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公開番号2025024115
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-19
出願番号2024200790,2023548478
出願日2024-11-18,2022-09-14
発明の名称透明導電性フィルム
出願人日東電工株式会社
代理人弁理士法人いくみ特許事務所
主分類H01B 5/14 20060101AFI20250212BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】耐腐食性に優れ、赤外線に対する反射率が高い透明導電性フィルムを提供すること。
【解決手段】透明導電性フィルム1は、基材2と、結晶質透明導電層3とを、厚み方向の一方側に向かって順に備える。結晶質透明導電層3は、アルゴンより原子番号の大きい希ガスを含有する。結晶質透明導電層3のキャリア密度が、13.0×10²⁰(/cm³)以上である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
基材と、結晶質透明導電層とを、厚み方向の一方側に向かって順に備え、
前記結晶質透明導電層は、アルゴンより原子番号の大きい希ガスを含有し、
前記結晶質透明導電層のキャリア密度が、１３．０×１０
２０
（／ｃｍ
３
）以上である、透明導電性フィルム。
続きを表示（約 56 文字）【請求項２】
前記結晶質透明導電層は、無機酸化物層である、請求項１に記載の透明導電性フィルム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、透明導電性フィルムに関する。
続きを表示（約 860 文字）【背景技術】
【０００２】
基材と、第１無機酸化物層と、金属層と、第２無機酸化物層とを厚み方向の一方側に順に備える透明導電性フィルムが知られている（例えば、下記特許文献１参照。）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開平０５－３３４９２４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
透明導電性フィルムは、高温高湿下において長期間使用する場合がある。その場合でも、高い耐腐食性が求められる。
【０００５】
用途および目的によって、透明導電性フィルムには、赤外線に対するより高い反射率が求められる。
【０００６】
本発明は、耐腐食性に優れ、赤外線に対する反射率が高い透明導電性フィルムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明（１）は、基材と、結晶質透明導電層とを、厚み方向の一方側に向かって順に備え、前記結晶質透明導電層は、アルゴンより原子番号の大きい希ガスを含有し、前記結晶質透明導電層のキャリア密度が、１３．０×１０
２０
（／ｃｍ
３
）以上である、透明導電性フィルムを含む。
【０００８】
この透明導電性フィルムでは、特許文献１に記載される金属層ではなく、結晶質透明導電層を備えるので、耐腐食性に優れる。
【０００９】
また、この透明導電性フィルムでは、結晶質透明導電層のキャリア密度が１３．０×１０
２０
（／ｃｍ
３
）以上と高いので、赤外線の反射に寄与できるキャリア量が多い。そのため、赤外線に対する反射率が高い。
【００１０】
本発明（２）は、前記結晶質透明導電層は、無機酸化物層である、（１）に記載の透明導電性フィルムを含む。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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