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公開番号
2025022637
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023127408
出願日
2023-08-03
発明の名称
冷却部材
出願人
株式会社レゾナック
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
H01L
23/473 20060101AFI20250206BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】流路内の流れを幅方向に亘って均等にすることができる冷却部材を提供する。
【解決手段】間隔を開けて一対の板材を配置し、一方の板材と他方の板材との間に流体が流れる流路を形成した流路部材と、流路部材の上流側と流体の流入口との間に、流路部材の全幅に渡って設けられ、流体を貯留するプールと、を備え、流路の内空高さをh、プールの内空高さをH、流体の流れ方向のプールの幅寸法をW、としたときに、h<W、及びh<Hを満足するようにプールが形成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
間隔を開けて一対の板材を配置し、一方の前記板材と他方の前記板材との間に流体が流れる流路を形成した流路部材と、
前記流路部材の上流側と流体の流入口との間に、前記流路部材の全幅に渡って設けられ、前記流体を貯留するプールと、
を備え、
前記流路の内空高さをh、前記プールの内空高さをH、前記流体の流れ方向の前記プールの幅寸法をW、としたときに、h<W、及びh<Hを満足するように前記プールが形成されている、
冷却部材。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記プールは、前記流路部材の下流側と流体の流出口との間にも設けられている、
請求項1に記載の冷却部材。
【請求項3】
前記板材は、少なくとも金属板を含んで構成されている、
請求項1または請求項2に記載の冷却部材。
【請求項4】
少なくとも一方の前記板材に形成された開口を塞ぐように金属材料からなるヒートシンクが設けられ、前記ヒートシンクが前記流路に露出している、
請求項1に記載の冷却部材。
【請求項5】
前記流路が、前記流体の流れ方向へ延びて前記流れ方向と直交する方向に間隔を開けて配置された複数の仕切板で、複数の小流路に分割されている、
請求項1に記載の冷却部材。
【請求項6】
前記流路部材は、一方の前記板材と他方の前記板材との間に配置され前記流路を形成する矩形枠と、前記矩形枠の端部に一体的に繋がり前記プールを内包する柱状部とを備え、
前記矩形枠の一面、及び前記矩形枠の一面に繋がる前記柱状部の一面に一方の前記板材が接合され、前記矩形枠の他面に他方の前記板材が接合され、
前記矩形枠のプール側を構成する枠片と一方の前記板材との間に形成される前記流路が、前記矩形枠の枠内部における前記流路よりも内空高さが低く形成され、
前記枠片に、一方の前記板材と接合される突起が形成されている、
請求項1に記載の冷却部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、冷却部材に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載のインバータ装置では、ヒートシンクと冷却水路形成部材と間に形成された冷却水路に冷却水を流すことで、ヒートシンクの冷却を行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-346480号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のインバータ装置では、例えば、冷却水路形成部材の凹部とヒートシンクとの間に形成された冷却水路の一方側に設けた通水口から冷却水を流入させ、冷却水路の他方側に設けた通水口からヒートシンクを冷却した後の冷却水を排出して、冷却水が循環できるように構成されている。
【0005】
しかしながら、冷却水路形成部材の凹部において、一方の通水口と他方の通水口とを結ぶ仮想線と直交する方向の幅が広い場合、一方の通水口から他方の通水口へ流れる凹部内の冷却水の流れとしては、一方の通水口と他方の通水口とを最短距離で結ぶ上述した仮想線上(即ち、冷却水路形成部材の幅方向中央部)での単位時間当たりの流量が多く、該仮想線から直交する方向へ離れるにしたがって単位時間当たりの流量が少なくなる。
【0006】
このため、冷却水路形成部材の幅方向に渡って冷却水が均等に分散して流れない。
【0007】
本開示は上記事実を考慮し、冷却部材の流路内の流れを幅方向に亘って均等にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の態様に係る冷却部材は、間隔を開けて一対の板材を配置し、一方の前記板材と他方の前記板材との間に流体が流れる流路を形成した流路部材と、前記流路部材の上流側と流体の流入口との間に、前記流路部材の全幅に渡って設けられ、前記流体を貯留するプールと、を備え、前記流路の内空高さをh、前記プールの内空高さをH、前記流体の流れ方向の前記プールの幅寸法をW、としたときに、h<W、及びh<Hを満足するように前記プールが形成されている。
【0009】
流路部材の上流側にあるプールに流入口より流体を流入させると、流体は、流路部材の全幅に渡って設けられたプールに貯留され流路部材の流路へ流れる。
ここで、h<W、及びh<Hを満足するようにプールを形成することで、プールに貯留された流体は、流路の幅方向(流路を流れる流体の流れ方向と直交する方向)に渡って均一に分流(分散)されて流路に流入する。
【0010】
これにより、冷却部材の冷却性能を全体に亘って均一化できる。
(【0011】以降は省略されています)
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