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公開番号2025020179
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-12
出願番号2024185904,2023525891
出願日2024-10-22,2022-06-01
発明の名称車両用表示システム、車両用表示方法、及び車両用表示プログラム
出願人株式会社デンソー
代理人弁理士法人サトー
主分類B60K 35/28 20240101AFI20250204BHJP(車両一般)
要約【課題】乗員が視線を移動する回数や首を振る回数を極力抑制しながら適切な情報を確認できるようにした車両用表示システム、車両用表示方法及び車両用表示プログラムを提供すること。
【解決手段】判定部は、車両乗員により見られている主コンテンツを判定する。変化検知部は、主コンテンツに関連する状況が変化、又は、主コンテンツに関連する関連コンテンツの状況が変化したことを検知する。表示処理部は、変化検知部による検知結果に基づいて主コンテンツ又は関連コンテンツの表示態様を変更し、主コンテンツ及び関連コンテンツを車両乗員の視線の先の視野範囲に表示する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両乗員により見られている主コンテンツを判定する判定部(11c)と、
前記主コンテンツに関連する状況が変化、又は、前記主コンテンツに関連する関連コンテンツの状況が変化したことを検知する変化検知部(11d)と、
前記変化検知部による検知結果に基づいて前記主コンテンツ又は前記主コンテンツに関連する関連コンテンツの表示態様を変更し、前記主コンテンツ及び前記関連コンテンツを前記車両乗員の視線の先の視野範囲に表示する表示処理部(13)と、
ドライバの運転負荷を判定する運転負荷判定部(11e)と、を備え、
前記表示処理部は、自動運転レベルII以下の状態において、又は、ドライバに周辺監視の義務がある運転モードの状況下において、前記運転負荷判定部による運転負荷に基づいて前記関連コンテンツの情報量を変更して表示処理する車両用表示システム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記運転負荷判定部は、停車中、また、その停車中にナビゲーションの目的地や現在地の設定しているときは運転負荷を低いと判定し、前記表示処理部は、前記関連コンテンツの情報量を標準より多くして表示させる請求項1記載の車両用表示システム。
【請求項3】
前記運転負荷判定部は、ACCによる追従走行や、レーンキープアシスト(LAS)による定常運転時には運転負荷を低いと判定し、前記表示処理部は、前記関連コンテンツの情報量を標準より多くして表示させる請求項1記載の車両用表示システム。
【請求項4】
前記運転負荷判定部は、レーンチェンジアシストを実行している最中には運転負荷を高いと判定し、前記表示処理部は、前記関連コンテンツの情報量を標準より少なくしたり目立たないように表示させる請求項1記載の車両用表示システム。
【請求項5】
前記変化検知部により状況変化が検知される前は、前記表示処理部は、前記関連コンテンツをデフォルトの所定位置に表示し、前記状況変化が検知された後は、前記関連コンテンツを前記視野範囲に移動又は複製する請求項1から4の何れか一項に記載の車両用表示システム。
【請求項6】
前記表示処理部は、前記主コンテンツを見る前記車両乗員の位置と前記主コンテンツとの相対位置関係に応じて前記関連コンテンツを表示する位置を変更する請求項1から4の何れか一項に記載の車両用表示システム。
【請求項7】
前記表示処理部は、運転環境又は交通状況に応じて前記主コンテンツ及び前記関連コンテンツに設定される表示優先度を用いて、前記関連コンテンツを変更又は前記関連コンテンツの表示態様を変更して表示処理する請求項5記載の車両用表示システム。
【請求項8】
前記表示処理部は、1又は複数の前記車両乗員による前記関連コンテンツを確認しているか否かの状況に応じて表示するか否かを決定又は表示態様を変更する請求項1から4の何れか一項に記載の車両用表示システム。
【請求項9】
判定部(11c)が車両乗員により見られている主コンテンツを判定し、
変化検知部(11d)が前記主コンテンツに関連する状況が変化、又は、前記主コンテンツに関連する関連コンテンツの状況が変化したことを検知し、
表示処理部(13)が前記変化検知部による検知結果に基づいて前記主コンテンツ又は前記主コンテンツに関連する関連コンテンツの表示態様を変更し、前記主コンテンツ及び前記関連コンテンツを前記車両乗員の視線の先の視野範囲に表示し、
運転負荷判定部(11e)は、ドライバの運転負荷を判定し、
前記表示処理部は、自動運転レベルII以下の状態において、又は、ドライバに周辺監視の義務がある運転モードの状況下において、前記運転負荷判定部による運転負荷に基づいて前記関連コンテンツの情報量を変更して表示処理する車両用表示方法。
【請求項10】
判定部(11c)に、車両乗員により見られている主コンテンツを判定させる手順と、
変化検知部(11d)に、前記主コンテンツに関連する状況が変化、又は、前記主コンテンツに関連する関連コンテンツの状況が変化したことを検知させる手順と、
表示処理部(13)に、前記変化検知部による検知結果に基づいて前記主コンテンツ又は前記主コンテンツに関連する関連コンテンツの表示態様を変更し、前記主コンテンツ及び前記関連コンテンツを前記車両乗員の視線の先の視野範囲に表示させる手順と、
運転負荷判定部(11e)に、ドライバの運転負荷を判定させる手順と、を備え
前記表示処理部に表示させる手順では、自動運転レベルII以下の状態において、又は、ドライバに周辺監視の義務がある運転モードの状況下において、前記運転負荷判定部による運転負荷に基づいて前記関連コンテンツの情報量を変更して表示処理させる車両用表示プログラム。

発明の詳細な説明【関連出願の相互参照】
【0001】
本出願は、2021年6月2日に出願された日本出願番号2021-092992号に基づくもので、ここにその記載内容を援用する。
続きを表示(約 1,300 文字)【技術分野】
【0002】
本開示は、車両用表示システム、車両用表示方法、及び車両用表示プログラムに関する。
【背景技術】
【0003】
運転に必要な視覚情報を補うため、周辺カメラを使用した周辺監視機能が多数提案されている。例えば特許文献1参照。特許文献1記載の技術では、後方と側面の周辺カメラの撮像画像を連続した合成画像に加工することで、複数の画像を1枚のように見せている。また、ウィンカにより曲がる方向を理解し、曲がる方向の画角を広げることで周辺監視をしやすくした電子ミラー技術も提供されている。
【0004】
このように、複数画像を連続した一つの画像に加工したり、カメラ側で機械的に画角を変更したりすることで、乗員が確認している場所を概ね変更することなく、本来確認させるべき画像を視認させることができる。これらの課題は、表示器の表示面積を大きくしながらフレーミングすることでも解決できるが、フレーミング技術だけでは車両乗員が求める情報を提供できない。
【0005】
また、各種センサ類から得られる情報をグラフィカルな視覚情報にすることで、見やすく分かりやすい情報に変更して運転をサポートする技術も提供されている。技術が向上するにつれて車両内で取り扱われる情報は増加し、ディスプレイの表示画面の面積とその設置個数は増加傾向にある。
【0006】
多くの情報が表示されていれば車両乗員をサポートできるが、乗員の視野範囲は限られているため全ての情報を一度に確認できない。そのため、車両乗員が視線を移動する回数が増加したり、首を振ったりする回数が増加し不便となる。また、多くの情報が表示されていると、必要且つ適切な情報をわずかな時間で探索し一目で確認することも困難である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2019-118016号公報
【発明の概要】
【0008】
本開示の目的は、乗員が視線を移動する回数や首を振る回数を極力抑制しながら適切な情報を確認できるようにした車両用表示システム、車両用表示方法及び車両用表示プログラムを提供することにある。
【0009】
本開示の一態様によれば、判定部は、車両乗員により見られている主コンテンツを判定し、変化検知部は、主コンテンツに関連する状況が変化、又は、主コンテンツに関連する関連コンテンツの状況が変化したことを検知する。表示処理部は、変化検知部による検知結果に基づいて主コンテンツ又は関連コンテンツの表示態様を変更し、主コンテンツ及び関連コンテンツを車両乗員の視線の先の視野範囲に表示する。
【0010】
運転負荷判定部はドライバの運転負荷を判定する。表示処理部は、自動運転レベルII以下の状態において、又は、ドライバに周辺監視の義務がある運転モードの状況下において、運転負荷判定部による運転負荷に基づいて関連コンテンツの情報量を変更して表示処理する。
(【0011】以降は省略されています)

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