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公開番号2025024289
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-20
出願番号2023128293
出願日2023-08-07
発明の名称プログラム、電子申請書作成方法及び電子申請書作成システム
出願人株式会社ミラボ,合同会社パブテックラボ
代理人個人
主分類G06Q 50/26 20240101AFI20250213BHJP(計算;計数)
要約【課題】本発明は、2種類以上の電子申請書の作成時の申請者の負担を低減するプログラムの提供を目的とする。
【解決手段】本発明のプログラムは、1種類以上の電子申請書を作成するためのプログラムであって、コンピュータに、新規に登録されながら蓄積される、複数種の電子申請書を記憶する機能と、それぞれに含まれるすべての項目名同士の相関関係を教師データとして機械学習させて相関モデルを生成する機能と、リクエストが2種類以上の電子申請書の作成である場合、当該2種類以上の電子申請書のそれぞれの全項目名を抽出する機能と、前記相関モデルを用いて、全項目名の重複項目名及び非重複項目名を特定する機能と、インターフェイス部に、重複項目名及び非重複項目名をそれぞれ1回ずつ入力させる機能と、重複項目名及び非重複項目名に基づいて前記2種類以上の電子申請書を作成する機能と、を実行させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
インターフェイス部に接続されているコンピュータで動作し、前記インターフェイス部から入力されるリクエストに応じで少なくとも1種類以上の電子申請書を作成するためのプログラムであって、
前記コンピュータに、
新規に登録されながら蓄積される、複数種の電子申請書を記憶する記憶機能と、
前記記憶機能により記憶される前記複数種の電子申請書のそれぞれに含まれるすべての項目名同士の相関関係を教師データとして機械学習させて相関モデルを生成する生成機能と、
前記インターフェイス部からのリクエストを受信する受信機能と、
前記リクエストが2種類以上の電子申請書の作成である場合、当該2種類以上の電子申請書のそれぞれの全項目名を抽出する抽出機能と、
前記相関モデルを用いて、前記抽出機能により抽出された前記それぞれの全項目名の重複項目名及び非重複項目名を特定する特定機能と、
前記インターフェイス部に、前記特定機能により特定された前記重複項目名及び前記非重複項目名をそれぞれ1回ずつ入力させる入力機能と、
前記入力機能により入力された前記重複項目名及び前記非重複項目名に基づいて前記2種類以上の電子申請書を作成する作成機能と、
を実行させる、
プログラム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記受信機能において受信される前記リクエストが1種類の電子申請書の作成である場合、
前記抽出機能では、前記1種類の電子申請書の全項目名を抽出し、
前記特定機能は、実行させず、
前記入力機能では、前記インターフェイス部に、前記1種類の電子申請書の全項目名を入力させ、
前記作成機能では、前記入力機能により入力された前記1種類の電子申請書の全項目名に基づいて前記1種類の電子申請書を作成する、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
さらに、
前記コンピュータに、
前記インターフェイス部に、前記作成機能により作成された前記1種類の電子申請書又は前記2種類以上の電子申請書を表示させる表示機能と、
前記表示機能により表示された前記1種類の電子申請書又は前記2種類以上の電子申請書を、前記インターフェイス部を介して修正させる修正機能と、
(1)前記修正機能により前記1種類の電子申請書又は前記2種類以上の電子申請書の修正がされなかった場合、前記記憶機能により記憶される前記複数種の電子申請書の一部として前記1種類の電子申請書又は前記2種類以上の電子申請書を新規に登録させ、(2)前記修正機能により前記1種類の電子申請書又は前記2種類以上の電子申請書の修正がされた場合、前記記憶機能により記憶される前記複数種の電子申請書の一部として修正後の前記1種類の電子申請書又は前記2種類以上の電子申請書を新規に登録させる登録機能と、
を実行させる、
請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
請求項1又は2に記載のプログラムを用いて、1種類以上の電子申請書を作成する電子申請書作成方法であって、
前記コンピュータが前記記憶機能を実行する工程と、
前記コンピュータが前記生成機能を実行する工程と、
前記コンピュータが前記受信機能を実行する工程と、
前記コンピュータが前記抽出機能を実行する工程と、
前記コンピュータが前記特定機能を実行する工程と、
前記コンピュータが前記入力機能を実行する工程と、
前記コンピュータが前記作成機能を実行する工程と、
を含む、
電子申請書作成方法。
【請求項5】
請求項3に記載のプログラムを用いて、1種類以上の電子申請書を作成する電子申請書作成方法であって、
さらに、
前記コンピュータが前記表示機能を実行する工程と、
前記コンピュータが前記修正機能を実行する工程と、
前記コンピュータが前記登録機能を実行する工程と、
を含む、
請求項4に記載の電子申請書作成方法。
【請求項6】
インターフェイス部と、
前記インターフェイス部に接続され、請求項1~3のいずれか一項に記載のプログラムが記憶されているコンピュータと、
を備え、
前記インターフェイス部、前記プログラム及び前記コンピュータは、前記プログラムが、前記コンピュータに、前記インターフェイス部から入力されるリクエストに応じで少なくとも1種類以上の電子申請書を作成させることを実行させる関係を有する、
電子申請書作成システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、電子申請書作成方法及び電子申請書作成システムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
日常生活において、私たちは様々な申請書に所定事項を記入して手続をする。例えば、引っ越しに伴い行政機関に転出届、転入届等を提出し、出生に伴い行政機関に出生届(非特許文献1参照)、出産・子育て応援給付金の申請書、出産育児一時金の申請書等を提出する。そして、申請する事情によっては、一度に複数種の申請書を提出する場合もある。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
https://www.moj.go.jp/content/001295267.pdf、2023年7月
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、行政機関等に提出する複数種の申請書では、それぞれの申請項目が同じ内容であっても互いに名称(項目名)が異なっている場合がある。「氏名」、「名前」及び「お名前」がその例である。そのため、同時に複数種の申請書を提出するような場合であって、一方の申請書では「氏名」の欄に記入し、他方の申請書では「お名前」の欄に記入しなければならないようなとき、すなわち、両申請書の名称に統一性がないとき、申請者はこれを理由に戸惑い(に伴う負担)を生じ得る。また、同時に複数種の申請書を提出するような場合であって、両申請書に同じ又は同じ内容の項目名があるとき、すなわち、複数種の申請書に同じ記載を記入する必要があるとき、申請者にはこれを理由として負担が強いられ得る。
なお、各種の申請書が情報入力端末を使った電子申請型になりつつあるが、記入方法が手書きから端末からの入力に変更されただけで、上記の課題は依然として解決しているとはいえない。
【0005】
本発明は、上記の課題を鑑みて創作されたものであって、2種類以上の電子申請書の作成時の申請者の負担を低減するプログラムの提供を目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様のプログラムは、
インターフェイス部に接続されているコンピュータで動作し、前記インターフェイス部から入力されるリクエストに応じで少なくとも1種類以上の電子申請書を作成するためのプログラムであって、
前記コンピュータに、
新規に登録されながら蓄積される、複数種の電子申請書を記憶する記憶機能と、
前記記憶機能により記憶される前記複数種の電子申請書のそれぞれに含まれるすべての項目名同士の相関関係を教師データとして機械学習させて相関モデルを生成する生成機能と、
前記インターフェイス部からのリクエストを受信する受信機能と、
前記リクエストが2種類以上の電子申請書の作成である場合、当該2種類以上の電子申請書のそれぞれの全項目名を抽出する抽出機能と、
前記相関モデルを用いて、前記抽出機能により抽出された前記それぞれの全項目名の重複項目名及び非重複項目名を特定する特定機能と、
前記インターフェイス部に、前記特定機能により特定された前記重複項目名及び前記非重複項目名をそれぞれ1回ずつ入力させる入力機能と、
前記入力機能により入力された前記重複項目名及び前記非重複項目名に基づいて前記2種類以上の電子申請書を作成する作成機能と、
を実行させる。
【0007】
第2態様のプログラムは、
第1態様のプログラムにおいて、
前記受信機能において受信される前記リクエストが1種類の電子申請書の作成である場合、
前記抽出機能では、前記1種類の電子申請書の全項目名を抽出し、
前記特定機能は、実行させず、
前記入力機能では、前記インターフェイス部に、前記1種類の電子申請書の全項目名を入力させ、
前記作成機能では、前記入力機能により入力された前記1種類の電子申請書の全項目名に基づいて前記1種類の電子申請書を作成する。
【0008】
第3態様のプログラムは、
第2態様のプログラムにおいて、
さらに、
前記コンピュータに、
前記インターフェイス部に、前記作成機能により作成された前記1種類の電子申請書又は前記2種類以上の電子申請書を表示させる表示機能と、
前記表示機能により表示された前記1種類の電子申請書又は前記2種類以上の電子申請書を、前記インターフェイス部を介して修正させる修正機能と、
(1)前記修正機能により前記1種類の電子申請書又は前記2種類以上の電子申請書の修正がされなかった場合、前記記憶機能により記憶される前記複数種の電子申請書の一部として前記1種類の電子申請書又は前記2種類以上の電子申請書を新規に登録させ、(2)前記修正機能により前記1種類の電子申請書又は前記2種類以上の電子申請書の修正がされた場合、前記記憶機能により記憶される前記複数種の電子申請書の一部として修正後の前記1種類の電子申請書又は前記2種類以上の電子申請書を新規に登録させる登録機能と、
を実行させる。
【0009】
第1態様の電子申請書作成方法は、
第1態様又は第2態様のプログラムを用いて、1種類以上の電子申請書を作成する電子申請書作成方法であって、
前記コンピュータが前記記憶機能を実行する工程と、
前記コンピュータが前記生成機能を実行する工程と、
前記コンピュータが前記受信機能を実行する工程と、
前記コンピュータが前記抽出機能を実行する工程と、
前記コンピュータが前記特定機能を実行する工程と、
前記コンピュータが前記入力機能を実行する工程と、
前記コンピュータが前記作成機能を実行する工程と、
を含む。
【0010】
第2態様の電子申請書作成方法は、
第1態様の電子申請書作成方法において、
第3態様のプログラムを用いて、1種類以上の電子申請書を作成する電子申請書作成方法であって、
さらに、
前記コンピュータが前記表示機能を実行する工程と、
前記コンピュータが前記修正機能を実行する工程と、
前記コンピュータが前記登録機能を実行する工程と、
を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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