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公開番号2025019595
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-07
出願番号2023123280
出願日2023-07-28
発明の名称情報処理装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人第一テクニカル国際特許事務所
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250131BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザへの消耗品の配送契約が締結された状態であっても、配送によらない消耗品の入手態様を可能とすることでユーザ又はメーカの利便性を向上する。
【解決手段】消耗品をユーザに提供するサービスの契約を管理する管理サーバ100であって、消耗品の残量が所定残量を下回った場合に、新たな消耗品をユーザに発送する自動配送モードと、ユーザに対し発送によらない新たな消耗品の入手態様を依頼する引換券QRコード(登録商標)を出力する配送レスモードと、の少なくとも2つの状態の何れか1つの状態である配送モードを記憶する不揮発性記憶装置130と、プロセッサ110と、を有し、プロセッサ110は、配送モードを変更するための所定条件を満たすか否かを判定するST20~ST30と、所定条件を満たすと判定された場合に、配送モードを変更するST35、ST40と、を実行する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
消耗品をユーザに提供するサービスの契約を管理する情報処理装置であって、
前記消耗品の残量が所定残量を下回った場合に、新たな消耗品をユーザに発送する第1状態と、ユーザに対し前記発送によらない前記新たな消耗品の入手態様を依頼する入手依頼情報を出力する第2状態と、の少なくとも2つの状態の何れか1つの状態である提供状態を記憶する記憶部と、
制御部と、
を有し、
前記制御部は、
前記提供状態を変更するための所定条件を満たすか否かを判定する判定処理と、
前記判定処理において前記所定条件を満たすと判定された場合に、前記提供状態を変更する状態変更処理と、
を実行する、情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記入手依頼情報は、前記新たな消耗品と交換可能な引換券である、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記入手依頼情報は、前記新たな消耗品の購入を前記ユーザに依頼する購入依頼報知であり、
前記制御部は、さらに、
前記ユーザの前記新たな消耗品の購入に基づき、当該新たな消耗品の購入費用に対応する所定の第1利益を当該ユーザに付与する第1利益供与処理を実行する、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第1利益は、
前記購入費用の対価の返金であるか、若しくは、
前記購入費用に対応する、所定の処理装置における処理権限の付与である、請求項3記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記処理装置は、
前記サービスの契約に基づき、ユーザの課金に応じて許容印刷量が設定される印刷装置であり、
前記処理権限の付与は、無償若しくは割引により前記許容印刷量を増大させることである、請求項4の情報処理装置。
【請求項6】
前記制御部は、さらに、
前記第2状態でユーザが前記新たな消耗品を入手した場合に、当該新たな消耗品の配送費用に対応する所定の第2利益を当該ユーザに付与する第2利益供与処理を実行する、請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第2利益は、
前記配送費用の対価の返金であるか、若しくは、
前記配送費用に対応する、所定の処理装置における処理権限の付与である、請求項6記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記処理装置は、
前記サービスの契約に基づき、ユーザの課金に応じて許容印刷量が設定される印刷装置であり、
前記処理権限の付与は、無償若しくは割引により前記許容印刷量を増大させることである、請求項7の情報処理装置。
【請求項9】
前記制御部は、
前記記憶部に記憶された前記提供状態が前記第1状態であって、前記消耗品の残量が前記所定残量を下回った後、前記新たな消耗品がユーザに届くまでの配送所要時間が所定の所定時間を超える場合に、
前記判定処理において、前記所定条件を満たすと判定し、
前記状態変更処理において、前記提供状態を前記第1状態から前記第2状態に変更する、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記制御部は、
前記記憶部に記憶された前記提供状態が前記第1状態であって、前記消耗品が装着された後、当該消耗品の消費速度が所定速度を超える場合に、
前記判定処理において、前記所定条件を満たすと判定し、
前記状態変更処理において、前記提供状態を前記第1状態から前記第2状態に変更する、請求項1記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、消耗品に係わるサービスの契約を管理する情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に記載のように、契約期間中、所定の期間毎に、一定の金額で予め設定された枚数の印刷処理を実行可能な技術が知られている。ユーザと契約を締結したメーカから当該ユーザのもとへ消耗品が配送されることで、ユーザは自ら買いに行かなくても消耗品を入手することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-49767号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように消耗品の配送を前提としたサービスの契約が締結された状態であっても、何らかの事情により、配送によらない消耗品の入手態様のほうがユーザ又はメーカにとって都合のよい場合があり得る。特許文献1では、そのような場合については、特に考慮されていない。
【0005】
本発明の目的は、ユーザへの消耗品の配送契約が締結された状態であっても、配送によらない消耗品の入手態様を可能とすることでユーザ又はメーカの利便性を向上できる、情報処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本願発明は、消耗品をユーザに提供するサービスの契約を管理する情報処理装置であって、前記消耗品の残量が所定残量を下回った場合に、新たな消耗品をユーザに発送する第1状態と、ユーザに対し前記発送によらない前記新たな消耗品の入手態様を依頼する入手依頼情報を出力する第2状態と、の少なくとも2つの状態の何れか1つの状態である提供状態を記憶する記憶部と、制御部と、を有し、前記制御部は、前記提供状態を変更するための所定条件を満たすか否かを判定する判定処理と、前記判定処理において前記所定条件を満たすと判定された場合に、前記提供状態を変更する状態変更処理と、を実行する。
【0007】
本願発明においては、第1状態であるか第2状態であるか、を表す提供状態が、記憶部に記憶されている。第1状態は、消耗品の残量が所定残量を下回った場合に、新たな消耗品をユーザに発送する状態である。第2状態は、上記発送によらない新たな消耗品の入手態様をユーザに対し依頼する、入手依頼情報が出力される状態である。
【0008】
制御部において判定処理が実行されることで、提供状態を変更するための所定条件を満たしているか否かが判定され、所定条件を満たすと判定された場合には状態変更処理が実行され、提供状態が変更される。この結果、ユーザ又はメーカにとって好都合となるように、提供状態を変更することが可能となる。
【0009】
例えば、第1状態において消耗品の発送がなされるときには住所等の個人情報の登録が必要であるが、個人情報の漏洩を好まないユーザにとっては不便である。このような場合、提供状態を第2状態に切り替えることで、ユーザは入手依頼情報に基づき発送によらずに消耗品を入手可能となるため、当該ユーザにとっての利便性を向上することができる。
【0010】
また例えば、ユーザの居所が遠隔地である等によりメーカからの配送に必要な時間やコストが増大する場合がある。この場合には、提供状態を第2状態に切り替えることで発送によらずにユーザが消耗品を入手可能となり、メーカからの発送が不要となるため、当該メーカにとっての利便性を向上することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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