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公開番号2025024924
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023129309
出願日2023-08-08
発明の名称吐出デバイス
出願人シャープ化学工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E04F 21/165 20060101AFI20250214BHJP(建築物)
要約【課題】メンテナンスが行い易く、樹脂材料の漏出を低減した吐出デバイスを提供する。
【解決手段】樹脂材料を吐出する吐出デバイス1であって、内部に樹脂材料を収容し、内部をカートリッジ摺動部が摺動することにより、樹脂材料を吐出するカートリッジ20と、カートリッジ20を着脱自在とする吐出デバイス本体10と、を備え、吐出デバイス本体10は、ハンドル操作によってカートリッジ摺動部を押圧する押圧部材13と、押圧部材13に設けられ、カートリッジ摺動部および該カートリッジ摺動部の周囲に位置するカートリッジ壁部と密着する逆流防止部材14と、を備え、カートリッジ20の樹脂材料吐出位置には、カートリッジと着脱自在のワンパーツ・ノズル30と、ワンパーツ・ノズル30と着脱自在であって弾性を有するチップ40と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
樹脂材料を吐出する吐出デバイスであって、
内部に樹脂材料を収容し、前記内部をカートリッジ摺動部が摺動することにより、前記樹脂材料を吐出するカートリッジと、
前記カートリッジを着脱自在とする吐出デバイス本体と、を備え、
前記吐出デバイス本体は、ハンドル操作によって前記カートリッジ摺動部を押圧する押圧部材と、
前記押圧部材に設けられ、前記カートリッジ摺動部および該カートリッジ摺動部の周囲に位置するカートリッジ壁部と密着する逆流防止部材と、を備え、
前記カートリッジの樹脂材料吐出位置には、前記カートリッジと着脱自在のワンパーツ・ノズルと、前記ワンパーツ・ノズルと着脱自在であって弾性を有するチップと、を備えている、吐出デバイス。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記ワンパーツ・ノズルは、樹脂製である、請求項1に記載の吐出デバイス。
【請求項3】
前記ワンパーツ・ノズルは、ポリプロピレン製である、請求項2に記載の吐出デバイス。
【請求項4】
前記ワンパーツ・ノズルの樹脂は、前記チップよりも剛性が高い樹脂である、請求項2に記載の吐出デバイス。
【請求項5】
前記ワンパーツ・ノズルは、先端に向けて先細りとなるテーパー部を備えている、請求項1に記載の吐出デバイス。
【請求項6】
前記ワンパーツ・ノズルは、前記チップを取り付ける係合凸部を備えている、請求項1に記載の吐出デバイス。
【請求項7】
前記係合凸部は、前記ワンパーツ・ノズルの外表面から突出しない形状である、請求項6に記載の吐出デバイス。
【請求項8】
前記チップは、チップ直径とチップ全長との比が1以上10以下である、請求項1に記載の吐出デバイス。
【請求項9】
前記逆流防止部材は、樹脂製である、請求項1に記載の吐出デバイス。
【請求項10】
前記逆流防止部材は、前記押圧部材との取付面の面積が、前記カートリッジ摺動部との接触面の面積よりも大きい、請求項1に記載の吐出デバイス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、吐出デバイスに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、構造物のヒビ割れ補修に際し、ヒビ割れ箇所に樹脂材料(補修材)を注入する施工方法が知られている。一例として、特許文献1には、カートリッジの先端ノズル部に弾性体製アタッチメントを取り付けることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平4-24366号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の弾性体製アタッチメントは、カートリッジの先端ノズル部に直接設けられているため、ヒビ割れ補修後のメンテナンスおよび/または清掃を行いにくい構造となっている。具体的には、ヒビ割れ補修後に先端ノズル部および/またはカートリッジに補修材が付着する虞があり、特に、先端ノズル部がカートリッジに直接設けられている場合、カートリッジに付着した補修材の清掃が煩わしかった。
【0005】
また、特許文献1に記載の補修材注入用カートリッジは、一端に補修材注入用のノズル部を有し、他端にガン装着部などの圧入部を有している。さらに、特許文献1には、補修材注入用カートリッジがエアガンまたはハンドガンに装着される点が開示されている。エアガンまたはハンドガンに装着された補修材注入用カートリッジから補修材を吐出する際、圧入部にかかる圧力の大きさによっては圧入部側から補修材が漏出する場合があった。
【0006】
そこで、本開示はメンテナンスが行い易く、樹脂材料の漏出を低減した吐出デバイスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本開示の吐出デバイスは、
樹脂材料を吐出する吐出デバイスであって、
内部に樹脂材料を収容し、前記内部をカートリッジ摺動部が摺動することにより、前記樹脂材料を吐出するカートリッジと、
前記カートリッジを着脱自在とする吐出デバイス本体と、を備え、
前記吐出デバイス本体は、ハンドル操作によって前記カートリッジ摺動部を押圧する押圧部材と、
前記押圧部材に設けられ、前記カートリッジ摺動部および該カートリッジ摺動部の周囲に位置するカートリッジ壁部と密着する逆流防止部材と、を備え、
前記カートリッジの樹脂材料吐出位置には、前記カートリッジと着脱自在のワンパーツ・ノズルと、前記ワンパーツ・ノズルと着脱自在であって弾性を有するチップと、を備えている。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、メンテナンスが行い易く、樹脂材料の漏出を低減した吐出デバイスを提供することができる。より具体的には、カートリッジとチップとの間に着脱自在のワンパーツ・ノズルを設けているため、ワンパーツ・ノズルをカートリッジから取り外してメンテナンスを行うことができる。さらに、本開示の吐出デバイスは、逆流防止部材がカートリッジ摺動部および該カートリッジ摺動部の周囲に位置するカートリッジ壁部と密着するため、逆流防止部材よりも外側に樹脂材料が漏出することを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の吐出デバイスの第1実施形態の模式正面図である。
図2は、第1実施形態のカートリッジの模式断面図である。
図3は、第1実施形態の吐出デバイス本体の模式正面図である。
図4Aは、第1実施形態のワンパーツ・ノズルの模式斜視図である。
図4Bは、第1実施形態のワンパーツ・ノズルの模式断面図である。
図5Aは、第1実施形態のチップの模式斜視図である。
図5Bは、第1実施形態のチップの模式断面図である。
図6Aは、本開示の吐出デバイスの第1実施形態の部分模式正面図である。
図6Bは、本開示の吐出デバイスの吐出態様を模式的に説明する模式断面図である。
図7は、本開示の吐出デバイスの第2実施形態の部分模式正面図である。
図8は、本開示の吐出デバイスの第3実施形態の部分模式正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の「吐出デバイス」を詳細に説明する。必要に応じて図面を参照して説明を行うものの、図示する内容は、本開示の理解のために模式的かつ例示的に示したにすぎず、外観や寸法比などは実物と異なり得る。
(【0011】以降は省略されています)

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