TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025019427
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123035
出願日
2023-07-28
発明の名称
画像記録装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人ATEN
主分類
B41J
11/70 20060101AFI20250131BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】筐体に対する給送トレイの移動によりシート状媒体の搬送方向下流が筐体等に接触するのを抑制する。
【解決手段】プリンタは、筐体100Aと、ロール体Rを収容可能な給送トレイ1と、切断部5と、中間ローラ対4Aと、制御部とを含む。制御部は、給送トレイ1の底面11Aに支持されるロール紙Rsを持ち上げた状態となるように中間ローラ対4Aを制御し、持ち上げた状態でロール紙Rsの切断するように切断部5を制御する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体と、
前記筐体に対して上下方向と交差する方向に移動可能に支持される給送トレイであって、シート状媒体がロール状に巻回されたロール体を収容可能であり、前記ロール体から巻き解かれたシート状媒体を支持する支持面を有する給送トレイと、
前記給送トレイよりも上方に配置される切断部と、
前記ロール体から巻き解かれたシート状媒体に対して画像を記録する記録部と、
駆動力が伝達されることで駆動する駆動機構と、
制御部と、を備えており、
前記制御部は、
前記給送トレイの前記支持面に支持されるシート状媒体を持ち上げた状態となるように前記駆動機構を制御し、
前記持ち上げた状態でシート状媒体を切断するように前記切断部を制御することを特徴とする画像記録装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記駆動機構は、前記ロール体から巻き解かれたシート状媒体を搬送方向に搬送する搬送ローラ対であって、前記切断部よりも前記搬送方向の下流に配置された搬送ローラ対を含み、
前記制御部は、シート状媒体に張力を付与することで前記給送トレイの前記支持面からシート状媒体を持ち上げた状態となるように、前記搬送ローラ対の回転を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項3】
前記切断部よりも前記搬送方向の上流に配置されたローラ対と、
前記ローラ対を構成する2つのローラの一方を他方に向けて付勢する付勢部と、をさらに備えており、
前記制御部は、シート状媒体が前記搬送ローラ対及び前記ローラ対に挟持された状態で、前記搬送ローラ対の回転を制御することを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
【請求項4】
前記ロール体から巻き解かれて前記給送トレイの前記支持面に支持されたシート状媒体と第1位置で接触し、シート状媒体を前記切断部へ向けて給送する給送ローラをさらに備えており、
前記給送ローラは、張力が付与されたシート状媒体によって、前記第1位置よりも前記給送トレイの前記支持面から離れた第2位置まで持ち上げられた状態となることを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
【請求項5】
前記ロール体から巻き解かれたシート状媒体を前記切断部に向けて案内するガイドをさらに備えており、
前記ガイドは、前記給送ローラが前記第1位置にあるときに配置される第3位置と、前記給送ローラが前記第2位置にあるときに配置され前記第3位置よりも上方の第4位置との間において移動可能に前記給送ローラに連結されていることを特徴とする請求項4に記載の画像記録装置。
【請求項6】
前記切断部よりも前記搬送方向の上流に配置され、前記搬送ローラ対によって搬送されるシート状媒体に負荷をかける負荷部材をさらに備えており、
前記駆動機構は、第1状態と、前記第1状態よりも大きい負荷を前記負荷部材によってシート状媒体にかける第2状態と、を選択的に取らせることが可能であり、
前記制御部は、前記第1状態でシート状媒体を搬送するように前記駆動機構を制御した後、前記第1状態から前記第2状態に移行するように前記駆動機構を制御してから前記切断部でシート状媒体を切断することを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
【請求項7】
前記給送トレイの前記支持面に支持されるシート状媒体を持ち上げる前の状態における前記ロール体から前記切断部までのシート状媒体の長さから前記持ち上げた状態における前記ロール体から前記切断部までのシート状媒体の長さを差し引いた長さが、前記給送トレイの上端から前記切断部までのシート状媒体の搬送経路に沿った長さ以上であることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロール体を収容可能な給送トレイを含む画像記録装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、画像処理装置の装置本体(筐体)に引出自在に装着され、用紙(シート状媒体)がロール状に巻かれたロール紙(ロール体)を収容可能な2つの給紙トレイ(給送トレイ)について記載されている。これら給紙トレイは、上下二段に配置されており、それぞれに、ロール紙から巻き解かれた用紙を搬送する送り出しローラと、送り出しローラにより搬送される用紙を案内する給紙通路と、給紙通路を通る用紙を切断可能なカッタ(切断部)とが設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-187495号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載の給紙トレイには、カッタが設けられているため、給紙トレイ自体の構成が複雑な構成となる。そこで本発明者は、給送トレイ自体の構成を簡略化するため、切断部を給送トレイではなく筐体に設けることを検討したところ、以下の課題を知見した。
【0005】
筐体に切断部を設けた場合、切断部はロール体から巻き解かれたシート状媒体を給送トレイよりも上方において切断し、切断部で切断されたシート状媒体の搬送方向下流端は給送トレイよりも上方に飛び出た位置に配置される。この状態で、給送トレイを筐体に対して移動させると、シート状媒体の搬送方向下流端が筐体や筐体に設けられた構成要素(例えば、給送ローラなど)に接触しやすい。この場合、シート状媒体の搬送方向下流端が折れ曲がり、ジャムが生じ得る。
【0006】
本発明の目的は、筐体に対する給送トレイの移動によりシート状媒体の搬送方向下流端が筐体等に接触するのを抑制することが可能な画像記録装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の画像記録装置は、筐体と、前記筐体に対して上下方向と交差する方向に移動可能に支持される給送トレイであって、シート状媒体がロール状に巻回されたロール体を収容可能であり、前記ロール体から巻き解かれたシート状媒体を支持する支持面を有する給送トレイと、前記給送トレイよりも上方に配置される切断部と、前記ロール体から巻き解かれたシート状媒体に対して画像を記録する記録部と、駆動力が伝達されることで駆動する駆動機構と、制御部と、を備えており、前記制御部は、前記給送トレイの前記支持面に支持されるシート状媒体を持ち上げた状態となるように前記駆動機構を制御し、前記持ち上げた状態でシート状媒体を切断するように前記切断部を制御する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の画像記録装置によると、シート状媒体が持ち上がった状態で切断部により切断されることで、当該切断動作により形成されるシート状媒体の搬送方向下流端が下方に移動する。このため、シート状媒体を切断部で切断した後に給送トレイを筐体に対して移動させても、シート状媒体の搬送方向下流端が筐体等に接触するのを抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態にかかるプリンタの内部構造を示す概略側面図である。
図1に示すプリンタの電気的構成を示すブロック図である。
図1に示す一対のローラ及びその周辺を示す要部側面図である。
ロール紙を底面から持ち上げた状態を示す要部側面図である。
底面から持ち上げられたロール紙の切断後の状況を示す要部側面図である。
図5に示す給送トレイを外方位置に移動させたときの状況を示す要部側面図である。
第1変形例に係るプリンタの要部側面図である。
第2変形例に係るプリンタの要部側面図である。
第3変形例に係るプリンタの要部平面図である。
第4変形例に係るプリンタの要部側面図であり、(a)は支持板が上方位置にあるときの状況を示す図であり、(b)は支持板が下方位置にあるときの状況を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の好適な一実施形態に係るプリンタ100(本発明の「画像記録装置」)について、図1を参照しつつ、以下に説明する。なお、図1に示す上下方向、前後方向及び左右方向を、プリンタ100の上下方向、前後方向及び左右方向とする。左右方向は、プリンタ100の前方から見たときの方向であり、図1中紙面手前側が右側であり、図1中紙面奥側が左側である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
シヤチハタ株式会社
反転式印判
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
13日前
独立行政法人 国立印刷局
記録媒体
19日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
26日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
19日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
13日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1か月前
株式会社リコー
液体を吐出する装置
5日前
株式会社リコー
液体を吐出する装置
5日前
ブラザー工業株式会社
補助部材
26日前
株式会社リコー
画像形成装置及び検査台
1か月前
キヤノン株式会社
定着装置および加熱装置
26日前
セイコーエプソン株式会社
記録装置
6日前
スター精密株式会社
プリンタ
26日前
セイコーエプソン株式会社
記録装置
6日前
キヤノン株式会社
定着装置および加熱装置
26日前
ブラザー工業株式会社
画像記録装置
26日前
理想科学工業株式会社
印刷装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
記録装置
20日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
26日前
船井電機株式会社
印刷装置及び制御方法
1か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ及びプログラム
20日前
株式会社ミマキエンジニアリング
印刷システム
1か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
26日前
理想科学工業株式会社
画像形成装置および方法
28日前
FCLコンポーネント株式会社
プリンタ
1か月前
セイコーエプソン株式会社
記録装置
19日前
セイコーエプソン株式会社
記録装置
19日前
セイコーエプソン株式会社
記録装置
19日前
キヤノン株式会社
記録装置
27日前
セイコーエプソン株式会社
記録装置
19日前
キヤノン株式会社
記録装置
27日前
セイコーエプソン株式会社
記録装置
19日前
セイコーエプソン株式会社
印刷装置
23日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド及び液体吐出装置
23日前
続きを見る
他の特許を見る