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公開番号
2025023937
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-19
出願番号
2024185347,2021578040
出願日
2024-10-21,2020-06-30
発明の名称
離散指向性情報の表現、符号化、および復号化のための方法、装置、およびシステム
出願人
ドルビー・インターナショナル・アーベー
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G10L
19/008 20130101AFI20250212BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】少なくとも1つの音源についての指向性情報を含むオーディオコンテンツを処理する方法を提供する。
【解決手段】オーディオコンテンツを復号化する方法は、オーディオコンテンツを含むビットストリームを受信し、ビットストリームから第1のセットの指向性単位ベクトル及び関連する第1の指向性ゲインを抽出し、3D球体の表面上での配置のためのベクトルの個数を所望の表現正確さに基づいてカウント数として決定し、その個数の単位ベクトルを3D球体の表面上に分散させるために、所定の配置アルゴリズムを使用して第2のセットの第2の指向性単位ベクトルを生成し、第2の指向性単位ベクトルについて第1の指向性ゲインに基づいて、関連する第2の指向性ゲインを決定し、音源から聴取者の位置の方向を指すターゲット指向性単位ベクトルについて、第2の指向性ゲインに基づきターゲット指向性単位ベクトルについてのターゲット指向性ゲインを決定する。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
オーディオコンテンツの少なくとも1つの音源についての指向性情報を含む前記オーディオコンテンツを復号する方法であって、
前記オーディオコンテンツを含むビットストリームを受信することと、
3D球体の表面上に近似的に一様に分散された単位ベクトルの個数を示す第1パラメータ、および、それぞれの単位ベクトルについて、関連する指向性ゲインを示す第2パラメータを抽出することと、
前記第1パラメータ、前記第2パラメータ、および、前記3D球体の表面上に前記単位ベクトルを近似的に一様に球分散させるためのアルゴリズムに基づいて指向性単位ベクトルのセットを生成することと、
を含む方法。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記指向性単位ベクトルのセットに基づいて前記少なくとも1つの音源をレンダリングすることを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
プロセッサによって実行された際に、前記プロセッサに請求項1に記載の方法を実行させる命令を含む非一時的なコンピュータプログラム。
【請求項4】
オーディオコンテンツの少なくとも1つの音源についての指向性情報を含む前記オーディオコンテンツを復号するための装置であって、
前記オーディオコンテンツを含むビットストリームを受信するための受信機と、
3D球体の表面上に近似的に一様に分散された単位ベクトルの個数を示す第1パラメータ、および、それぞれの単位ベクトルについて、関連する指向性ゲインを示す第2パラメータを抽出するための第1プロセッサと、
前記第1パラメータ、前記第2パラメータ、および、前記3D球体の表面上に前記単位ベクトルを近似的に一様に球分散させるためのアルゴリズムに基づいて指向性単位ベクトルのセットを生成するための第2プロセッサと、
を備える装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願への相互参照
本願は、以下の優先権出願:2019年7月2日に出願された米国仮出願第62/869,622号(参照番号:D19038USP1)および2019年7月2日に出願された欧州出願第19183862.2号(参照番号:D19038EP)に基づく優先権を主張するものであり、両出願の開示内容を全て本願に援用する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【0002】
本開示は、少なくとも1つの音源についての離散指向性(discrete directivity)情報(指向性データ)を含むオーディオコンテンツを処理および符号化するための方法および装置を提供することに関する。特に、本開示は、離散指向性情報の表現、符号化、および復号化に関する。
【背景技術】
【0003】
現実世界の音源は、自然または人工(例えば、スピーカ、楽器、声、機械装置)のどちらについても、非等方的に音を放射する。音源の複雑な放射パターン(または、「指向性」)の特徴付けを行うことは、特にビデオゲームおよび仮想/拡張現実アプリケーションなどのインタラクティブな環境下において、適切なレンダリングを行うために極めて重要であり得る。これらの環境において、ユーザは、一般に、方向性(directional)オーディオオブジェクトの周囲を歩行し、したがって、生成された音に対するユーザの聴覚立体感(auditory perspective)を変化させることによって、方向性オーディオオブジェクトと相互作用することができる。ユーザはまた、仮想オブジェクトをつかみ、動的に回転させることができ得るが、やはり、対応する音源の放射パターンの異なる方向におけるレンダリングが必要となる。音源から聴取者への直接伝播効果のよりリアルなレンダリングに加えて、放射特性も、音源とその環境(例えば、ビデオゲームにおける仮想環境)とのより高次の音響結合において大きな役割を果たすことになるので、反響音に影響を与える。その結果、知覚される距離などの他の空間的な手がかりに影響を与えることになる。
【0004】
音源の放射パターンまたはそのパラメトリック表現は、メタデータとして、6自由度(6DoF)オーディオレンダラに送信される必要がある。放射パターンは、例えば、球調和分解または離散ベクトルデータによって表すことができる。
【0005】
しかし、従来の離散指向性表現を直接に適用することは、6DoFレンダリングに対して最適未満であることが分かっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
したがって、方向性音源の離散指向性データ(指向性情報)の改善された表現および/または改善された符号化方式のための方法および装置が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一局面は、少なくとも1つの音源についての指向性情報を含むオーディオコンテンツを処理する方法に関する。方法は、符号化の場合には、エンコーダにおいて行われ得る。あるいは、方法は、レンダリングの前に、デコーダにおいて行われ得る。音源は、例えば、方向性音源であり得る、かつ/または、オーディオオブジェクトに関係し得る。指向性情報は、離散指向性情報であり得る。さらに、指向性情報は、オーディオオブジェ
クトについてのメタデータの一部であり得る。指向性情報は、第1のセットの、指向性方向を表す第1の指向性単位ベクトルおよび関連する第1の指向性ゲインを含み得る。第1の指向性単位ベクトルは、3D球体の表面上に非一様に分散され得る。単位ベクトルとは、単位長さのベクトルを意味する。方法は、所望の表現正確さ(representation accuracy)(向き表現正確さ)に基づいて、3D球体の表面に配置するための単位ベクトルの個数を、カウント数として、決定する工程を含み得る。決定する工程はまた、3D球体の表面上に配置するための、生成されるべき単位ベクトルの個数を、所望の表現正確さに基づいて決定することに関係すると言え得る。決定された単位ベクトルの個数は、単位ベクトルからなる1セットのカーディナリティ(cardinality)として定義され得る。所望の表現正確さは、例えば、所望の角度正確さまたは所望の方向正確さであり得る。さらに、所望の表現正確さは、所望の角度分解能(例えば、度単位)に対応し得る。方法は、決定された個数の単位ベクトルを3D球体の表面上に分散させるために、所定の配置アルゴリズム(arrangement algorithm)を使用することによって第2のセットの第2の指向性単位ベクトルを生成する工程をさらに含み得る。所定の配置アルゴリズムは、単位ベクトルを3D球体の表面上に近似的に一様に球分散させるためのアルゴリズムであり得る。所定の配置アルゴリズムは、配置/生成されるべき単位ベクトルの個数に応じてスケール変化し得る(すなわち、個数は、所定の配置アルゴリズムの制御パラメータであり得る)。方法は、第2の指向性単位ベクトルについて、1グループの第1の指向性単位ベクトルのうちの、それぞれの第2の指向性単位ベクトルに最も近い1つ以上の第1の指向性単位ベクトルの第1の指向性ゲインに基づいて、関連する第2の指向性ゲインを決定する工程をさらに含み得る。第1の指向性単位ベクトルのグループは、第1のセットの第1の指向性単位ベクトルにおける、適切なサブグループまたは適切なサブセットであり得る。
【0008】
上記のような構成において、本提案による方法は、オブジェクト・ツー・聴取者向き変化(object-to-listener orientation change)に対して「一様な応答」を提供するために、補間の必要なく、デコーダにおいてレンダリングすることを可能にする離散指向性情報の表現(すなわち、決定された個数および第2の指向性ゲイン)を提供する。さらに、知覚関連指向性単位ベクトルは、表現内には格納されないが、デコーダにおいて計算できるため、離散指向性情報の表現は、低ビットレートで符号化できる。最後に、本提案による方法は、レンダリング時の計算複雑性を低減できる。
【0009】
いくつかの実施形態において、単位ベクトルの個数は、単位ベクトルが、所定の配置アルゴリズムによって3D球体の表面上に分散された際に、第1のセットの第1の指向性単位ベクトルによって示される方向を最大で所望の表現正確さで近似するように、決定されてもよい。
【0010】
いくつかの実施形態において、単位ベクトルの個数は、単位ベクトルが所定の配置アルゴリズムによって3D球体の表面上に分散された際に、第1のセットにおける第1の指向性単位ベクトルのそれぞれについて、単位ベクトルのうちの、それぞれの第1の指向性単位ベクトルに対する方向差が所望の表現正確さよりも小さい少なくとも1つの単位ベクトルが存在するように、決定されてもよい。方向差は、例えば、角距離であり得る。方向差は、適切な方向差基準(norm)に関して定義され得る。
(【0011】以降は省略されています)
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