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公開番号
2025024579
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-20
出願番号
2023128784
出願日
2023-08-07
発明の名称
コンピュータプログラム、情報処理装置、情報処理方法、及び廃棄物選別システム
出願人
株式会社タクマ
代理人
個人
,
個人
主分類
G06T
7/00 20170101AFI20250213BHJP(計算;計数)
要約
【課題】コンピュータプログラム、情報処理装置、情報処理方法、及び廃棄物選別システムの提供。
【解決手段】廃棄物のX線画像を取得し、X線画像からリチウムイオン電池を検出するための複数種の学習モデルの夫々に取得したX線画像を入力して、各学習モデルを用いた検出処理を実行し、各学習モデルによる検出結果を用いて、廃棄物にリチウムイオン電池が含まれるか否かを判断し、判断結果に基づく情報を出力する処理をコンピュータに実行させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
廃棄物のX線画像を取得し、
X線画像からリチウムイオン電池を検出するための複数種の学習モデルの夫々に取得したX線画像を入力して、各学習モデルを用いた検出処理を実行し、
各学習モデルによる検出結果を用いて、前記廃棄物にリチウムイオン電池が含まれるか否かを判断し、
判断結果に基づく情報を出力する
処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記複数種の学習モデルによる検出結果について多数決をとり、
多数決の結果に基づき、前記廃棄物にリチウムイオン電池が含まれるか否かを判断する
処理を前記コンピュータに実行させるための請求項1記載のコンピュータプログラム。
【請求項3】
複数の検出結果を表示し、
検出結果に対する正否を受付ける
処理を前記コンピュータに実行させるための請求項1記載のコンピュータプログラム。
【請求項4】
前記複数種の学習モデルによる検出結果について論理和をとり、
前記検出結果の論理和に基づき、前記廃棄物にリチウムイオン電池が含まれるか否かを判断する
処理を前記コンピュータに実行させるための請求項1記載のコンピュータプログラム。
【請求項5】
前記複数種の学習モデルによる検出結果を入力した場合、前記廃棄物にリチウムイオン電池が含まれているか否かを示す情報を出力するよう学習された判断用の学習モデルを用いて、前記廃棄物にリチウムイオン電池が含まれるか否かを判断する
処理を前記コンピュータに実行させるための請求項1記載のコンピュータプログラム。
【請求項6】
前記複数種の学習モデルは、X線画像全体におけるリチウムイオン電池の検出感度、周囲の廃棄物の大きさに起因したリチウムイオン電池の検出感度、又はリチウムイオン電池の向きに対する検出感度が異なる学習モデルを含む
請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項7】
前記複数種の学習モデルは、リチウムイオン電池のX線画像と、リチウムイオン電池を含まない廃棄物のX線画像とを合成して得られる合成画像を訓練データに用いて学習してある
請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項8】
前記廃棄物にリチウムイオン電池が含まれると判断した場合、前記X線画像上に前記リチウムイオン電池の位置を示す標識を表示する
処理を前記コンピュータに実行させるための請求項1記載のコンピュータプログラム。
【請求項9】
前記廃棄物にリチウムイオン電池が含まれると判断した場合、前記リチウムイオン電池の位置を提示すべく配置された光照射装置の動作を制御する
処理を前記コンピュータに実行させるための請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項10】
少なくとも1つのプロセッサを備え、
前記プロセッサは、
廃棄物のX線画像を取得し、
X線画像からリチウムイオン電池を検出するための複数種の学習モデルの夫々に取得したX線画像を入力して、各学習モデルを用いた検出処理を実行し、
各学習モデルによる検出結果を用いて、前記廃棄物にリチウムイオン電池が含まれるか否かを判断し、
判断結果に基づく情報を出力する
情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンピュータプログラム、情報処理方法、情報処理装置、及び廃棄物選別システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ベルトコンベヤなどで搬送している廃棄物を撮像装置で撮像し、得られた画像から、特定の廃棄物を選別する技術が提案されている。例えば、特許文献1には、複数方向からX線を照射し、得られた複数方向からのX線画像を処理して3次元データを生成し、生成した3次元データに基づき廃棄物に含まれる除去対象物を検出するシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-21894号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、廃棄物には除去対象物以外に様々な種類の廃棄物や様々な大きさの廃棄物が含まれているので、3次元データを生成したとしても、目的の除去対象物を検出することは困難であると予想される。
【0005】
本開示は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、X線画像を利用して廃棄物にリチウムイオン電池が含まれるか否かを精度良く判断できるコンピュータプログラム、情報処理装置、情報処理方法、及び廃棄物選別システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコンピュータプログラムは、廃棄物のX線画像を取得し、X線画像からリチウムイオン電池を検出するための複数種の学習モデルの夫々に取得したX線画像を入力して、各学習モデルを用いた検出処理を実行し、各学習モデルによる検出結果を用いて、前記廃棄物にリチウムイオン電池が含まれるか否かを判断し、判断結果に基づく情報を出力する処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、X線画像を利用して廃棄物にリチウムイオン電池が含まれるか否かを精度良く判断できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る廃棄物選別システムの構成例を示す模式図である。
情報処理装置の内部構成を説明するブロック図である。
学習モデルの構成例を説明する模式図である。
実施の形態1に係る廃棄物選別システムで実行される処理の手順を示すフローチャートである。
実施の形態2における検出結果の表示例を示す模式図である。
実施の形態3における判断用の学習モデルの構成例を示す模式図である。
実施の形態4に係る情報処理装置が実行する処理の概要を説明する説明図である。
X線画像にリチウムイオン電池が含まれると判断した場合の表示例を示す模式図である。
実施の形態6に係る廃棄物選別システムの構成例を示す模式図である。
実施の形態6に係る廃棄物選別システムで実行される処理の手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1に係る廃棄物選別システムの構成例を示す模式図である。実施の形態1に係る廃棄物選別システムは、コンベヤ1、X線撮像装置2、振分装置3、及び情報処理装置4(図2を参照)を備える。
【0010】
コンベヤ1は、ベルトコンベヤ、ローラコンベヤなどの搬送装置であり、搬入口から搬入された廃棄物を所定の搬送先まで搬送する。コンベヤ1が搬送する廃棄物は、例えば、一般家庭から排出される普通ごみや粗大ごみ等である。廃棄物は、ゴミ袋に収容された状態の廃棄物であってもよく、ゴミ袋から取り出された状態の廃棄物であってもよい。コンベヤ1による搬送先は、廃棄物を破砕する破砕機、又は廃棄物を一時的に収容するためのピットである。代替的に、廃棄物の搬送先は、廃棄物を焼却する焼却炉等であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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