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公開番号
2025058609
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023168647
出願日
2023-09-28
発明の名称
積層体、光学部品、インプリント方法、及び光学部品の製造方法
出願人
日東電工株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B32B
17/10 20060101AFI20250402BHJP(積層体)
要約
【課題】反りを抑制できる積層体を提供すること。
【解決手段】ガラス層と、前記ガラス層の少なくとも一方の面に配された樹脂層と、を有し、
前記ガラス層の平均厚みに対する前記樹脂層の平均厚みの比(樹脂層/ガラス層)が0.9未満である積層体である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ガラス層と、前記ガラス層の少なくとも一方の面に配された樹脂層と、を有し、
前記ガラス層の平均厚みに対する前記樹脂層の平均厚みの比(樹脂層/ガラス層)が0.9未満であることを特徴とする積層体。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
デジタル画像相関法で測定したときの60℃における、前記積層体の厚み方向の最大熱反り量の絶対値が2mm未満である、請求項1に記載の積層体。
【請求項3】
前記ガラス層の平均厚みが200μm以下である、請求項1又は2に記載の積層体。
【請求項4】
インプリント用の基材として用いられる。請求項1又は2に記載の積層体。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の積層体を有することを特徴とする光学部品。
【請求項6】
凹凸部を有するインプリント用モールド構造体の前記凹凸部を、請求項1又は2に記載の積層体の樹脂層のガラス層が配される面とは反対側の面に押圧し、前記インプリント用モールド構造体の前記凹凸部に基づく凹凸パターンを前記樹脂層に転写する転写工程を含むことを特徴とするインプリント方法。
【請求項7】
凹凸部を有するインプリント用モールド構造体の前記凹凸部を、請求項1又は2に記載の積層体の樹脂層のガラス層が配される面とは反対側の面に押圧し、前記インプリント用モールド構造体の前記凹凸部に基づく凹凸パターンを前記樹脂層に転写する転写工程を含むことを特徴とする光学部品の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、積層体、光学部品、インプリント方法、及び光学部品の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、フラットパネルディスプレイ(FPD;例えば、液晶表示素子、有機EL表示素子等)のような表示素子及び太陽電池は、搬送性、収納性、デザイン性等の観点から、軽量化及び薄型化が進んでおり、また屈曲性の向上も求められている。従来、表示素子及び太陽電池に用いられる透明の積層体には、多くの場合ガラス基板が用いられている。ガラス基板は、透明性や耐溶剤性、ガスバリア性、耐熱性に優れる。しかし、ガラス基板を構成するガラス材の軽量化及び薄型化を図ると、ある程度の屈曲性を示すが十分ではなく、また、耐衝撃性が不十分となりハンドリングが困難となる問題が生じる。
【0003】
薄型ガラス基板のハンドリング性を向上させるために、ガラス表面に樹脂層が形成された基板が開示されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、これらの技術を用いてもなお、十分な寸法安定性及び屈曲性を示す積層体は得られていない。
【0004】
一方、フラットパネルディスプレイ(FPD;例えば、液晶表示素子、有機EL表示素子等)のような表示素子及び太陽電池に用いられるナノインプリント技術は、射出成型では不可能なナノメータサイズからマイクロメータサイズの部品を、金型を使いて基材に転写する方法であり、UV(Ultra-Violet)ナノインプリント法と熱ナノインプリント法の2種類がある。UVナノインプリント法は、金型に流入したUV硬化樹脂にUV光を照射してUV硬化樹脂を硬化させて成型する方法であり、熱ナノインプリント法は、金型に流入した熱可塑性樹脂に熱及び圧力を加えて成型する方法である。UVナノインプリント法では、硬化時間が数秒程度で短く、生産性の高い方法である。
【0005】
例えば、UVナノインプリント法で光学部品を製造する場合、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム等の樹脂基材上にUV硬化性樹脂のような感光性樹脂層を形成し、マスクパターンを介して感光性樹脂層を露光して硬化させることにより、樹脂基材上に成型体を形成する方法が提案されている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平11-329715号公報
国際公開第01/22165号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1及び2に記載の光学部材は、PETフィルム等の樹脂基材上のUV硬化性樹脂を硬化する際に硬化収縮が生じることや、使用時に熱がかかることで樹脂基材の膨張収縮が生じることなどにより、成型体に反りが生じるという問題がある。
【0008】
本発明の実施形態は、従来における前記諸問題を解決し、反りを抑制できる積層体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の実施形態としては、ガラス層と、前記ガラス層の少なくとも一方の面に配された樹脂層と、を有し、前記ガラス層の平均厚みに対する前記樹脂層の平均厚みの比(樹脂層/ガラス層)が0.9未満であることを特徴とする積層体である。
【発明の効果】
【0010】
本発明の実施形態は、反りを抑制できる積層体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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