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公開番号2025024948
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023129350
出願日2023-08-08
発明の名称粘着シートおよびダイシング・ダイボンドフィルム
出願人日東電工株式会社
代理人弁理士法人籾井特許事務所
主分類C09J 7/29 20180101AFI20250214BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】熱膨張性微小球を含む粘着剤層を含みつつも、平滑性に優れる粘着剤層を形成し得、かつ、被着体のエキスパンド性を阻害し難い粘着シートを提供すること。
【解決手段】本発明の実施形態による粘着シートは、基材と、樹脂層と、粘着剤層とをこの順に備え、該粘着剤層が、熱膨張性微小球を含み、該樹脂層が、ベースポリマーを有し、該ベースポリマーのガラス転移温度Tgが、-35℃~20℃である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基材と、樹脂層と、粘着剤層とをこの順に備え、
該粘着剤層が、熱膨張性微小球を含み、
該樹脂層が、ベースポリマーを含み、
該ベースポリマーのガラス転移温度Tgが、-35℃~20℃である、
粘着シート。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記樹脂層の-15℃における損失弾性率E’’が、10MPa~3000MPaである、請求項1に記載の粘着シート。
【請求項3】
前記樹脂層の-15℃における貯蔵弾性率E’が、10MPa~2500MPaである、請求項1に記載の粘着シート。
【請求項4】
前記樹脂層が、活性エネルギー線硬化性を有さない、請求項1に記載の粘着シート。
【請求項5】
前記樹脂層の厚みが5μm~40μmである、請求項1に記載の粘着シート。
【請求項6】
前記ベースポリマーが、ホモポリマーとしたときのガラス転移温度Tgが-20℃~15℃であるモノマー(A1)由来の構成単位(A1)を有し、
該成単位(A1)の含有割合が、ベースポリマー100重量部に対して、50重量部以上である、
請求項1に記載の粘着シート。
【請求項7】
上記ベースポリマーが、アクリル系ポリマーであり、
モノマー(A1)が、エチルアクリレート、メチルアクリレート、または2-エチルヘキシルメタクリレートである、請求項6に記載の粘着シート。
【請求項8】
前記ベースポリマーが、ホモポリマーとしたときのガラス転移温度Tgが100℃~175℃であるモノマー(B1)由来の構成単位(B1)を有し、
該構成単位(B1)の含有割合が、ベースポリマー100重量部に対して、40重量部以下である、
請求項1に記載の粘着シート。
【請求項9】
前記モノマー(B1)が、メタクリル酸メチル、N-アクリロイルモルホリン、N-ビニル-2-ピロリドンまたはN-フェニルマレイミドである、請求項8に記載の粘着シート。
【請求項10】
前記粘着剤層の厚みが、5μm~40μmである、請求項1に記載の粘着シート。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、粘着シートに関する。より詳細には、熱刺激に応答して、易剥離性を発現し得る粘着シートに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、電子部品等を加工する際に、被加工物を固定または仮固定するために粘着シートが用いられることがある。例えば、半導体チップ製造時、ステルスダイシング等により脆弱箇所が設けられた半導体ウエハをダイアタッチフィルムと共に割断して、隣り合う半導体チップの間隔を広げるエキスパンド工程における仮固定材として粘着シートが用いられることがある。このような工程に用いられる粘着シートには、粘着面の平滑性、半導体ウエハ(チップ)およびダイアタッチフィルムのエキスパンド性を阻害しないことが求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-201452号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、熱膨張性微小球を含む粘着剤層を含みつつも、平滑性に優れる粘着剤層を形成し得、かつ、被着体のエキスパンド性を阻害し難い粘着シートを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
[1]本発明の実施形態による粘着シートは、基材と、樹脂層と、粘着剤層とをこの順に備え、該粘着剤層が、熱膨張性微小球を含み、該樹脂層が、ベースポリマーを有し、該ベースポリマーのガラス転移温度Tgが、-35℃~20℃である。
[2]上記[1]に記載の粘着シートにおいて、上記樹脂層の-15℃における損失弾性率E’’が、10MPa~3000MPaであってもよい。
[3]上記[1]または[2]に記載の粘着シートにおいて、上記樹脂層の-15℃における貯蔵弾性率E’が、10MPa~2500MPaであってもよい。
[4]上記[1]から[3]のいずれかに記載の粘着シートにおいて、上記樹脂層が、活性エネルギー線硬化性を有さなくてもよい。
[5]上記[1]から[4]のいずれかに記載の粘着シートにおいて、上記樹脂層の厚みが5μm~40μmであってもよい。
[6]上記[1]から[5]のいずれかに記載の粘着シートにおいて、上記ベースポリマーが、ホモポリマーとしたときのガラス転移温度Tgが-20℃~15℃であるモノマー(A1)由来の構成単位(A1)を有し、該成単位(A1)の含有割合が、ベースポリマー100重量部に対して、50重量部以上であってもよい。
[7]上記[6]の粘着シートにおいて、上記ベースポリマーが、アクリル系ポリマーであり、モノマー(A1)が、エチルアクリレート、メチルアクリレート、または2-エチルヘキシルメタクリレートであってもよい。
[8]上記[1]から[7]のいずれかに記載の粘着シートにおいて、上記ベースポリマーが、ホモポリマーとしたときのガラス転移温度Tgが100℃~175℃であるモノマー(B1)由来の構成単位(B1)を有し、構成単位(B1)の含有割合が、ベースポリマー100重量部に対して、40重量部以下であってもよい。
[9]上記[1]から[8]のいずれかに記載の粘着シートにおいて、上記モノマー(B1)が、メタクリル酸メチル、N-アクリロイルモルホリン、N-ビニル-2-ピロリドンまたはN-フェニルマレイミドであってもよい。
[10]上記[1]から[9]のいずれかに記載の粘着シートにおいて、上記粘着剤層の厚みが、5μm~40μmであってもよい。
[11]上記[1]から[10]のいずれかに記載の粘着シートにおいて、上記粘着剤層の波長900nmにおける光吸収率が、25%~100%であってもよい。
[12]上記[1]から[11]のいずれかに記載の粘着シートにおいて、上記基材が、ポリオレフィン系樹脂を含んでいてもよい。
[13]上記[1]から[12]のいずれかに記載の粘着シートにおいて、上記基材が、ポリオレフィン系樹脂層から形成された層と、エチレン-酢酸ビニル共重合系樹脂から形成された層とを含んでいてもよい。
[14]本発明の実施形態によるダイシング・ダイボンドフィルムは、上記[1]から[13]のいずれかに記載の粘着シートと、ダイアタッチフィルムとを備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、熱膨張性微小球を含む粘着剤層を含みつつも、平滑性に優れる粘着剤層を形成し得、かつ、被着体のエキスパンド性を阻害し難い粘着シートを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の1つの実施形態による粘着シートの概略断面図である。
本発明の1つの実施形態によるダイシング・ダイボンドフィルムの概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
A.粘着シートの概要
図1は、本発明の1つの実施形態による粘着シートの概略断面図である。粘着シート100は、基材10と、樹脂層20と、粘着剤層30とをこの順に備える。粘着剤層は、熱膨張性微小球を含む。本発明の効果が得られる限り、上記粘着シートは、任意の適切なその他の層を備えていてもよい。例えば、基材の応力伝達層とは反対側に、別の粘着剤層が設けられていてもよい。
【0009】
上記熱膨張性微小球は所定温度で発泡し得る。このような熱膨張性微小球を含む粘着剤層は、加熱によって熱膨張性微小球が発泡することにより、粘着面(すなわち粘着剤層表面)に凹凸が生じて、粘着力が低下または消失する。本発明の粘着シートを、例えば、電子部品(例えば、半導体チップ)の加工時、被加工物の仮固定用シートとして用いた場合、該被加工物に所定の加工(例えば、被着体のエキスパンド等)を施す際には仮固定に必要な粘着性が発現され、加工後に被加工物を剥離する際には、加熱により粘着力が低下または消失して、良好な剥離性が発現される。なお、上記加熱としては、例えば、環境温度を上昇させることによる加熱、粘着剤層にレーザー光を吸収させることによる加熱等が挙げられる。
【0010】
近年の半導体パッケージの小型化、薄化に伴い、半導体チップに対する機能層の比率が増加し、その結果、半導体チップは脆弱化傾向にある。このような半導体チップの仮固定に、従来の硬化性粘着シートを用いた場合には、剥離時に当該半導体チップが破壊するという問題が生じる。一方、熱膨張性微小球を含む粘着剤層を備える上記粘着シートは、上記のようにして剥離性を発現するため、脆弱な半導体チップの仮固定に有用であり、当該粘着シートを用いれば、半導体チップの破壊を防止して剥離操作することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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