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公開番号2025020647
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-13
出願番号2023124153
出願日2023-07-31
発明の名称車載ネットワーク
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人
主分類H04L 12/28 20060101AFI20250205BHJP(電気通信技術)
要約【課題】上位機器にデータ送信するための通信線について、送信するデータ量を抑えることが可能な車載ネットワークを提供する。
【解決手段】車載ネットワーク1は、車両Vに設置され、車両Vにおいて情報の送受信を行うものであって、車両V又は車両周囲の情報を取得可能な複数のセンサ10と、それぞれが、複数のセンサ10のうち2以上のセンサ10からの情報を受信すると共に2以上のセンサ10に基づく情報を送信する複数のセンサハブ20と、複数のセンサハブ20のそれぞれに対して他のセンサハブ20を経由することなく通信用の幹線MLを介して接続され、複数のセンサハブ20それぞれからの情報を受信する上位機器30と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に設置され、車両において情報の送受信を行う車載ネットワークであって、
車両又は車両周囲の情報を取得可能な複数のセンサと、
それぞれが、前記複数のセンサのうち2以上のセンサからの情報を受信すると共に前記2以上のセンサに基づく情報を送信する複数のハブと、
前記複数のハブそれぞれに対して他のハブを経由することなく通信用の幹線を介して接続され、前記複数のハブそれぞれからの情報を受信する上位機器と、
を備えることを特徴とする車載ネットワーク。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記複数のハブは、前記センサ側のインターフェースについて、通信プロトコルと通信速度との少なくとも一方で種類を区分けした場合、前記種類と当該種類の接続可能数とが前記複数のハブ間で同じとされていると共に、前記上位機器側のインターフェースについても前記種類と当該種類の接続可能数とが前記複数のハブ間で同じとされている
ことを特徴とする請求項1に記載の車載ネットワーク。
【請求項3】
前記複数のハブは、前記センサ側のインターフェースを介して前記2以上のセンサに対して電力供給する
ことを特徴とする請求項1に記載の車載ネットワーク。
【請求項4】
前記複数のハブは、情報の緊急度に応じた方法で前記上位機器に情報送信可能となっている
ことを特徴とする請求項1に記載の車載ネットワーク。
【請求項5】
前記複数のハブは、上位機器に送信する情報を、複数段階の異なる通信速度のうちどの通信速度で送信するかを判断する信号処理部を備える
ことを特徴とする請求項4に記載の車載ネットワーク。
【請求項6】
前記複数のハブは、前記2以上のセンサの一部から情報を入力して第1の通信方式により送信する第1信号処理部と、前記2以上のセンサの他の一部から情報を入力して第1の通信方式と通信速度が異なる第2の通信方式により送信する第2信号処理部と、を備える
ことを特徴とする請求項4に記載の車載ネットワーク。
【請求項7】
前記複数のハブは、前記2以上のセンサより受信した情報に基づいて内容が異なる他の情報を生成し、前記受信した情報に代えて前記他の情報を送信する信号処理部を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の車載ネットワーク。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車載ネットワークに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両に設置されたカメラやレーダ等のセンサ類と、センサ類からの情報を受信すると共に受信したセンサ類からの情報を集約して送信するハブと、ハブから集約されて送信される情報に基づいて処理を行う上位ECU(Electronic Control Unit)等の上位機器と、を備えた車載ネットワークが提案されている(例えば特許文献1参照)。この車載ネットワークによれば、センサ類を直接上位機器に接続する必要がなく、全体として接続配線が長くなったり煩雑化したりすることの抑制につなげることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-104338号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の車載ネットワークは、複数のハブがリング状に接続され、リング状に接続される複数のハブのうち一部のみが上位機器と接続されている。このため、上位機器に直接接続されないハブは、まずは他のハブに情報を送信する必要があり、上位機器に直接接続されたハブは、自己が集約した情報と、他のハブが集約して送信してきた情報とを上位機器に送信する必要があった。そして、このような構成であるため、上位機器にデータ送信するための通信線については、より大きいデータ量を送信可能なものとする必要があった。
【0005】
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、上位機器にデータ送信するための通信線について、送信するデータ量を抑えることが可能な車載ネットワークを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る車載ネットワークは、車両に設置され、車両において情報の送受信を行う車載ネットワークであって、車両又は車両周囲の情報を取得可能な複数のセンサと、それぞれが、前記複数のセンサのうち2以上のセンサからの情報を受信すると共に前記2以上のセンサに基づく情報を送信する複数のハブと、前記複数のハブそれぞれに対して他のハブを経由することなく通信用の幹線を介して接続され、前記複数のハブそれぞれからの情報を受信する上位機器と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、上位機器にデータ送信するための通信線について、送信するデータ量を抑えることが可能な車載ネットワークを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態に係る車載ネットワークを示すブロック図である。
図1に示したセンサハブの詳細を示すブロック図である。
第2実施形態に係るセンサハブを示すブロック図である。
第3実施形態に係るセンサハブを示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることはいうまでもない。
【0010】
図1は、本発明の第1実施形態に係る車載ネットワークを示すブロック図である。図1に示すように、車載ネットワーク1は、車両Vに搭載され、車両Vに関する情報の送受信を行うものである。この車載ネットワーク1は、複数のセンサ10と、複数のセンサハブ(ハブ)20と、複数の上位機器30とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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