TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025020562
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-13
出願番号2023124029
出願日2023-07-31
発明の名称足踏み式ボールバルブ
出願人日本精器株式会社
代理人個人,個人
主分類F16K 31/62 20060101AFI20250205BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】バルブの上流側にストレーナやフィルタを配置する必要がないため、メンテナンスに手数を要さないボールバルブの利点を享有しながら、信頼性が高く利便性のよいエアーコンプレッサやエアータンクに溜まるドレンの排出を行うバルブに適用することができる足踏み式ボールバルブを提供すること。
【解決手段】ペダル2を踏み込むことで流体の流れを制御するもので、本体1と、本体1に揺動可能に配置され、リターンバネ3によって付勢されるペダル2と、本体1の内部に配置した、ボールバルブ4、ボールバルブ4の開閉を行う軸41に固定されたピニオンギア5及びこのピニオンギア5と噛合し、ペダル2の操作に連動して摺動するラックギア6とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ペダルを踏み込むことで流体の流れを制御する足踏み式バルブであって、
本体と、
本体に揺動可能に配置され、リターンバネによって付勢されるペダルと、
本体の内部に配置した、ボールバルブ、ボールバルブの開閉を行う軸に固定されたピニオンギア及びピニオンギアと噛合し、ペダルの操作に連動して摺動するラックギアと
を備えたことを特徴とする足踏み式ボールバルブ。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記ラックギアを、ラックギアに設けたノックピンを、ペダルの裏面に設けたフックブラケットに形成した透孔に挿通することでペダルの操作に連動して摺動するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の足踏み式ボールバルブ。
【請求項3】
前記ボールバルブの開閉を行う軸を90°回転させるために要するラックギアの摺動移動量を10mm以下としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の足踏み式ボールバルブ。
【請求項4】
前記ラックギアを摺動動作を案内するガイドプレートを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の足踏み式ボールバルブ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エアーコンプレッサやエアータンクに溜まるドレンの排出を行うバルブに適用することができる足踏み式ボールバルブに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、エアーコンプレッサやエアータンクに溜まるドレンの排出を行うために、手動式ボールバルブや自動排出式のフロート形ドレントラップ、電磁トラップ、大型タンク等で電動式ボールバルブ等が用いられてきた。
【0003】
このうち、ボールバルブ以外では、ポペット式やスプール式のバルブが用いているが、これらの形式のバルブに、ドレンに含まれる錆やスラッジ等の固形物が入り込むと、噛み込みや詰まりを生じたりして問題を起こすおそれがあることから、バルブの上流側にストレーナやフィルタを配置して固形物を除去する必要があり、ストレーナやフィルタの定期的なメンテナンスに手数を要するという問題があった。
【0004】
一方、ボールバルブは、バルブの上流側にストレーナやフィルタを配置する必要がないため、メンテナンスに手数を要しないという利点があるが、電動式ボールバルブは開閉速度が遅いことから、ドレン排出が完了しても直ぐにバルブが閉止せずに無駄なエアーを消費するという問題があった。
【0005】
また、手動式ボールバルブは、コストが安く、信頼性も高いことから、広く一般に用いられているが、ドレン排出口は通常タンクの底に設置されることから、手動式ボールバルブも床面近くに設置されることから、操作性が悪く、屈む等の無理な姿勢での操作を強いられたり、手が汚れる等の問題があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記従来のエアーコンプレッサやエアータンクに溜まるドレンの排出を行うバルブが有する問題点に鑑み、バルブの上流側にストレーナやフィルタを配置する必要がないため、メンテナンスに手数を要さないボールバルブの利点を享有しながら、信頼性が高く利便性のよいエアーコンプレッサやエアータンクに溜まるドレンの排出を行うバルブに適用することができる足踏み式ボールバルブを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の足踏み式ボールバルブは、
ペダルを踏み込むことで流体の流れを制御する足踏み式バルブであって、
本体と、
本体に揺動可能に配置され、リターンバネによって付勢されるペダルと、
本体の内部に配置した、ボールバルブ、ボールバルブの開閉を行う軸に固定されたピニオンギア及びピニオンギアと噛合し、ペダルの操作に連動して摺動するラックギアと
を備えたことを特徴とする。
【0008】
この場合において、前記ラックギアを、ラックギアに設けたノックピンを、ペダルの裏面に設けたフックブラケットに形成した透孔に挿通することでペダルの操作に連動して摺動するようにすることができる。
【0009】
この場合において、前記ボールバルブの開閉を行う軸を90°回転させるために要する
ラックギアの摺動移動量を10mm以下とすることができる。
【0010】
また、前記ラックギアを摺動動作を案内するガイドプレートを備えることができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

日本精器株式会社
足踏み式ボールバルブ
9日前
個人
流路体
1か月前
個人
クラッチ装置
1か月前
個人
免震留具
2か月前
個人
固着具と成形品部材
1か月前
個人
回転式配管用支持具
1日前
株式会社アイシン
駆動装置
1か月前
株式会社オンダ製作所
継手
15日前
カヤバ株式会社
緩衝器
1か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
1か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
2か月前
株式会社ミクニ
弁装置
16日前
株式会社ミクニ
弁装置
16日前
株式会社不二工機
逆止弁
29日前
株式会社ナベル
直動機構
2か月前
個人
角型菅の連結構造及び工法
1日前
株式会社不二工機
電動弁
1か月前
株式会社ナジコ
自在継手
23日前
カヤバ株式会社
緩衝装置
16日前
協和工業株式会社
空気弁
8日前
矢崎化工株式会社
連結具
1か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
9日前
未来工業株式会社
固定体
2か月前
株式会社能重製作所
固定具
16日前
株式会社PILLAR
継手
2か月前
株式会社テイエルブイ
自動弁装置
1か月前
株式会社トヨックス
可撓管
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
株式会社キッツ
ボールバルブ
9日前
NTN株式会社
玉軸受
2か月前
因幡電機産業株式会社
取付具
2か月前
エバック株式会社
断熱ホース
22日前
日本精工株式会社
転がり軸受
2か月前
株式会社ニフコ
ダンパー装置
2か月前
株式会社オンダ製作所
管継手用カバー
2か月前
株式会社ジェイテクト
歯車装置
15日前
続きを見る