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公開番号
2025023589
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-17
出願番号
2023127871
出願日
2023-08-04
発明の名称
選定支援システム、選定支援方法、及び選定支援プログラム
出願人
オルガノ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/04 20120101AFI20250207BHJP(計算;計数)
要約
【課題】排出物の量を削減するための新たな手段の選定を促す。
【解決手段】選定支援システム1は、手段の種別情報と、手段の識別情報と、排出物の発生量を計算するためのパラメータとを対応付けた情報を、複数の手段について格納するデータベース装置101と、手段の種別を示す想定種別情報と、手段の想定使用条件との入力を受け付ける情報入力部203、想定種別情報を基にデータベース装置から、当該想定種別情報が示す種別情報に対応付けられた手段の識別情報と、当該識別情報に対応付けられたパラメータとを関連付けて抽出する手段選定部204、想定使用条件と、手段選定部によって抽出されたパラメータとを基に、当該パラメータに関連付けられた識別情報によって識別される手段の導入後の排出物の発生量を計算する想定CO2演算部207及び想定CO2演算部の計算結果を出力する出力部211を有するデータ処理装置201と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
原料物を受け入れて前記原料物から結果物を生む製造手段において前記結果物を得る際に発生する排出物の発生量を削減するための付帯手段を選定するための選定支援システムであって、
前記付帯手段の種別を示す種別情報と、前記付帯手段を識別するための固有の識別情報と、前記付帯手段の使用条件から前記排出物の発生量を計算するためのパラメータとを対応付けた情報を、複数の前記付帯手段について格納する格納部と、
導入を想定している前記付帯手段の種別を示す想定種別情報と、導入時に想定される前記付帯手段の想定使用条件との入力を受け付ける情報入力部と、
前記情報入力部によって受け付けられた前記想定種別情報を基に、前記格納部から、当該想定種別情報が示す種別情報に対応付けられた付帯手段の前記識別情報と、当該識別情報に対応付けられた前記パラメータとを関連付けて抽出する抽出部と、
前記情報入力部によって受け付けられた前記想定使用条件と、前記抽出部によって抽出された前記パラメータとを基に、当該パラメータに関連付けられた前記識別情報によって識別される前記付帯手段の導入後の前記排出物の発生量を計算する計算部と、
前記計算部の計算結果を出力する出力部と、
を備える選定支援システム。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記計算部は、前記想定使用条件と基準とする基準パラメータとを基に、前記付帯手段の導入前における前記排出物の発生量を計算し、前記付帯手段の導入後における前記排出物の発生量と、前記付帯手段の導入前における前記排出物の発生量との差分を排出物削減量として計算し、
前記出力部は、前記排出物削減量を出力する、
請求項1記載の選定支援システム。
【請求項3】
前記格納部において、前記付帯手段に対して、当該付帯手段が他の場所で使用中であるか否かを示す第1のタグ情報と、当該付帯手段が転用可能であるか否かを示す第2のタグ情報とが対応付けられ、
前記抽出部は、使用中でないことが示された前記第1のタグ情報、あるいは、転用可能であることが示された前記第2のタグ情報に対応付けられた前記付帯手段を抽出する、
請求項1又は2に記載の選定支援システム。
【請求項4】
前記計算部は、前記排出物削減量に契約単価を乗ずることにより、付帯手段の料金を計算し、
前記出力部は、前記計算部で計算された前記付帯手段の料金も関連付けて出力する、
請求項2に記載の選定支援システム。
【請求項5】
前記情報入力部は、前記付帯手段の導入場所に関する場所情報の入力をさらに受け付け、
前記計算部は、前記場所情報を基に前記付帯手段の導入時のコストを計算し、
前記出力部は、前記計算部で計算された前記付帯手段の導入時のコストも関連付けて出力する、
請求項1又は2に記載の選定支援システム。
【請求項6】
原料物を受け入れて前記原料物から結果物を生む製造手段において前記結果物を得る際に発生する排出物の発生量を削減するための付帯手段を選定するための選定支援システムによって実行される選定支援方法であって、
前記付帯手段の種別を示す種別情報と、前記付帯手段を識別するための固有の識別情報と、前記付帯手段の使用条件から前記排出物の発生量を計算するためのパラメータとを対応付けた情報を、複数の前記付帯手段について格納部に格納するパラメータ格納ステップと、
導入を想定している前記付帯手段の種別を示す想定種別情報と、導入時に想定される前記付帯手段の想定使用条件との入力を受け付ける情報入力ステップと、
前記情報入力ステップによって受け付けられた前記想定種別情報を基に、前記格納部から、当該想定種別情報が示す種別情報に対応付けられた付帯手段の前記識別情報と、当該識別情報に対応付けられた前記パラメータとを関連付けて抽出するパラメータ抽出ステップと、
前記情報入力ステップによって受け付けられた前記想定使用条件と、前記抽出ステップによって抽出された前記パラメータとを基に、当該パラメータに関連付けられた前記識別情報によって識別される前記付帯手段の導入後の前記排出物の発生量を計算する計算ステップと、
前記計算ステップによる計算結果を出力する出力ステップと、
を備える選定支援方法。
【請求項7】
原料物を受け入れて前記原料物から結果物を生む製造手段において前記結果物を得る際に発生する排出物の発生量を削減するための付帯手段を選定するための処理をコンピュータに実行させる選定支援プログラムであって、
前記コンピュータに、
前記付帯手段の種別を示す種別情報と、前記付帯手段を識別するための固有の識別情報と、前記付帯手段の使用条件から前記排出物の発生量を計算するためのパラメータとを対応付けた情報を、複数の前記付帯手段について格納部に格納するパラメータ格納ステップと、
導入を想定している前記付帯手段の種別を示す想定種別情報と、導入時に想定される前記付帯手段の想定使用条件との入力を受け付ける情報入力ステップと、
前記情報入力ステップによって受け付けられた前記想定種別情報を基に、前記格納部から、当該想定種別情報が示す種別情報に対応付けられた付帯手段の前記識別情報と、当該識別情報に対応付けられた前記パラメータとを関連付けて抽出するパラメータ抽出ステップと、
前記情報入力ステップによって受け付けられた前記想定使用条件と、前記抽出ステップによって抽出された前記パラメータとを基に、当該パラメータに関連付けられた前記識別情報によって識別される前記付帯手段の導入後の前記排出物の発生量を計算する計算ステップと、
前記計算ステップによる計算結果を出力する出力ステップと、
を実行させる選定支援プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、選定支援システム、選定支援方法、及び選定支援プログラムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
大規模な設備の導入時には様々な種類の設備の中から目的に合った設備を選定する必要がある。例えば、特許文献1は、入力された水処理仕様に見合う水処理設備を構築するのに必要なユニットを選定し、選定されたユニットにより構築される水処理設備の設備価格および運用価格を見積もるシステムに関する技術を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-114989号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、工業製品を生産するといった事業の実施には、環境負荷の発生が伴う。環境負荷を低減するための対策の重要性は、ますます高まっている。また、環境負荷に関する目標も、年を追うごとに高まる傾向にある。このような目標を達成するために、省エネルギ設備、排出物を回収する設備及び排出物の量を削減する設備といった手段が用いられることがある。
【0005】
これらの手段を導入した当初は、数値目標を達成するといった所望の成果を得ることができる。しかし、様々な理由によって、所望の成果を得られなくなる場合がある。例えば、目標に変更がなくとも、導入した設備の性能の低下によって目標を達成できなくなる。また、例えば、導入した設備の性能を維持できたとしても、目標の数値が高まった場合も目標を達成できなくなる。
【0006】
目標が達成できない状況に立たされた顧客は、所望の成果を得るために新たな手段の導入を検討する必要に迫られる。新たに導入した手段であっても、時間の経過や状況の変化によって、再び目標を達成することができなくなることも予想される。新たな手段を導入する場合、導入後における排出物の発生量を検討することが重要となる。つまり、顧客は、新たな手段の導入に際して、複雑に関係し合う要因を考慮しつつ排出物の発生量を検討して、新たな手段を選定する必要があった。これらの検討には手間が掛かり、新たな手段の導入を阻害する要因ともなり得る。
【0007】
そこで、本発明は、新たな手段の選定を支援し、導入を促すことが可能な選定支援システム、選定支援方法、及び選定支援プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一形態である選定支援システムは、原料物を受け入れて原料物から結果物を生む製造手段において結果物を得る際に発生する排出物の発生量を削減するための付帯手段を選定するための選定支援システムであって、付帯手段の種別を示す種別情報と、付帯手段を識別するための固有の識別情報と、付帯手段の使用条件から排出物の発生量を計算するためのパラメータとを対応付けた情報を、複数の付帯手段について格納する格納部と、導入を想定している付帯手段の種別を示す想定種別情報と、導入時に想定される付帯手段の想定使用条件との入力を受け付ける情報入力部と、情報入力部によって受け付けられた想定種別情報を基に、格納部から、当該想定種別情報が示す種別情報に対応付けられた付帯手段の識別情報と、当該識別情報に対応付けられたパラメータとを関連付けて抽出する抽出部と、情報入力部によって受け付けられた想定使用条件と、抽出部によって抽出されたパラメータとを基に、当該パラメータに関連付けられた識別情報によって識別される付帯手段の導入後の排出物の発生量を計算する計算部と、計算部の計算結果を出力する出力部と、を備える。
【0009】
あるいは、本発明の他形態である選定支援方法は、原料物を受け入れて原料物から結果物を生む製造手段において結果物を得る際に発生する排出物の発生量を削減するための付帯手段を選定するための選定支援システムによって実行される選定支援方法であって、付帯手段の種別を示す種別情報と、付帯手段を識別するための固有の識別情報と、付帯手段の使用条件から排出物の発生量を計算するためのパラメータとを対応付けた情報を、複数の付帯手段について格納部に格納するパラメータ格納ステップと、導入を想定している付帯手段の種別を示す想定種別情報と、導入時に想定される付帯手段の想定使用条件との入力を受け付ける情報入力ステップと、情報入力ステップによって受け付けられた想定種別情報を基に、格納部から、当該想定種別情報が示す種別情報に対応付けられた付帯手段の識別情報と、当該識別情報に対応付けられたパラメータとを関連付けて抽出するパラメータ抽出ステップと、情報入力ステップによって受け付けられた想定使用条件と、抽出ステップによって抽出されたパラメータとを基に、当該パラメータに関連付けられた識別情報によって識別される付帯手段の導入後の排出物の発生量を計算する計算ステップと、計算ステップによる計算結果を出力する出力ステップと、を備える。
【0010】
あるいは、本発明の別の他形態である選定支援プログラムは、原料物を受け入れて原料物から結果物を生む製造手段において結果物を得る際に発生する排出物の発生量を削減するための付帯手段を選定するための処理をコンピュータに実行させる選定支援プログラムであって、コンピュータに、付帯手段の種別を示す種別情報と、付帯手段を識別するための固有の識別情報と、付帯手段の使用条件から排出物の発生量を計算するためのパラメータとを対応付けた情報を、複数の付帯手段について格納部に格納するパラメータ格納ステップと、導入を想定している付帯手段の種別を示す想定種別情報と、導入時に想定される付帯手段の想定使用条件との入力を受け付ける情報入力ステップと、情報入力ステップによって受け付けられた想定種別情報を基に、格納部から、当該想定種別情報が示す種別情報に対応付けられた付帯手段の識別情報と、当該識別情報に対応付けられたパラメータとを関連付けて抽出するパラメータ抽出ステップと、情報入力ステップによって受け付けられた想定使用条件と、抽出ステップによって抽出されたパラメータとを基に、当該パラメータに関連付けられた識別情報によって識別される付帯手段の導入後の排出物の発生量を計算する計算ステップと、計算ステップによる計算結果を出力する出力ステップと、を実行させる。
(【0011】以降は省略されています)
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