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公開番号
2025019663
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123392
出願日
2023-07-28
発明の名称
電極合材、リチウムイオン電池、及びリチウムイオン電池の製造方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
株式会社豊田自動織機
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
4/38 20060101AFI20250131BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】本開示は、充電時の膨張が小さい電極合材、そのような電極合材を有するリチウムイオン電池、及びそのようなリチウムイオン電池の製造方法を提供する。
【解決手段】本開示の電極合材は、シリコンクラスレート粒子、及びアモルファスシリコン粒子を含み、かつ下記関係式を満たす:0atom%<アモルファスシリコン粒子のシリコンの原子数/(アモルファスシリコン粒子のシリコンの原子数+シリコンクラスレート粒子のシリコンの原子数)<50atom%。本開示のリチウムイオン電池は、電極活物質層を有し、かつ電極活物質層が、本開示の電極合材を含有している。また、リチウムイオン電池を製造する本開示の方法は、電極活物質層を形成することを含み、かつ電極活物質層が、本開示の電極合材を含有している。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
シリコンクラスレート粒子、及びアモルファスシリコン粒子を含み、かつ下記関係式を満たす、電極合材:
0atom%<前記アモルファスシリコン粒子のシリコンの原子数/(前記アモルファスシリコン粒子のシリコンの原子数+前記シリコンクラスレート粒子のシリコンの原子数)<50atom%。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
下記関係式を満たす、請求項1に記載の電極合材:
0atom%<前記アモルファスシリコン粒子のシリコンの原子数/(前記アモルファスシリコン粒子のシリコンの原子数+前記シリコンクラスレート粒子のシリコンの原子数)≦30atom%。
【請求項3】
前記アモルファスシリコン粒子が、多孔質アモルファスシリコン粒子である、請求項1に記載の電極合材。
【請求項4】
電極活物質層を有し、かつ
前記電極活物質層が、請求項1~3のいずれか一項に記載の電極合材を含有している、
リチウムイオン電池。
【請求項5】
電極活物質層を形成することを含み、かつ
前記電極活物質層が、請求項1~3のいずれか一項に記載の電極合材を含有している、
リチウムイオン電池の製造方法。
【請求項6】
下記の工程を含む方法によって、前記電極活物質層を形成することを含む、請求項5に記載の方法:
請求項1~3のいずれか一項に記載の電極合材及び分散媒を含有している電極合材スラリーを提供すること、及び
前記電極合材スラリーを基材に塗布し、そして前記分散媒を乾燥除去して、前記電極活物質層を形成すること。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電極合材、リチウムイオン電池、及びリチウムイオン電池の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、電池の開発が盛んに行われている。例えば、自動車産業界では、電気自動車又はハイブリッド自動車に用いられる電池の開発が進められている。また、電池、特にリチウムイオン電池に用いられる電極活物質として、シリコンが知られている。
【0003】
シリコン電極活物質は理論容量が大きく、電池の高エネルギー密度化に有効である。その反面、シリコン電極活物質は、充電時の膨張が大きいという問題を有する。これに対して、シリコン電極活物質としてシリコンクラスレート電極活物質を用いることによって、充電時の膨張を抑制することが知られている。
【0004】
例えば、特許文献1は、シリコンクラスレートII型の結晶相を有し、Na
x
Si
136
(1.98<x<2.54)の組成を有する、シリコンクラスレート電極活物質を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-158003号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
シリコンクラスレート電極活物質は通常のシリコン電極活物質と比較して充電時の膨張を抑制できるものの、シリコンクラスレート電極活物質の充電時の膨張を更に抑制することが求められている。
【0007】
本開示は、充電時の膨張が小さい電極合材、そのような電極合材を有するリチウムイオン電池、及びそのようなリチウムイオン電池の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本件開示者等は、以下の手段により上記課題を解決することができることを見出した。
〈態様1〉
シリコンクラスレート粒子、及びアモルファスシリコン粒子を含み、かつ下記関係式を満たす、電極合材:
0atom%<前記アモルファスシリコン粒子のシリコンの原子数/(前記アモルファスシリコン粒子のシリコンの原子数+前記シリコンクラスレート粒子のシリコンの原子数)<50atom%。
〈態様2〉
下記関係式を満たす、態様1に記載の電極合材:
0atom%<前記アモルファスシリコン粒子のシリコンの原子数/(前記アモルファスシリコン粒子のシリコンの原子数+前記シリコンクラスレート粒子のシリコンの原子数)≦30atom%。
〈態様3〉
前記アモルファスシリコン粒子が、多孔質アモルファスシリコン粒子である、態様1又は2に記載の電極合材。
〈態様4〉
電極活物質層を有し、かつ
前記電極活物質層が、態様1~3のいずれか一項に記載の電極合材を含有している、
リチウムイオン電池。
〈態様5〉
電極活物質層を形成することを含み、かつ
前記電極活物質層が、態様1~3のいずれか一項に記載の電極合材を含有している、
リチウムイオン電池の製造方法。
〈態様6〉
下記の工程を含む方法によって、前記電極活物質層を形成することを含む、態様5に記載の方法:
態様1~3のいずれか一項に記載の電極合材及び分散媒を含有している電極合材スラリーを提供すること、及び
前記電極合材スラリーを基材に塗布し、そして前記分散媒を乾燥除去して、前記電極活物質層を形成すること。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、充電時の膨張が小さい電極合材、そのような電極合材を有するリチウムイオン電池、及びそのようなリチウムイオン電池の製造方法を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態について詳述する。なお、本開示は、以下の実施の形態に限定されるのではなく、開示の本旨の範囲内で種々変形して実施できる。
(【0011】以降は省略されています)
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