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公開番号
2025022153
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023126457
出願日
2023-08-02
発明の名称
キャップ付き容器、中栓、及び中栓付きキャップ
出願人
株式会社 資生堂
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
41/04 20060101AFI20250206BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】キャップ付き容器において、容器から中栓を取り外し可能であり、ユーザーが中栓装着時の回転量を知らなくても、中栓を容器口部に対して最後まで確実に螺合装着させる。
【解決手段】容器は第1の雄ネジが外周面に設けられた小径口部と、第2の雄ネジが外周面に設けられ、口部を有する容器本体1、及び内容物を吐出する吐出孔よりも外側の環状上面22と、雌ネジが設けられた取付筒が形成された中栓2、を備え、キャップ4は雌ネジ44が設けられる係合筒43と、天面の裏面から垂下する締込筒46を有する。中栓2は容器本体の小径口部から取り外し可能であり、キャップ4の締込筒46の下端には環状に並んだ複数の下端段差47が設けられ、中栓2の環状上面22には環状に並んだ複数の係止部23が設けられ、複数の下端段差47と複数の係止部23は、キャップ4が締まる方向にのみ互いに噛み合うように形成される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
キャップ付き容器であって、
容器は、
第1の雄ネジが外周面に設けられた小径口部と、第2の雄ネジが外周面に設けられ該小径口部よりも下側で該小径口部よりも径が大きい大径口部を含む口部を有する容器本体、及び
内容物を吐出する吐出孔と、前記吐出孔よりも外側の環状上面と、該環状上面の下側で内周面に雌ネジが設けられた取付筒が形成された中栓、を備え、
キャップは、
内周面に雌ネジが設けられる係合筒と、
天面の裏面から垂下する、前記係合筒よりも小径の締込筒を有し、
前記中栓は前記容器本体の前記小径口部から取り外し可能であり、
前記キャップの前記締込筒の下端には、環状に並んだ複数の下端段差が設けられ、
前記中栓の前記環状上面には、上面視で環状に並んだ複数の係止部が設けられ、
前記複数の下端段差と前記複数の係止部は、前記キャップが締まる方向にのみ互いに噛み合うように形成されている
キャップ付き容器。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記締込筒の前記複数の下端段差は、垂直に立ち下がる直角辺と傾斜辺を有する三角形状の複数の突起で構成され、
前記中栓の前記複数の係止部は、前記環状上面の外縁近傍において、上面視で環状に設けられた円弧状の複数の係止凹部であり、
前記複数の係止凹部の各凹部は、底面深さが周方向一方向に深くなるように傾斜して形成されている傾斜底面と、前記環状上面から前記傾斜底面の最も深い部分に向かって垂直に立ち下がる凹部垂直壁を有する
請求項1に記載のキャップ付き容器。
【請求項3】
前記締込筒の前記複数の下端段差は、垂直に立ち下がる直角辺と傾斜辺を有する三角形状の複数の突起で構成され、
前記中栓の前記複数の係止部は、前記環状上面の外縁近傍において、上面視で環状に設けられた円弧状の複数の係止凸部であり、
前記複数の係止凸部の各凸部は、上面は周方向一方向に深くなるように傾斜して形成されている傾斜面であり、前記環状上面から前記傾斜面の上端に向かって垂直に立ち上がる凸部垂直壁を有する
請求項1に記載のキャップ付き容器。
【請求項4】
前記中栓の前記取付筒は、前記容器本体の前記小径口部を外周側から取り囲み、前記取付筒の雌ネジは前記第1の雄ネジと係合し、
前記キャップの前記係合筒は、前記口部を前記外周側から取り囲み、前記係合筒の雌ネジは前記第2の雄ネジと係合する
請求項1に記載のキャップ付き容器。
【請求項5】
前記キャップの前記締込筒の前記複数の下端段差が、前記中栓の上面の複数の係止部と噛み合った状態になると、前記中栓における前記雌ネジと、前記キャップの係合用の前記雌ネジの軸方向の位置関係は、前記容器本体の前記口部における前記第1の雄ネジと、前記第2の雄ネジの軸方向の位置関係と等しくなり、前記キャップが締まる方向に、前記中栓が前記キャップと供回り可能になる
請求項1乃至4のいずれか一項に記載のキャップ付き容器。
【請求項6】
前記中栓は、前記吐出孔が先端に形成されて上方に突出するノズル筒を有し、
前記環状上面は、前記ノズル筒の下側に位置している
請求項1に記載のキャップ付き容器。
【請求項7】
キャップが係合される容器本体の口部に装着される中栓であって、
容器本体は、第1の雄ネジが外周面に設けられた小径口部と、該小径口部よりも下側で、第2の雄ネジが外周面に設けられた大径口部を含む口部を有し、
中栓は、
前記口部よりも小径の吐出孔と、
前記吐出孔よりも外側の環状上面と、
該環状上面の下側で内周面に雌ネジが設けられた取付筒が形成され、
前記中栓は前記容器本体の前記小径口部から取り外し可能であり、
前記中栓の前記環状上面には、前記キャップの一部と、前記キャップが締まる方向にのみ互いに噛み合うように形成されている、上面視で環状に並んだ複数の係止部が設けられている
中栓。
【請求項8】
請求項7に記載の中栓と、
前記容器本体の口部と係合可能なキャップと、を備える中栓付きキャップであって、
キャップは、
内周面に雌ネジが設けられる係合筒と、
天面の裏面から垂下する、前記係合筒よりも小径の締込筒を有し、
前記締込筒の下端には環状に並んだ複数の下端段差が設けられ、
前記中栓の前記環状上面には、上面視で環状に並んだ複数の係止部が設けられ、
前記複数の下端段差と前記複数の係止部は、前記キャップが締まる方向にのみ互いに噛み合うように形成されている
中栓付きキャップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、中栓を備えるキャップ付き容器、中栓、及び中栓付きキャップに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、持続可能な社会をつくるための「SDGs(Sustainable Development Goals)」の認知度が急激に上がっており、化粧品の分野においても、内容物を注ぎ替えたり、一部をレフィルとして付け替えたりする容器が注目されている。
【0003】
そこで、特許文献1では、栓体をリングによって押さえることで栓体は容器口部に取り付けられており、内容物が少なくなると、ユーザーが栓体とリングを取り外し、栓体を取り除いて、リングだけを容器口部に取り付けることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5069033号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記文献では、キャップと容器口部とは螺合係合で、かつリングと容器口部も螺合係合のため、ユーザーがリングを容器口部に回転して係合させる際に、回転量がわからないと、リングの回転不足が発生するおそれがある。リングが口部に対して最後まで係合していないと、外側のキャップがうまく嵌まらなくなるおそれがある。
【0006】
そこで、本発明は上記事情に鑑み、容器から中栓を取り外し可能であり、ユーザーが中栓装着時の回転量を知らなくても、中栓を容器口部に対して最後まで確実に螺合装着させる、キャップ付き容器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明の一態様では、
キャップ付き容器であって、
容器は、
第1の雄ネジが外周面に設けられた小径口部と、第2の雄ネジが外周面に設けられ該小径口部よりも下側で該小径口部よりも径が大きい大径口部を含む口部を有する容器本体、及び
内容物を吐出する吐出孔と、前記吐出孔よりも外側の環状上面と、該環状上面の下側で内周面に雌ネジが設けられた取付筒が形成された中栓、を備え、
キャップは、
内周面に雌ネジが設けられる係合筒と、
天面の裏面から垂下する、前記係合筒よりも小径の締込筒を有し、
前記中栓は前記容器本体の前記小径口部から取り外し可能であり、
前記キャップの前記締込筒の下端には、環状に並んだ複数の下端段差が設けられ、
前記中栓の前記環状上面には、上面視で環状に並んだ複数の係止部が設けられ、
前記複数の下端段差と前記複数の係止部は、前記キャップが締まる方向にのみ互いに噛み合うように形成されている
キャップ付き容器、を提供する。
【発明の効果】
【0008】
一態様によれば、キャップ付き容器において、容器から中栓を取り外し可能であり、ユーザーが中栓装着時の回転量を知らなくても、中栓を容器口部に対して最後まで確実に螺合装着させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施形態に係るキャップ付き容器の全体分解図。
第1実施形態に係るキャップ付き容器の口部近傍の半分の断面拡大図。
第1実施形態に係るキャップの断面図と、中栓の側面図。
第1実施形態に係るキャップの下面図と、中栓の上面図。
第1実施形態に係る中栓付きキャップの断面透視斜視図。
変形例1に係るキャップの下面図と、中栓の上面図。
変形例2に係る中栓の側面図と上面図。
第1実施形態に係る容器本体の口部透過拡大図。
第1実施形態における、容器本体の口部の雄ネジの条数とネジ傾斜についての説明図。
第1実施形態に係る中栓付きキャップの内側斜視図。
本発明に係るレフィル交換後の中栓及びキャップ装着のフローチャート。
第1実施形態に係るレフィル交換後の中栓及びキャップ装着の動作図。
最後までキャップ及び中栓を口部に装着したときの、中栓及びキャップの雌ネジと口部の雄ネジの位置関係を示す図。
本発明に係る注ぎ替え後の中栓及びキャップ装着のフローチャート。
本発明の容器の第2実施形態に係るキャップ付き容器の口部近傍の半断面拡大図。
本発明の容器の第3実施形態に係るキャップ付き容器の口部近傍の半断面拡大図。
本発明のキャップの第2構成例に係るキャップ付き容器の口部近傍の半断面拡大図。
本発明のキャップの第3構成例に係るキャップ付き容器の口部近傍の半断面拡大図。
本発明のキャップの第4構成例に係るキャップ付き容器の口部近傍の半断面拡大図。
本発明のキャップの第5構成例に係るキャップ付き容器の口部近傍の半断面拡大図。
本発明の中栓の回転終点の変形例に係るキャップ付き容器の口部近傍の半断面説明図及び説明図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。下記、各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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