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公開番号
2025068011
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2025022695,2023120378
出願日
2025-02-14,2019-09-26
発明の名称
複層構造体
出願人
日東電工株式会社
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
B32B
17/10 20060101AFI20250417BHJP(積層体)
要約
【課題】ガラス層と樹脂層の多層複合構造を有し、形状を任意に成形可能な複層構造体を提供する。
【解決手段】本複層構造体は、厚み10μm以上200μm以下のガラス層と、樹脂層と、を有する複層構造体であって、1つのガラス層と1つの樹脂層との積層構造を単位積層構造とし、前記複層構造体の厚み方向において、前記単位積層構造の数が5層以上20000層以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
厚み10μm以上200μm以下のガラス層と、樹脂層と、を有する複層構造体であって、
1つのガラス層と1つの樹脂層との積層構造を単位積層構造とし、
前記複層構造体の厚み方向において、前記単位積層構造の数が5層以上20000層以下であることを特徴とする複層構造体。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記単位積層構造において、前記樹脂層は、可撓性を有する樹脂フィルムと、前記ガラス層と前記樹脂フィルムとの間に設けられる接着層又は粘着層と、を有する請求項1に記載の複層構造体。
【請求項3】
前記単位積層構造において、前記樹脂層は中間膜であることを特徴とする請求項1に記載の複層構造体。
【請求項4】
前記中間膜が、ポリビニルアセタール系樹脂又はポリハロゲン化ビニル樹脂であることを特徴とする請求項3に記載の複層構造体。
【請求項5】
前記単位積層構造は、互いに接着層又は粘着層を介して積層されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の複層構造体。
【請求項6】
筒状であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の複層構造体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガラス層と樹脂層とを有する複層構造体に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ガラスと樹脂フィルムを複数層重ねた複層構造体は、ガラスの持つ剛性と樹脂の持つ靭性とを併せ持つ複合材料として知られている。この複層構造体は、高強度の衝撃に対してガラスへの破壊と樹脂による衝撃吸収の繰り返しにより外部衝撃を急峻に減少させる効果を持つ。この複層構造体は、このような特徴から防弾ガラスやセキュリテーィ用のガラスとして外部からの衝撃に対し亀裂破損を防止する用途に広く使われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-192402号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の複層構造体は、数mmの厚みを有する板ガラスを複数枚使用しており、複層する数が多いほど耐衝撃性は高まるものの、ガラスは比重が大きいため重量の問題が課題となっていた。ガラスの活用シーンを広げるため、ガラスを曲げた曲面ガラスがデザイン性の観点からショーケースや建築部材などに用いられるが、複層構造体を曲面ガラスに適応させるには、複層構造体を曲面形状に熱変形させる必要があり、数百度のガラスの軟化点では樹脂層が熱分解してしまい現実的ではない。事前にガラス曲面を形成し樹脂と積層する手法もあるが、高い生産性を得ることは困難である。
【0005】
又、円筒の複層構造体を得ることができれば、高強度の配管素材として活用でき、これまで金属表面にガラス処理を施した化学プラントなどへ割れない透明な視認化可能な配管を提供できるが、ガラス管と樹脂管を複数積層することは困難極まりない。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、ガラス層と樹脂層の多層複合構造を有し、形状を任意に成形可能な複層構造体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本複層構造体は、厚み10μm以上200μm以下のガラス層と、樹脂層と、を有する複層構造体であって、1つのガラス層と1つの樹脂層との積層構造を単位積層構造とし、前記複層構造体の厚み方向において、前記単位積層構造の数が5層以上20000層以下である。
【発明の効果】
【0008】
開示の技術によれば、ガラス層と樹脂層の多層複合構造を有し、形状を任意に成形可能な複層構造体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る複層構造体を例示する斜視図である。
本実施形態の変形例1に係る複層構造体を例示する斜視図である。
本実施形態の変形例2に係る複層構造体を例示する斜視図である。
本実施形態に係る複層構造体の横断面の形状を例示する断面図である。
本実施形態に係る複層構造体の樹脂層の構造を例示する断面図である。
樹脂層が接着層のみで構成される場合の複層構造体の製造方法を例示する図である。
樹脂層が樹脂フィルムと接着層で構成される場合の複層構造体の製造方法を例示する図(その1)である。
樹脂層が樹脂フィルムと接着層で構成される場合の複層構造体の製造方法を例示する図(その2)である。
樹脂層が樹脂フィルムと接着層で構成される場合の複層構造体の製造方法を例示する図(その3)である。
本実施形態に係る複層構造体の柱状構造を分断する例を示す斜視図(その1)である。
本実施形態に係る複層構造体の柱状構造を分断する例を示す斜視図(その2)である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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