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公開番号2025028701
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-03
出願番号2023133666
出願日2023-08-18
発明の名称加飾方法、加飾用粉末、加飾用キット、及び加飾物
出願人株式会社 資生堂
代理人個人,個人
主分類C09J 201/00 20060101AFI20250221BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】耐水性に優れる加飾を施すことができる加飾方法を提供すること。
【解決手段】本発明に係る加飾方法の一態様は、基体上に接着剤を配する工程と、前記接着剤上に、粉末成分と、油性成分とを含有する加飾用粉末を配する工程と、を含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
基体上に接着剤を配する工程と、
前記接着剤上に、粉末成分と、油性成分とを含有する加飾用粉末を配する工程と、
を含むことを特徴とする加飾方法。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記粉末成分が、体質顔料、色材、及び光輝性粉末からなる群から選択される少なくともいずれかを含有する、請求項1に記載の加飾方法。
【請求項3】
前記油性成分が結合剤であり、
前記粉末成分と前記油性成分の状態が、前記粉末成分と前記油性成分との混合粉末、揮発性分散媒に前記混合粉末が分散されたスラリー、及び前記スラリーの半乾燥成形物からなる群から選択される少なくともいずれかである、請求項1に記載の加飾方法。
【請求項4】
前記加飾用粉末がメーキャップ用粉末である、請求項1に記載の加飾方法。
【請求項5】
前記接着剤が漆である、請求項1に記載の加飾方法。
【請求項6】
前記接着剤が、ベンガラ及び酸化チタンからなる群から選択される少なくともいずれかを含有する、請求項5に記載の加飾方法。
【請求項7】
前記基体が、陶器、ガラス器、又は漆器である、請求項1に記載の加飾方法。
【請求項8】
金継ぎに用いられ、
前記基体の接合部に前記接着剤を配する工程を更に含む、請求項2に記載の加飾方法。
【請求項9】
粉末成分と、油性成分とを含有し、
基体上に配された接着剤上に配することに用いられることを特徴とする加飾用粉末。
【請求項10】
前記粉末成分が、体質顔料、色材、及び光輝性粉末からなる群から選択される少なくともいずれかを含有する、請求項9に記載の加飾用粉末。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加飾方法、加飾用粉末、加飾用キット、及び加飾物に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、陶磁器の割れ、欠け、ヒビ等の破損部分を修繕する日本の伝統的な技法のひとつとして「金継ぎ」(「金繕い」とも称する)が知られている。金継ぎは、陶磁器の破損部分を漆で接着し、金や銀等の金属粉で装飾して仕上げ、美観と実用性を損なわないように修繕する技法である。しかしながら、漆塗膜は、長時間の浸水などの耐水性が弱い。そのため、金継ぎは、長時間水と接触する物(例えば、花瓶など)には使用できないという問題があった。陶磁器に用いることができ、耐水性を有する接着剤としては、例えば、ポリイミド、ポリアリルスルフォン、ポリトリアジンなどを基体とする有機接着剤や、シリコン系又はエポキシ系樹脂接着剤が提案されている(特許文献1参照)。
【0003】
一方、近年、サステナビリティの観点から、各種産業分野において、廃棄物の低減が課題となっている。特に、化粧料業界では、大量に廃棄されるもののひとつとして、化粧料容器に小分け充填する前の中身(以下、「バルク」と称することがある)が挙げられる。化粧料業界では、商品を研究開発する際、幾通りもの色味の試作が行われる。このような試作品の中には、商品化されないバルクが数多く含まれており、化粧料としての品質や安全性が商品化できる水準であるにもかかわらず、廃棄されることとなる。そのため、不要になったバルクを、その特性などをそのまま活かしつつ、異なる製品に作り変える「アップサイクル」により、新たな価値を見出す試みが行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開昭63-287578号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記に鑑みて、本発明の一態様は、耐水性に優れる加飾を施すことができる加飾方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明に係る加飾方法の一態様は、基体上に接着剤を配する工程と、前記接着剤上に、粉末成分と、油性成分とを含有する加飾用粉末を配する工程と、を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、耐水性に優れる加飾を施すことができる加飾方法を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、実施形態は以下の記述によって限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、本実施形態において数値範囲を示す「~」は、別段の断りがない限り、その前後に記載された数値を下限値及び上限値として含むことを意味する。
【0009】
本発明は、加飾方法、加飾用粉末、加飾用キット、及び加飾物に関する。
【0010】
本実施形態において「加飾」とは、基体の表面に装飾を施す処理を意味する。装飾は、人工的に意図した形状、構造、及び大きさの装飾(例えば、所望の形状を有する線画、所望の形状を有する線画の少なくとも一部を塗りつぶした装飾など)であってもよく、人工的に意図しない形状、構造、及び大きさの装飾(例えば、偶発的な割れ、欠けを有する食器を修復する際の継ぎ目における装飾など)であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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