TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025012698
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115740
出願日
2023-07-14
発明の名称
記録装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/17 20060101AFI20250117BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】ヒートシンクを用いて発熱部品から排インク貯蔵部に熱を伝達する構成では、コストアップを招く。
【解決手段】記録装置は、媒体に対し液体を吐出して記録する液体吐出ヘッドと、液体吐出ヘッドのメンテナンスで生じた廃液を貯留する容器であって、蒸発した揮発成分を排出する排気口を上部に備える廃液貯留容器と、電力消費により発熱する発熱部と、を備え、廃液貯留容器は、排気口が装置本体の上面に露出する位置に配置され、発熱部は、廃液貯留容器より下方の位置であって、発熱部により生じた熱が対流によって廃液貯留容器に伝わる位置に配置される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
媒体に対し液体を吐出して記録する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドのメンテナンスで生じた廃液を貯留する容器であって、蒸発した揮発成分を排出する排気口を上部に備える廃液貯留容器と、
電力消費により発熱する発熱部と、
を備え、
前記廃液貯留容器は、前記排気口が装置本体の上面に露出する位置に配置され、
前記発熱部は、前記廃液貯留容器より下方の位置であって、前記発熱部により生じた熱が対流によって前記廃液貯留容器に伝わる位置に配置される、
ことを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の記録装置において、
前記発熱部を複数備え、
前記複数の発熱部は、電子部品を備える基板を含み、
前記基板は、装置幅方向における前記装置本体の一方の側部に、前記装置本体の側面に沿う様に配置される、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項3】
請求項2に記載の記録装置において、
前記複数の発熱部は、電源ユニットを含み、
前記電源ユニットは、装置幅方向における前記装置本体の一方の側部と他方の側部のうち、前記基板が配置された側部に設けられる、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項4】
請求項2に記載の記録装置において、
前記基板の上部は、前記廃液貯留容器の側面と対向する、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項5】
請求項1に記載の記録装置において、
前記液体吐出ヘッドから吐出する液体を収容する液体収容部を備え、
前記発熱部は、装置幅方向における前記装置本体の一方の側部と他方の側部のうち、前記一方の側部に設けられ、
前記液体収容部は、前記他方の側部に設けられる、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項6】
請求項5に記載の記録装置において、
前記廃液貯留容器は、前記廃液を受け入れる廃液導入口を備え、
前記廃液貯留容器の内部には、前記廃液を吸収する廃液吸収材が設けられ、
前記廃液導入口と前記廃液吸収材との間には、前記廃液を前記廃液吸収材に導く容器内流路が設けられ、
前記廃液導入口は、装置幅方向における前記廃液貯留容器の一方の側部と他方の側部のうち、前記発熱部から遠い側部に設けられる、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項7】
請求項2に記載の記録装置において、
前記液体吐出ヘッドの液体吐出面を覆う状態と前記液体吐出面から離間する状態とに切り換え可能なキャップ部と、
前記キャップ部から前記廃液貯留容器へと廃液を導く為のポンプと、
前記ポンプを駆動するポンプモーターと、
を備え、
前記複数の発熱部は、前記ポンプモーターを含み、
前記ポンプモーターが、前記廃液貯留容器の下に配置される、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項8】
請求項1に記載の記録装置において、
前記発熱部から前記廃液貯留容器へ気体を導くファンを備える、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項9】
請求項1に記載の記録装置において、
前記発熱部から前記廃液貯留容器へ気体を導くガイドを備える、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項10】
請求項1に記載の記録装置において、
温湿度を検出する温湿度検出部を備え、
前記廃液貯留容器の廃液総量を管理する制御部は、前記温湿度に基づき廃液総量を求め、
求めた廃液総量が許容値を超える場合、アラートを発する、
ことを特徴とする記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体に記録を行う記録装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1記載のインクジェット記録装置は、印字ヘッドの機能維持のために行うクリーニングで生じたインクを排インク貯蔵部に貯蔵する構成を備えている。またこのインクジェット記録装置は、排インク貯蔵部内のインク吸収体の乾燥を促進させてインク貯蔵能力を回復させる為に、発熱部品と熱的に結合したヒートシンクを、排インク貯蔵部の熱伝達に用いる様に構成されている。
具体的には、電源ユニットに対して側方に排インクタンクを設け、電源ユニットの側面にヒートシンクを接触させ、このヒートシンクを排インク吸収体の底面にまで延設している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-108326号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1記載の構成にあっては、電源ユニットで生じた熱を、ヒートシンクを介してインク吸収体に伝える構成のため、ヒートシンクが必要となり、装置のコストアップを招くこととなる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する為の、本発明の記録装置は、媒体に対し液体を吐出して記録する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドのメンテナンスで生じた廃液を貯留する容器であって、蒸発した揮発成分を排出する排気口を上部に備える廃液貯留容器と、電力消費により発熱する発熱部と、を備え、前記廃液貯留容器は、前記排気口が装置本体の上面に露出する位置に配置され、前記発熱部は、前記廃液貯留容器より下方の位置であって、前記発熱部により生じた熱が対流によって前記廃液貯留容器に伝わる位置に配置されることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
プリンターの外観斜視図。
プリンターの媒体搬送経路を装置左側から見た図。
プリンターの各構成要素を模式的に示した図。
廃液貯留容器の斜視図。
廃液貯留容器の断面斜視図。
プリンターの各構成要素を模式的に示した図。
プリンターの各構成要素を模式的に示した図。
制御部が実行する制御の流れを示すフローチャート。
廃液残量の変化の一例を示す図。
温度と湿度の区分を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明を概略的に説明する。
第1の態様に係る記録装置は、媒体に対し液体を吐出して記録する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドのメンテナンスで生じた廃液を貯留する容器であって、蒸発した揮発成分を排出する排気口を上部に備える廃液貯留容器と、電力消費により発熱する発熱部と、を備え、前記廃液貯留容器は、前記排気口が装置本体の上面に露出する位置に配置され、前記発熱部は、前記廃液貯留容器より下方の位置であって、前記発熱部により生じた熱が対流によって前記廃液貯留容器に伝わる位置に配置されることを特徴とする。
【0008】
本態様によれば、前記発熱部は、前記廃液貯留容器より下方の位置であって、前記発熱部により生じた熱が対流によって前記廃液貯留容器に伝わる位置に配置されることから、ヒートシンク等の別途の構成要素を用いることなく前記発熱部で生じた熱を前記廃液貯留容器に伝えて前記廃液貯留容器内の乾燥を促進させることができ、これにより装置のコストアップを抑制できる。そして前記廃液貯留容器内の乾燥を促進させることで、前記廃液貯留容器内の廃液が許容容量に達する期間を延ばすことができ、即ち前記廃液貯留容器の寿命を延ばすことができる。
【0009】
尚、前記発熱部が前記廃液貯留容器より下方の位置に配置されるとは、前記発熱部の少なくとも一部が前記廃液貯留容器より下方に位置すれば良い意味であり、前記発熱部の一部が前記廃液貯留容器と同じ高さ位置、或いは前記廃液貯留容器より上方に位置しても良い意味である。
【0010】
第2の態様は、第1の態様に従属する態様であって、前記発熱部を複数備え、前記複数の発熱部は、電子部品を備える基板を含み、前記基板は、装置幅方向における前記装置本体の一方の側部に、前記装置本体の側面に沿う様に配置されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
シヤチハタ株式会社
反転式印判
21日前
株式会社リコー
液体吐出装置
今日
独立行政法人 国立印刷局
記録媒体
6日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
13日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
情報処理装置
21日前
ブラザー工業株式会社
補助部材
13日前
株式会社リコー
画像形成装置及び検査台
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像記録装置
13日前
キヤノン株式会社
定着装置および加熱装置
13日前
キヤノン株式会社
定着装置および加熱装置
13日前
スター精密株式会社
プリンタ
13日前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
理想科学工業株式会社
印刷装置
1か月前
船井電機株式会社
印刷装置及び制御方法
1か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
13日前
理想科学工業株式会社
画像形成装置および方法
15日前
株式会社ミマキエンジニアリング
印刷システム
22日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ及びプログラム
7日前
FCLコンポーネント株式会社
プリンタ
1か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
13日前
ブラザー工業株式会社
記録装置
7日前
セイコーエプソン株式会社
記録装置
6日前
セイコーエプソン株式会社
記録装置
6日前
セイコーエプソン株式会社
記録装置
6日前
セイコーエプソン株式会社
記録装置
6日前
キヤノン株式会社
記録装置
14日前
キヤノン株式会社
記録装置
14日前
セイコーエプソン株式会社
記録装置
6日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド及び液体吐出装置
10日前
セイコーエプソン株式会社
印刷装置
10日前
キヤノン株式会社
記録装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
22日前
ブラザー工業株式会社
記録システム
13日前
株式会社京都製作所
錠剤印刷装置及び錠剤印刷方法
22日前
続きを見る
他の特許を見る