有し、
前記突出部は、前記結束部材が前記配索材と前記取付部とに巻き付けられて前記配索材と前記支持部とを結束固定した状態において、前記巻き回し方向に向けた前記ヘッド部の回転を規制する、
請求項1又は2に記載のプロテクタ。
【請求項4】
配索材と、
前記配索材を収容する本体部と、
前記本体部から突出し、前記本体部から引き出される前記配索材を支持する支持部と、
バンド部と前記バンド部が挿通されるヘッド部とを有する結束部材と、
を備え、
前記支持部は、前記結束部材を取付可能な取付部を有し、
前記取付部は、前記配索材及び前記支持部に対して巻き回された前記バンド部の一部を前記配索材の延在方向に挟むように配置された一対のガイド部と、前記一対のガイド部の間の一部分に形成され、前記配索材及び前記支持部に巻き回された前記バンド部が挿通される開口部と、前記一対のガイド部を前記延在方向に繋ぎ、前記一対のガイド部と共に前記開口部を囲むように配置された規制部を有し、
前記バンド部が前記開口部を介して前記ヘッド部に挿通されて前記結束部材で前記配索材と前記支持部とを結束固定した状態において、前記規制部は、前記バンド部の巻き回し方向とは逆方向に向けた前記ヘッド部の回転を規制し、
前記取付部において、前記開口部における前記バンド部の挿通方向は、前記ヘッド部における前記バンド部の挿通方向に沿う、
ことを特徴とするワイヤハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プロテクタ及びワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、バンドクランプの移動を規制して、ロック部が他部品と干渉することがないプロテクタへのバンドクランプ(結束部材)の係止構造に関する技術が開示されている。このような構成においては、結束部材によって電線等の配索材とプロテクタとを結束固定する際に、ヘッド部が動いて、結束部材の取り付け時における作業性が低下することがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-95714号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
結束部材の取り付け時における作業性を向上させることについて、なお改良の余地がある。
【0005】
本発明の目的は、結束部材の取り付け時における作業性を向上させることができるプロテクタ及びワイヤハーネスを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のプロテクタは、配索材を収容する本体部と、前記本体部から突出し、前記本体部から引き出される前記配索材を支持する支持部と、を備え、前記支持部は、バンド部と前記バンド部が挿通されるヘッド部とを有する結束部材を取付可能な取付部を有し、前記取付部は、前記配索材及び前記支持部に対して巻き回された前記バンド部の一部を前記配索材の延在方向に挟むように配置された一対のガイド部と、前記一対のガイド部の間の一部分に形成され、前記配索材及び前記支持部に巻き回された前記バンド部が挿通される開口部と、前記一対のガイド部を前記延在方向に繋ぎ、前記一対のガイド部と共に前記開口部を囲むように配置された規制部と、を有し、前記バンド部が前記開口部を介して前記ヘッド部に挿通されて前記結束部材で前記配索材と前記支持部とを結束固定した状態において、前記規制部は、前記バンド部の巻き回し方向とは逆方向に向けた前記ヘッド部の回転を規制し、前記取付部において、前記開口部における前記バンド部の挿通方向は、前記ヘッド部における前記バンド部の挿通方向に沿う、ことを特徴とする。
【0007】
本発明のワイヤハーネスは、配索材と、前記配索材を収容する本体部と、前記本体部から突出し、前記本体部から引き出される前記配索材を支持する支持部と、バンド部と前記バンド部が挿通されるヘッド部とを有する結束部材と、を備え、前記支持部は、前記結束部材を取付可能な取付部を有し、前記取付部は、前記配索材及び前記支持部に対して巻き回された前記バンド部の一部を前記配索材の延在方向に挟むように配置された一対のガイド部と、前記一対のガイド部の間の一部分に形成され、前記配索材及び前記支持部に巻き回された前記バンド部が挿通される開口部と、前記一対のガイド部を前記延在方向に繋ぎ、前記一対のガイド部と共に前記開口部を囲むように配置された規制部を有し、前記バンド部が前記開口部を介して前記ヘッド部に挿通されて前記結束部材で前記配索材と前記支持部とを結束固定した状態において、前記規制部は、前記バンド部の巻き回し方向とは逆方向に向けた前記ヘッド部の回転を規制し、前記取付部において、前記開口部における前記バンド部の挿通方向は、前記ヘッド部における前記バンド部の挿通方向に沿う、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るプロテクタ、及び、ワイヤハーネスは、結束部材の取り付け時における作業性を向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係るプロテクタが適用されるワイヤハーネスを示す斜視図である。
図2は、実施形態に係るプロテクタの支持部を示す斜視図である。
図3は、実施形態に係るワイヤハーネスを示す側面図である。
図4は、実施形態に係るワイヤハーネスを示す正面図である。
図5は、実施形態に係るワイヤハーネスにおける結束部材の取り付け作業を示す模式図である。
図6は、実施形態に係るワイヤハーネスにおける結束部材の取り付け作業を示す模式図である。
図7は実施形態に係るワイヤハーネスにおける結束部材の取り付け作業を示す模式図である。
図8は、実施形態の第1変形例に係るプロテクタの支持部を示す側面図である。
図9は、実施形態の第2変形例に係るプロテクタの支持部を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の実施形態に係るプロテクタ、及び、ワイヤハーネスにつき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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